“音楽寺子屋”のようなものを
【おうちコンサートなりたち小咄】
start 始まる
heart 心
earth 地球
assart 開墾する
partner パートナー…
いずれもスペルに“ART”が入っています。
ARTはわたしたちの生活、人生に
はじめから組み込まれているものとすら感じます。
数100年前までARTは“技”という意味の言葉でした。
土器や工芸、染色や織物、歌舞伎や浮世絵…
まだ“芸術”という言葉が日本になかった頃に
大衆文化扱いされていたものが
今や世界からARTとして注目を集めています。
本来、ARTとは特別なものではなく
日常生活のなかで親しく触れられるものであり
人々に育まれてきたものでした。
それゆえ、熟成し進化していったのです。
あるいは、ARTの別のベクトルとして在るのは
自然界や天体、生き物の姿など
神が創った領域の美までに及ぶ幅広い対象から
何かを感じた人の、言葉を介さない感動の表現です。
究極の料理は、おかあさんやおばあちゃんが
家族や仲間のために心をこめてこしらえる
愛情のこもった手料理だとするなら
究極の音楽芸術は、おむすび🍙やお味噌汁のように
長く親しまれながら人々を支え続けている
ソウルフードのようなものなのかも?
ホームコンサートというかたちで
おかあさんの家庭料理の滋味深さや
地域やコミュニティのなかで育まれ響く魂の音を
共感してくださる方々に“生”のまま届けたい。。
数年前、コンサートホールでの演奏活動から
活動の中心をホームコンサートにシフトしたのは
そんな想いからでした。
2024年の“おうちコンサート”は、皆さんと
楽しい学びとワクワクする音魂を紡いで
音楽というARTをご一緒につくりあげていく
“おんがく寺子屋”のような場にしていきたいと
願っています。
唯一無二の時間をご一緒に紡いでくださる
ステキな皆さんのご参加を
心からお待ちしております☺️
今日の杜音はストックの香りに包まれています🌸