俺さぁ、お殿様なの?戦国時代に、なんのはなしですか?【 #毎週ショートショートnote 】
たらはかに(田原にか)さんの企画 #毎週ショートショートnote に参加します。
作品のイメージは、こちらのラジオと記事です。
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俺、ちょっぴり期待してたんだ。あの子と、一緒に帰れるかもしれないって。けど、仕方ないや。踵を返す彼女の後ろ姿を見るなり、胸がとくんと高鳴る。
ショッキングピンク色をしたネオンに誘われ、俺はフラフラとした足取りで一軒の店に入る。
「この店で、1番人気のお酒を頂戴」
そう伝えると、マスターが聞いたこともない横文字を、早口で捲し立てた。何を言ってるかわからないけど「へぇ、いっすねぇ」と言って、その酒を口に含む。
浴びるように酒を飲んだ俺の呂律は、すっかり狂っていた。もはや、なんのはなしをしていたのか、何も覚えていない。
その後、俺はどうやら気絶したように眠っていたのだろうか。目が覚めると、ずしりと重たい衣類を身に纏っている。頭に手をやると、長い髪が束にされていた。
「この中に、お殿様はいらっしゃいますか 」
部屋の奥から、聞き慣れない男の声がした。
【完】
(375文字)
今日のショートショートのモデルは、コニシ木の子さんです。というか、コニシさんモデルの作品しかここで書いてないです(笑)
「なんのはなしですか」に於けるミッション、ビジョン、バリュー(価値観)について、考えてみました。
そもそも価値って、人によって感じ方が違うのでなんとも言えないところもあるというか……。そして、コニシさん自身がビジネスとして活動しているのか。それとも、noteにいる人たちが楽しんでくれたらそれでいいのか。その辺も、詳しく知りたいところですね。
ビジネス視点で売り出したい。そうコニシさんが声をかけたら、周りの方々が上手いこと導いてくれそうな気もします。新たなビジネスって、覚悟や人の援助次第でいくらでも広がるものですから。
とりあえず、私にできることをひとつ。コニシ木の子さんのラジオと記事をモデルにしてショートショート作ってみました。
もしかすると、誰かの一歩がコニシ木の子さんも想像していなかった未来へと導くのかもしれません。
コニシさんにとっての、新たな価値やブランディングに繋がると嬉しいです。
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