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そのままのあなたでいい

#人生を変えた一冊

昭和真っただ中の
没個性・先生の言うことを
大人レベルでとらえ
勉強ができること
運動ができること
好き嫌いしない
大人に都合のいい
超人的な優等生の形や
主人公はたった一人のアニメ
の形が大正解という常識
そんな空気の中の
小学校、中学校教育で育った自分ですが


運動は苦手
勉強も苦手
食べ物も好き嫌いだらけで
唯一先生のいう事
親のいう事には
素直に従うことで
いい子でいる
そのことで何とか
認めてもらおうと生きてきた

自己否定の塊のような私

多分昭和40年代くらいの人って
こういうタイプ多いんじゃないかな

そんな私の子育ては平成
その子育て中に出会った教育者たちの
ニュートラル加減に
すっかり癒された私です

そのニュートラル加減を
具体的にいうと

個性を尊重してくれたこと

平たく言うと、

「そのままのあなたが正解」

を何度も繰り返してくれたこと。

皆と同じことを
同じタイミングでしない
そんな我が子を
イライラしすぎず
私なりにゆったりと見守れたのは
早い段階でそういう考えに
触れることができたおかげです

我が子に言われている言葉でしたが
なぜか自分にもそう言われている
そんな風に思えて
本当に泣いてしまいました。

そして以来、生きることがちょっと
楽にもなりました

そんな頃に植樹に参加するチャンスが
めぐってきました

植樹の専門家のお話が
またしてもぐっと心に来ました。

植樹するときは
色んな種類の
色んな個性の木を
バラバラに植えるほうが
山が育つ

私は、これを
人間世界でも同じだと
受け取りました

そして、

生きがいの創造と同じくらい


#人生を変えた一冊

自分を好きになる技術 人を受けいれる技術
蓮村誠 著

を植樹の数年後に知って
読んだ時にも
本の内容と
植樹と個性バラバラが
いかに大切かのお話とが
見事につながって
一々腑に落ちたのでした。

このことで、子育てで
我が子が自分とは
真逆の性格で
付き合い方が難しい
個性は大事とわかっていても
あまりにも違いすぎて
よかれとやったことが
必ず裏目にでて悩み、
うんざりしていた日々に
終止符を打つことができました

絶版らしいですが
図書館で借りることができます。


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粉粉-konakona-
大切な人に食べてもらいたい、安心安全でシンプルな材料で手作りのお菓子を誠実に丁寧に作れる範囲内で売る、みんなに愛される小さなお店を開きたいと思っています。

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