見出し画像

感覚も思考も狭くて、生きてる心地がしない適応障害を通して『身に付けたもの』

休職中の私はとっても小さな世界で

ひたすらぐるぐると狭い中を一生懸命もがいていた。

健康な人からするとなかなか理解してもらえないけど

本当にいろんな感覚が狭くなる。


例えば目に見えてるもの。

前から人歩いてきたから避けよう、
公園で遊んでるちっちゃい子かわいいな、
ちょっとここ気になるから掃除しよう、
最近肌荒れてきたな、
この服かわいいな。

そんなんが見えなくなる。

例えば舌で感じるもの。

ここのパスタ美味しいんだよね、
たい焼きはやっぱり出来立てだな、
ケチャップ大丈夫だけどトマトは受け付けない、

そんな味の好き嫌いの感覚が一気にどうでもよくなった。

食べるのが好きでこだわりがあったはずなのに
いつの間にか味なんてどうでもよくなって
とりあえず「甘いもの」「お腹に溜まるもの」「健康に良さそうなもの」
「自分の疲れを癒してくれるジャンクフード」

そんなものを無心で食べることが多かった。

そして一番狭くなるものは感情。

ここから先は

1,377字

新卒の会社から適応障害を経て転職。その後の記事のまとめです。決して楽しいものばかりじゃない掃き溜め。

同情するなら投げ銭して