市川SC27番は右膝と左足を手術しました。毎日note521日目

松葉杖生活になってから、特に家の中にいるときは相方に手伝ってもらう、もしくは共同作業の頻度がいつもよりも増えています。
寝間着を２階から持ってきてもらったり、料理をするときなんかも共同作業が多いです。

そんな生活を送っている中、こういった共同作業というか「何かを一緒にやる」というのは個人的にこの先もずっとやっていけたらいいなとふと思いました。これは夫婦関係の維持を意味します。だけどあくまで自然的にそういった関係が続く状態がベターです。「維持するためにこうしてる」っていうのが無意識になっている状態がベストです。

僕らは結婚２年目で世間的にも新婚の領域にいるとは思うんだけど、よく「結婚生活が長くなると”そういったもの”が減る」っていうのをよく聞きます。”そういったもの”というのは例えば二人で「こういうとこ行きたいね」とか「この番組（もしくはドラマ）見た？」などの他愛もない話や趣味嗜好の”共有”のこととします。そしてこれらが減ることで何が起きるかっていうと、たいていの場合は友人に夫婦関係の愚痴を話してみたり、最悪のケースは浮気や不倫に発展する可能性が増すのではと個人的に感じています。ただこれらの問題はやはり環境の変化が大きいと思います。恋人から夫婦に関係性が変わったり、子供が出来たり。だけど出来れば、願わくば、そういったことが起きないことが望ましいと、少なくとも僕は思います。（愚痴などはストレスの捌け口になったりもするので一概には言えない）ただ、浮気性の人や不倫を止められない人を軽蔑するようなことはしません。それにはそれなりの理由があって、最終的に誰も傷つかず、迷惑をかけなければ僕は良いと思います。

その反面、本当に数年後あるいは数十年後にそういった共有をしていなかった場合、自分は夫としてあるべき姿でいられているのか。という疑問もあります。僕は「共有する」ということに「相手の機嫌取り」をしたくありません。機嫌取りというのは文字通り相方の機嫌を取るような話題を話す、ということです。例えば「最近夫婦間で話てないな」と感じているとしたときに、相方の好きなものを引っ提げてコミュニケーションを取る。みたいな感じです。それは僕が話したいことではないからです。夫婦仲を維持するためには必要なことかもしれませんが、どこかうしろめたさというか、それは本気のコミュニケーションじゃない気がしてすごく嫌なのです。なので普段から真心込めてコミュニケーションを取れるような関係性を構築していけたらなと思っています。それが、自分たちが歳をとったときに「思いやり」になると思うのです。
とはいえ、この「共有」が少なくても家庭や夫婦の関係が安定しているところもあるはずだし（たぶんうちの両親がそう）「可もなく不可もなく」な関係は結構なポイントだと思ってます。これは「相方には過度の期待をしないこと。」で関係性を維持できると思っていて、これが前提にあると割と日常での悩みは出にくくなると思ってます。実際に僕がそうです。もちろんですが、これは相方に対して「どうせこんなのもやってくれないんだろうな」という見方では決してないです。「自分にできないことをやってくれて、相方にもできることはやらずに、相方ができないことはこちらが無条件でやる」というような感じですね。無条件というのは極端な表現に思えるけども、やっぱり男女差というはどうしてもあって、生活や体調のリズムが全く異なるので、基本的には僕が健康体であるうちにやれることはすべてやる。というスタンスを持つことが大事だと思って過ごしています。歳を重ねるごとにそれは難しくなっていくんだけど、だからこそ「長生きする」というのを目標にするのではなく「相方と楽しく過ごすために」を目標に設定しているんです。なので最初に方に書いた、「共有する」というのは非常に重要なんだなと、キッチンで共同作業しているときに感じたのでした。

みなさんは自身の夫婦像、関係性をどうお考えでしょうか。
もしくは結婚生活１０年以上の方に意見を聞いてみたいですね。

ひとつよしなに。

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みのってぃ。