スタイリストは季節外れのものを集めるのも仕事
日々仕事で料理撮影のスタイリングをしていると、行事食だったり、季節のレシピを撮影することも日常的にあり、そのとき撮影する季節に合った小道具を集めることも仕事のひとつ。
「ミモザの日」に合わせた撮影があり、小道具でもミモザの花が欲しいね、と編集さんと打ち合わせ。
季節的に生花は難しいからドライのものでOKということになり、ドライフラワーのミモザを購入。
ドライフラワーは都内なら東京堂が品揃え豊富でおすすめ。
ドライフラワーや造花、リボンや花器など季節ものもあってありがたいお店。
ミモザも2種類あった
あとネット購入でも大丈夫なときは、はなどんやアソシエも利用している。
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そんなわけで無事にドライのミモザを入手したのだけれど、撮影する商品に生ケーキもいくつかあって、やっぱりフレッシュな生花も入れたいなぁと諦めの悪い性格が顔を出す。
ミモザはいつ頃から花屋に並ぶのか、と調べてみたところ、1月下旬くらいから入れてるところはありそう、という感じ。
もし生花でありそうなら手配して、なければグリーンの葉っぱだけでも前日に買おうかな、と食器のリース手配を進めていた撮影数日前。
Instagramでフォローしている近所のお花屋さんの投稿写真のひとつにミモザらしきものを発見…！
実が小さくて黄色いポンポンとした花は着いていないけど、早めに買って置いておいたら黄色い花が咲くかな？とすぐにDMを送って聞いてみた。
写真で見た品種はあまり咲かないもののようだったけど、輸入もので仕入れられそう。高いけど！笑との連絡が。
予算との兼ね合いもあるけれど(既にまあまあ超えていた)、やっぱり生花があった方が良いよね、ということで仕入れてもらうことに。
話を聞いたところ、年末くらいには市場に出始めているみたい。
霧吹きしてね、と言われてこまめにしてたらやや茶色くなってきちゃって焦ったけど、撮影ではみんな生花を手配できたことにびっくり喜んでもらえて、写真にも華を添えてくれ無事お役目を果たしてくれたのでした。
ドライのミモザも綺麗なままの黄色だったので、またの機会に…！
こうして季節外れのものを探すのもスタイリストの仕事のひとつ。
以前にも桜の花を買って撮影日にちょうど良く満開になるように咲かせたり、裏で地味なことをやっている。
探したり咲くタイミングを調整したりちょびっと大変なこともあるけれど、それもすごく楽しい時間だったりするのです。
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