ベトナム最高すぎ!480円へッドスパと最新お買い物スポットを巡るご自愛旅
残暑が残る10月末。そろそろ冬になっていいはずが、まだぬるく暑い日本を出て、遅めの夏休みをいただき、ベトナムへやってきました。
10年前にホーチミンに訪れたとき、鋭く光る人の目に「なんだか社会主義の国って怖いな……。」とぼんやり思ったのですが、今回のベトナム旅は、首都ハノイと、南の島フーコックのリゾートということもあり、10年前とは違う体験が待っていました。
今回は「ご自愛旅」と称して、女性に嬉しいスパや、最新のお買い物スポットを回ったりしました。
またコンテンツ合宿と題し、1日1本リール制作も頑張りました。
そんな、9泊10日のベトナムご自愛旅の様子をお届けします。
2日目 最新お買い物スポットと最高すぎる480円へッドスパ
「やらかした……」
楽しいハノイ旅になる予定が、病院から処方されている、睡眠導入剤を丸っと忘れてしまい、2時間おきに喉が渇き目が覚める始末。
わたくしは、シェーグレン症候群という難病を患っており、この病気は喉や目といった粘膜が渇く病。
そのため寝ている途中でも、容赦なく渇きで目が覚めるのです。
普段は、睡眠導入剤を処方してもらい、その薬で睡眠時間を持続させ、たっぷり睡眠をとって、なんとか人並みの生活を送っている。
この薬がないことで、まったく自分が使い物にならないこと。
あらためて病人であることを思い知ったのでした。
難病は治ることがなく、寛解といって病気が消失した状態を目指すしかないのですが、寛解なんて夢のまた夢だなぁと、薬のありがたみを感じました。
そしてこれが旅行ではなく、災害だったら……と想像すると、いよいよ生きているのが辛くなるだろうなと、ちょっとヒヤリとしました。
ベトナムの薬局で似た成分のものを出してもらって、少しはマシになったものの、旅行中はずっと眠りが浅い日々が続いていました。
薬がなければ、満足に生活できない。
仕事はできない。
薬があれば、もっとハノイを楽しめたのだろうなと思うけれど、薬のありがたみに気づけたことは、旅が教えてくれたことでした。
最新お買い物スポットは気分がいい
「今日はハノイの最新お買い物スポットに行こう!」
ということで2023年9月22日にできたばかりの、
「Lotte Mall West Lake Hanoi」へ。
併設のホテル「L7 WEST LAKE HANOI BY LOTTE」のラウンジ「LUSH CAFE」で2時間ばかり仕事をしてからお買い物へ。
このカフェとホテル、とても天井が高くて気持ちよくて……。
全くスピっているわけではないのですが、「気がいい……」と思ってしまいました。
高級ホテルのラウンジといっても、TSUTAYAのシェアラウンジみたいな雰囲気なので、気負わず行ってOK。
現地のギャルがオシャレして写真を撮りにお茶していたり、パソコンを広げて作業する人などみな自由。
トイレもとても綺麗で、テンションがあがる可愛さなので、LUSH CAFEからのショッピングモールコースは、またリピートしたい。
ショッピングモールは、とても美しく、建築としても見るだけで満足。
スーパーもドラッグストアもあるので、お土産はここで買いました。
おつりがないのが当たり前
ハノイのお買い物は現金のみが多く、おつりもないことがほとんどなので、現金はなるべくキープしておきたいもの。
「おつりがないって商売気がないな〜」と思ってしまうけれど、これが資本主義ではないということ。
後半に訪れたフーコック島は、資本主義によってつくられた街だからカードも使えるが、ハノイは現金主義。
お釣りがないから細かい紙幣が必要だし、おつりがない場合は、おつりを銀行振込をしたりしていました。
だから、ベトナムの銀行口座を持ってない旅行者には、厳しいものがあります。
なのでカードが使えるのショッピングモールは、旅行者に優しいのです。
480円!? ヘッドスパ以上!エステ付きシャンプー
終わった後は1日1スパということで、地元民が通うシャンプー店「MOYO」へ。
ベトナムに行ったらみんなに体験してほしいシャンプーでした。
まずシャンプーと言うと髪を洗うだけと思うのが当たり前。
ですがここはベトナム。
顔も洗ってくれて、フェイシャルエステ付きのシャンプーだと思っていいです。
人間は防水か非防水か
「シャンプー台って、顔も洗えるんだ。」と言うのが、第一印象でした。
人間の顔って水をかけられても、耳の穴を洗われても、目を閉じている限り水って入ってこないから、非防水なんだなぁ。
なんてことを考えながら洗われていました。
マッサージチェアでマッサージをされながら、顔にやさしく冷水を当てられ、クレンジング・洗顔。そして洗い流すタイプのピーリング剤まで。
終わった後、肌がつるつるのふかふかになっていて、このピーリング剤欲しいと思ってしまった。
ベトナムは部屋に台所や風呂がなく、みんな週に1回外で洗うそう。
シャンプーの体感として、金属の剣山みたいなので洗われる。
信じられないくらい頭皮がジンジンする。
血行が促進され、なんだかアカスリみたいだなぁ。
自分だとここまで痛くできないから、たまには人に洗われるのも大事だななんて思いつつ。
こんなに洗って大丈夫かな? と思ったものの、終わった後の髪の毛はツヤツヤ。目もぱっちり。想像以上にスッキリする。
頭痛や眼精疲労が取れ、肌もふかふかツヤツヤ。
血流が全てを解決するもんです。
これだけ充実していて、1番何もついていないメニューなんです。
なんと……79,000VND(480円)で、この艶髪とふわふわの肌は、毎日通ってもいいくらい。
予約はオンライン。今回はちゃまに予約してもらったけれど、次回は自分でいけるように頑張りたいです。
オプションで、シャンプー中にフェイスマスクをつけたのですが、最後マスクで保湿されたのに洗い流されてしまったから「マスクの後は流さないで」と次回は翻訳アプリでリクエストしようと思いました。
シャンプーとフェイシャルエステと、肩首のマッサージまでついて、480円のシャンプーって新ジャンルすぎない?
「日本のヘッドスパってなんなんだろう」と考えさせられたのと、日本でももっとシャンプーだけ通ってみようかなという気に。
シャンプー専門店って日本にもあるけれど、日本ではお出かけ前のものなイメージ。
でもベトナムのシャンプーは寝る前の全部落とす作業。
これが大きな違いだなと思いました。
すっかり「ベトナムシャンプー」の虜になりました。
いかに自分を許すか
ベトナムギャルのLady Diorが教えてくれたこと
終わった後は、昨日ウィンドウショッピングした「METIS」でお買い物。
きれいなB品C品のお店で、カードも使えます。
観光客向けの市場で、買い物する気にはなれないんですよね。
やはりどこで買うか、誰から買うか。
お買い物において、その場の持つ空気感って大事なんです。
「METIS」は綺麗で、ここなら買い物していいなと思ったので、
一晩寝て考えた、靴とバッグと帽子を購入しました。
B品やC品を買うってなんだか恥ずかしいみたいな気持ちがあったのだけれど、ハノイの街を車で走っている時に、Lady DiorをかけてUVカットパーカーを着て、バイクで2ケツしているギャルを見て、我慢しているのがあほらしくなってきたんですよね。
頑張って貯金して、稼いで、パパ活して、買うんじゃなくて
手の届く範囲で楽しんでいる。
これって結局いかに自分を許せるかなんだなって。
「これは可愛いから。私ができる範囲でオシャレを楽しんで何がわるいの? 他人がどう思うなんて関係ないのよ。だって私たち自分しか見てないから♡」
とLady Diorを背負った2ケツギャルの背中が、語ってきたような気がしました。
刷り込まれた自分よりも他人にどう見られるかを考えてしまう自分。
自分ファーストに生きたいのに、できていないことに気付かされた、心が軽くなる出来事でした。
北部名物「ブンチャー」をデリバリーで
シャンプー後は、ホテルに戻ってgrabで、ちゃまオススメのベトナム料理Bún Chả Mẹ Nga 32 Vân Hồ 3の「ブンチャー」をデリバリー。
ホテルの前で受け取って、ボウル皿とお箸をルームサービスで持ってきてもらい部屋でのんびり食べました。
お腹を壊すかも、トイレはどこだろう、汚いかな、なんて心配をしなくていい、デリバリー大国万歳です。
ブンチャーはさっぱりした甘酸っぱいスープと、素麺のような麺につくね、山盛りのハーブと、箸が止まらぬ美味しさ。
ベトナムの薬局で買った睡眠薬とシャンプーのおかげで、この日はぐっすり眠れました。
この日のリール動画はこちら
ここからはメンバーシップ限定
シャンプーでピアスをなくす
この記事が参加している募集
いつも読んでいただきありがとうございます。しゃけ(ねこ)にチャオちゅーる買わせていただきます。