文学フリマへの道 #11 「商品制作ラストスパート!!」
どうも。子どもたちの新学期アレコレと仕事でバタバタしており、なかなか動けなかったミムコです。
でも……もう本番まであと1ヶ月!!!
もともと3月末から4月初旬は動けなそうと、かなり巻きで準備を進めていたとはいえ、これからガツガツやっていかないと間に合わない!!
というわけで、商品制作ラストスパートです。
5/21(日)に開催される
文学フリマ東京 に出品予定の
『noter Collection Book』
ノトコレ ブック
本当は、商品制作は動けなくなる前に終わらせたかったのですが、間に合わず……ようやく動けるようになったので、残っていた作業を終わらせました!
⬛︎緊張のカバーカット100
えっ? カットってなに? と思われる方も多いでしょう。普通は印刷所に出しますよね。その場合、規格とは違うサイズにカットもしてくれるし、オプション選択すれば折り入れもできます。
でも今回は種類が多く小ロット!
印刷所に頼むとめちゃくちゃ高いんですよ。
なので、今回はキンコーズという印刷サービスのお店でセルフ印刷しています。
なのでカットもセルフ。折りもセルフ。
キンコーズはすごく安いわけではないんですけど、選べる紙が多くて小ロット高品質を狙うならよい気がします。
ところで皆様は印刷用語の『トンボ』というものをご存知でしょうか?
印刷データには仕上がりサイズより大きめに作る『塗り足し』が必要になるのですが、トンボはそのためのガイドみたいなものです。
仕上がりサイズぴったりのデータだと、断裁のときの少しのズレで縁に白が残ったりしてしまうのです。トンボカットしたものと縁なし印刷だとかなり仕上がりが違います。
さて。
折りとカットの工程はこんな感じです。
❶ 折入れの器具に入るように上下をカット。
※塗り足し部分に折りのガイドを入れた為、
トンボカット前に折り筋をつける。
❷ ガイドに合わせ、折り筋をつける。
❸ トンボに合わせてカット。
※この時に折りのガイドは切り取られてなくなる。
❹ カバーのそでを折る。
これを100枚!!
まあ、作業自体はそんなに難しくないのですが、100枚というのがね……メンタル的に結構きます。紙の束まだまだなくならないよ……みたいなね。
あと、緊張感が半端ない。
というのも、キンコーズの料金システムが千円からの時間制なので、数枚だけを出力するとすごく高くなってしまうんですよ。失敗できない!!!
……と、心臓をバクバクさせながら作業を進め、無事に失敗することなく完了しました。
よかった〜
⬛︎地味作業オンパレードの本体制作
本体というのは、作品をまとめるバインダーのことです。
この企画を考えた時は、市販のものを使うつもりだったのですが、良いサイズがないことや価格が高額になってしまうことから手作りすることに。
中身よりバインダーが高いのは何だか購買意欲が湧かない気がしたので、安く作るためにとっても簡易な造りになっています。
制作工程はこんな感じです。
❶ 画用紙をカット。
※よい子はマネしてはいけませんが、私は10枚くらいをまとめてカットしました。
🌟重ねた紙をまとめて切るときは、定規をガッチリ押さえながら軽い力で何度も何度も刃を入れます。
❷ サイドにパンチで穴をあける。
❸折り位置の印つけ。
❹ 4箇所の折り筋をつける
❺折る。
❻ 開いたリングを一度閉じる。
※開いたままだと穴に通しにくく、紙を痛めるため。
❼ 紙にリングを通して留める。
❽袋入れ。
リングの制作も含めるとバインダーを作るのは地味に手間がかかりました!
スポンサーついたら……もしくは宝くじ当たったら、まずバインダーから作りたい。もちろん工場発注で! 最低ロットいくつくらいからかな〜。リングの金具から開発しなきゃかもしれん……。
⬛︎まだやることは盛りだくさん
そんなこんなで。
文学フリマ分のノトコレブックはおおよそ完成しました! 通販は文学フリマ後になりそうです。在庫を出したいので。
先行して何名かに販売して、レビューもらうのもアリかなあ、なんて考えたりもしてるんですけど……間に合わないかもです。
商品は完成しましたが、まだまだやることは盛りだくさん! 組み立て方の説明書とか、作品一覧とか、販促物とかディスプレイとか……
本番まで楽しみながら走り切ります!!
お楽しみに✨
企画のはじまりや、進行状況について詳しく知りたい方はこちらのマガジンからどうぞ。
新感覚の読書体験をあなたに✨
【縦スク文庫】もよろしくお願いします!