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2022年2月の記事一覧
これは、本棚に納めたら芸人のほうも納まった三四郎
三四郎を読んだら三四郎が結婚した。
このエピソードトークがウソっぽい上に面白くないのはさすがの僕でもわかる。
けど、本や音楽が思い出のトリガーになってて、
「たいしたことじゃないけど、この曲はあの年の通勤中に聞いてたなあ」
とか、覚えるつもりないのに毎回思い出すってこと、あるでしょう。
ちょうど角川文庫の紙の表紙の文庫シリーズが好きで、江戸川乱歩を一通り終えて、夏目漱石の草枕が想像以上に好き
籠城はステイホーム、合戦はライブ「黒牢城」
米澤穂信「黒牢城」のレビューを読むと全部イライラする。
「いわゆる安楽椅子ものミステリーとか、密室殺人を実在の武将たちによる時代小説でやった」とか、どうでもいいと思ったことばかり紹介されているからだ。
直木賞受賞作品「黒牢城」は、籠城戦のさいちゅうに城内で起きた殺人事件から始まるミステリー小説。
何か月も前から備蓄して、援軍を待ち、好機が来るまで我慢して我慢して、一気に攻めに転じるカウンター戦法