ヴィーガンフードの落とし穴

肉、魚介類、乳製品、卵などの動物性食品を使わない
野菜中心の「ヴィーガンフード」
肉や魚などの代わりに大豆や豆類でタンパク源をとるフードスタイル

私は普段ヴィーガンフード中心ではないのですが
先日、あるとってもお洒落なお店でヴィーガンプレートを頼んでみました

ただ、私には疑問が残ってしまいます

「酵素玄米の豆カレー」というメニューを頼みました

内容はこのような感じ

・レタスや大根のサラダ
・ニンジンラぺ
・きのこの甘辛煮
・なすと大豆ミート
・かぼちゃマヨネーズ
・さといもの煮物
・さつまいものハチミツ煮
・いろんな豆のカレー
・酵素玄米

とっても美味しかったです＾＾

味付けがシンプルで余計な調味料はなし

玄米は栄養価が高く、さらにそれを発酵させて
酵素の栄養も期待できるので身体にとっていい効果がありますね

お野菜そのもの素材の味を大切に調理されて
健康的で目でも楽しめるプレートでした！

が、どうしても気になることが

ヴィーガンというとやはり
豆類、いも類、玄米（米）の比率が多めで
「糖質」が高いこと
「タンパク質」が少なめなこと

いも類は野菜の中でも糖質がやや高めの仲間になり
玄米（米）でさらに糖質も増えるため
血糖値の上昇も気になりますし

タンパク源はおもに豆類、いも類からになるので
肉や魚よりも必須アミノ酸のバランスが偏ってしまい
良質なタンパク質としてはやや不十分

そして
タンパク質量よりも糖質量が多くなって
しまう傾向がありますね

玄米、豆類、いも類は不溶性の食物繊維が
豊富に含まれているので
腸にはたくさんいいこともありますが

腸の調子が悪い時などたくさん食べてしまうと
便秘やガスが溜まってしまう原因にもなることがあります

毎日毎食ヴィーガンフードとなると
十分なタンパク質量がとれているかという点と
肉や魚介類からとれるビタミンB群や脂質や鉄分なども
不足しがちな傾向があり

もしも
「食事には気をつけているのになんだか元気が出ない」
「甘いものがほしくなる」
「食後に眠くなる、だるくなる」
「寝起きがつらい」
「昼間体がだるく動けない」
「お肌がかさつく」
「お腹が張る」

などの症状が出た場合は
食材の摂り方や菜食主義は身体に合っているかを
少し気にしてみてほしいなと思います

そして
血糖値や糖質を気にしている人には
向かないフードスタイルなので
痩せられない原因になることがあります

これも気になる方は見直した方がいいかもしれません

普段は動物性タンパク質を適度に摂りつつ
時々、ソフトファスティングのような形で
ヴィーガン期間をつくるといったスタイルでも良いですね

私も以前
会社員時代はほぼ菜食主義のような食生活で
肉や魚介類、卵などの食べる量がかなり少なく
野菜と炭水化物にかたよった食事でした

その時はやる気も出ず、眠りも浅く
ネガティブ思考が止まらず、風邪は毎年2回はひき
職場環境でのストレスに勝てなくてよくダウンしていました

肉と魚をしっかり食べ出してから
やる気と元気が出て、心の安定感が増しました

もちろん
私の周りにもヴィーガン生活の方がたくさんいます

－調子が上がって不調が治った
－アトピーが治った
－雑念や邪魔なマインドがなくなった
－思考がクリアになって以前と体調も自分も変わった

という方が実際にいます

私は否定しているわけではまったくなく
人それぞれ身体に合う食べ物は違い
身体がよろこぶ食事スタイルをとることが健康にも繋がり
自分に合ったスタイルを見つけていくことが大切だと思います

しかし
もしも続けていて「不快な症状」←これが重要！

身体に不快だなと思う症状や疑問が生じてきたり
先ほど挙げた症状などが出た場合には
一度振り返って見直してみることをおすすめしたいです

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