コーチとコンサルとカウンセリングの違い。苦労を耐え忍びしながら成功をつかむまでの物語。
どうも、読書研究家のゆうです。
好評いただいので、
続編を書きます。
下記の続編です。
今回ご紹介する書籍は田中直子さんが贈る
「あなたの経験が収入になる!ゼロから始めるやりがいビジネスの作り方」
前編では、コーチングとは何か、コーチングとティーチングの違いについて説明したので、今回は著者に焦点をあてて、10年以上コーチング業界で活躍した田中氏の失敗から成功までを辿った軌跡をご紹介します。
前回のおさらいとして、コーチングの説明と今回はコンサルの話もでてきますので、コンサルとコーチングとカウンセリングの違いについても調べてみました。
おさらいのコーチングとは
では、それぞれの定義をざっくりお伝えすると
つまりは、目標を達成したい人や理想の自分を実現させたい人にとっては、コーチングが向いていると言えるでしょう。
ここからは、著者である田中氏の苦節から成功までの物語です。
「すべての人が自分を大切にし、思いやりのある世界を作るために、コーチングを日本の世の中に広めること」を目的に活動を始めた田中氏。
しかし、道のりは簡単なものではありませんでした。
右や左も分からない中、
ブログやホームページも作りましたが集客は全然で、
知り合い300人に宣伝のメールも送りましたが、反応は悪かったそうです。
一寸の希望がありました。
ひとりだけ「金田さん」という社労士仲間の女性が「ウチの娘が話を聞きたい」と返事が返ってきたのです。
ところが、面談は大失敗。
初めてというところもあり、まだ打ち解けていない中、「あなたはどうなりたいですか?」「それができたらどうなりますか?」と自分本位な売り込みは始めてしまったのです。
もちろん、娘さんはポカーンとなってしまい、面談は失敗で終了です。
お試しセッションのアポもすっぽかされたり。
周りからは「コーチングで食べていくのって無理だよね」と言われていました。
そんな失敗の連続でしたが、2010年の始めには、5名の方がお客様になってくれました。
料金は月額4000円x5名で20000円と決して、大きい金額ではありませんでした。
しかし、諦めることはありませんでした。
2011年の始めには20名を超えて、心に余裕が生まれて無理に食い下がったり、無茶な売り込みも徐々に減っていきました。
結果、目の前のお客様に集中できるようになり「お客様に貢献したい」という気持ちが強くなり、実践する中でお客様もだんだんと増えていきました。
そのお陰で、現在は常に40名ほどの方をコーチングしているとのこと。
今では、生徒さんたちと一緒に活動し、幸せな毎日を送っているそうです。
市場規模は小さいコーチング業界ですが、
と力強く田中氏は語っています。
コーチングに出会ったお客様たちが、ありたい姿を実現し、「こういう人生を自分は生きたかったんだ」って、心から思えるように、現在もコーチ専門起業コンサルタントとして活動中です。
どんなことがあっても諦めない姿に、夢を追いかける姿に、お客様を想う気持ちに感銘を受けました。
今回は著者の田中氏にスポットを当てて、彼女の軌跡を追わせて頂きました。どこか、胸にくるものがあったのではないでしょうか。
時には物語もいいものですね。
田中氏を応援しています。
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