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南ミツヒロ
2021年8月30日 01:39
文庫本がキャラクター化したら、新潮文庫さんからは長いアホ毛が一本でてそう。新潮文庫にはしおりになるスピン(ひも)がある。光文社古典新訳文庫くんはずっとこんな感じの表情で心配になる。
2021年8月28日 14:45
若くして頭髪がすべて白髪になった男が、その原因となった恐怖体験を明かす。タイプライターを打っている同僚へほのかな恋心を抱いたら、最終的には人体改造マニアの狂気の一族が待つ孤島へ宝探しをしに行くという、ファミコン「たけしの挑戦状」のあらすじみたいな飛躍のしかたで、次から次へと興味をそそる事柄が出てくる。退屈な場面は「ここを長々と語っても読者には退屈であろう」でカット。ラブロマンス、密室殺人、
2021年8月19日 03:36
この本ではパンデミックを山火事にたとえる。火が出たときに全速力でバケツを抱えて、慌てすぎだろうと笑われても水をかければ「じゅっ」と消える。みんなが炎を確認したときにはもう遅い。新型コロナの被害をバッシバシに浴びている最中のアメリカでベストセラーになったノンフィクションだ。感染症が流行したときのシミュレーションをしていた科学好き親子。男社会で軽く見られている、聞きなれない職業「保険衛生
2021年8月3日 04:12
かつて流刑にあった罪人の子孫が住む島「獄門島」に、ニューギニアで終戦をむかえた探偵がやってくる。有名ですがシリーズ初体験。横溝正史の金田一耕助シリーズ「獄門島」。いま、名探偵と入力したら予測変換で「コナン」と「少年の事件簿」のほうが上だった。孫よ。有名になったのう。金田一耕助には、若いハツラツとしたイメージがないけど、名探偵として難事件を解決したあと、兵隊になってニューギニアで生活してい