九州温泉道 湯之元温泉 田之湯温泉
この辺りの土地は全く知らなくて、そういう時に頼りになるのが九州温泉道です。本当は自分でその土地を探して自分だけのお気に入りを探すというのが本道なのでしょうが…。そんな時間も贅沢には割けず、みなさんが訪問してよかったという温泉の情報は非常に助かっています。
ということで、鹿児島県日置市にいます。湯之元温泉という温泉地ですが、温泉街という雰囲気ではなく、本当に住宅地の真ん中にポツンと温泉があります。
だいたいこういうところは路地の奥で、駐車場がなく、停める場所に困ることが多いのですが、ここはありがたい!温泉の前にかなりの数の駐車場があります。
朝10時すぎに訪問しましたが、朝のピークはすぎ、少しゆったりした時間が流れはじめていました。
番台さんにお金を払い、脱衣場に入ります。先客は1名。脱衣場はいい雰囲気ですね。
下駄箱のカギは例の板のものです。一応カギはかかります。
脱衣箱はカギはありませんので注意してください。
出た!ぶらさがり健康器具。たまにあるんですよね。
上を見ると、何やら達筆の文字が書かれています。なになに…
日本朝風呂党結成の立党宣言が掲示されています。なんと!ここが本部なのか…。知らなかった。
達筆すぎてあっているかわかりませんが、風呂に入れば、国や身分や社会的地位は全く関係ありません。そう、世界平和のためには温泉に入ればいいのだ!まさにその通り。
しかし、昭和53年当時から世界情勢は変わっていないことがよくわかりますよね。みんな世界平和のために温泉に入ろう!(笑)
いろいろな方が訪問して、サインを残されていますが、
その中に原田龍二がいた!来てたんですね。
早速入浴してみます。
浴場はシンプルです。奥側の浴槽に湯が注がれていて、こちらが熱め。それが手前に流れてきて、すこしぬるい感じになっています。
とはいうものの、実際にはかなりの熱さです。
一旦入ってしまうと気持ちいいのですが、入るのにはちょっと気合がいります。
湯は透明ですが、かなり硫黄の香りがします。
見た目以上に硫黄の香りは強く、上がってからあとの方が、もしかしたら香りが強いかもしれません。
湯口のところにはコップが何気なく置かれていたので、ちょっと飲んでみましたが、非常にまろやかなお湯でした。
いくつ温泉に入っても、新たな出会いと新鮮さがあります。
朝6時に行くと、また別の世界があるんでしょうね。6時に行こうと思ったら、泊まるか住むしかないですね…。
やはり鹿児島は魅力のあるところです。こうやって書いていると、また行きたくなります。
■湯之元温泉 田之湯温泉
住所 日置市東市来町湯田3077
電話番号 099-274-2219
営業時間 6:00~22:00 第2・4火曜休
料金 大人150円 こども(小学生以下)50円(2021.10現在)
泉質 硫黄泉
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