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45才主婦、25才のイケメンnoterとオフ会してみた

 先日、noteで出会った若者と福岡でオフ会してきました。

夫が「写真撮ってあげるよ」と言って撮ってくれました

 私は45才、子持ちの主婦です。オフ会した彼は、なんと25才。独身です。

 もう一回言います。45才の主婦と、25才の独身男性がnoteで出会い、オフ会をする。半年くらい前までは、お互い赤の他人でした。凄くないですか?

 みなさん、安心してください。2人きりではありません。私の家族(夫と娘)も一緒なので、オフ会では4人で会いました。

夫と娘もいます

 彼との出会いを振り返ります。あれは確か、今年の7月初め頃だったような。

 その頃、私は創作大賞に「それは、パクリではありません!」という小説を投稿していました。理由はひとつ。創作大賞を目指していたからこそ。

ありがたいことに、創作大賞後もじわじわ読まれてます。嬉しい!

 その頃から、作品はすでに読まれ始めていました。その一方で人気の作品は「スキ100以上」がついていたり、いろんな方から感想記事を書いてもらっていたので、周りを眺めつつ焦りを感じていた記憶があります。

 ちょうどその頃、noteで「創作大賞の感想を書きます」という記事を発見。記事を書いていたのは、日々木さんという方です。

 他の記事を拝見すると、普段は林業に従事されており、バイクやキャンプを楽しんでいる様子も伺えます。

 正直、初めて感想を書いてもらえるというのもあり……。酷評されたらどうしようという不安もありました。

 もちろん作品を書くということは、良いも悪いも含めて色んな評価を得る訳だけれども。

 最初の評価がフルボッコだと、きっと心が折れてしまう。ライターの仕事でヤフコメは何度もチェックしているので、慣れているつもりでしたが「プライベートの創作活動」は、また違うといいますか。

 そのような理由から、感想をお願いする前に彼の他記事もチェックしました。

 その頃は、日々木さんのnoteがあまりにも落ち着いた文体だったので「私より年上、または同世代かもしれない」と思っていました。

まさか25才とは。

 感想募集を見てしばらくしたのち、藁にも縋る思いで「感想を書いてください」とコメントを書くと、快く応じてくれました。

 日々木さんからは感想どころか、誤字脱字もチェックしてもらった記憶があります。感想を書いてもらったのは第3話まで書いた時で、最終話を書く前でした。日々木さんの感想をもとに、第4話の内容を大幅に変更。結果として、とても良くなった気がします。

 その後、私の作品はたくさんの方から感想をいただけるようになりました。

 日々木さんとは、その後も他noterを交えてオンライン交流会をしました。

今思えば、コンテスト受賞者のずっきーさん、飛ぶ鳥落とす勢いをもつ本田さん、山門さん、注目記事とおせちのお話が素敵なちくわさんなど。メンツが豪華すぎる!!!!

↑日々木さん、私の紹介や、オンライン交流会のくだりなどなど。青空ちくわさんが紹介してくれました!

 オンライン交流会で、日々木さんの顔を見てまず思ったこと。それは……。

「若っ!!!そしてイケメンやないか!!!!」

 正直、言いますと。実は、ひょうきんなサンボマスターのボーカルさん風の風貌を想像していました。

 その理由は、コメントのやり取りがとてもユニークだったからこそ。まさかシュッとした目元をしていて、少しパーマがかったヘアーのイケメンが出てくるとは。

似顔絵。日々木さんのエッセイ「浪人記」をイメージして描きました。

 思わず「えっ?私45才主婦だけど?いっ、いいの?」と思わず後退り。(※なぜ、マッチングアプリ体制なのか)

 実際お話ししてみると、口数は少ないけどじっくり物事を考えていそうな子だなぁと。

 他には、X(旧Twitterのスペース)では「オールナイト創作大賞NEO」というラジオにも挑戦。

↑詳しくはレジェンドさんがまとめてくれています。

 私の作品に、感想がたくさんもらえるようになったのも。他のnoterさんとの出会いに恵まれたのも。日々木さんの感想記事がきっかけだと思っています。だから、いつかお礼をきちんとしたくって。

 でもまさか、本当に会うとは思っていませんでした。会うことになったのは、元々夫が「この前出張で福岡に行って、プロジェクトマッピングとかすごくよかった。今度一緒にいかない?」と言っていたからこそ。本当に、たまたまだったんですよ。

 せっかくなので、福岡在住の日々木さんに「福岡に家族でいくので、会いませんか?」と声をかけてみました。

 待ち合わせは天神駅。出会った頃はパーマヘアーだった日々木さん、今は坊主姿でした。顔が整ってて小顔なので、坊主姿も似合っています。若さもあってか、高校球児感もありました。

 オンライン交流会では「顔のみ」しかみてなかったけど、さすが身長180センチ。背が高い。足長い。小顔。そして、顔が整ってる。ふわっとした雰囲気を纏っていて、優しそうな印象です。

↑YouTubeでは少し顔出しされてます。

 まず最初に向かったのは、華味鳥という水炊き屋さん。日々木さんのリクエストです。お店に足を運ぶと、残念ながら予約でいっぱい。

 お店はチェーン店なので、夫が他店舗へ連絡することに。ところが、他のお店もほぼ全滅。

 私たちが狼狽えていた頃、日々木さんは「華味鳥は美味しいので。絶対後悔させません」と一言。

 しかし、この時点で華味鳥のチェーン店はすでに全滅。後悔も何も、お店に入れない状態です。

 私たちが「どこもダメか……どうしよう……」と思っていたタイミングで、日々木さんは非常に前向きでした。そんな彼の様子に若さやパワー、ほんのひと匙の天然さを感じつつも、「とにかく、他のお店探さないと」と思っていた私たち。この感覚の違いは、ジェネレーションギャップでしようか。

 結局、水炊きは諦めてもつ鍋を食べにいきました。実はその前の日も私たち、もつ鍋を食べてます。

 その日は日々木さんのおすすめで、醤油ベースのもつ鍋にしました。前の日は味噌ベースだったので、同じ「もつ」でも違うお鍋を食べた感じがします。

もつ鍋美味しかったです

 オフ会では、ほぼうちの夫が彼の人生相談に応じていました。そもそも夫、noteやっていません。Xは、たまにしか触りません。

 夫からすれば、日々木さんはガチで知らない人です。

 そんな赤の他人に対し、自分の経験を踏まえた上で真面目に人生相談していました。その前に、妻がインターネットで若い男子と出会い、オフ会すると聞いたら、もっと他に「嫉妬」とか。疑いとか。そういう感情は生まれなかったのでしょうか。実際に夫へ確認してみると「まぁ、それはないわ」の一言で終わりました。あっさりしてます。

 それにしても、夫があんなに饒舌に話しているのを見たのは久しぶりかも。夫の知らない一面を知った気がします。

 夫には「彼の印象、どうだった?」と聞いてみました。すると「口数少ないけどじっくり考えてるのがわかるし、いい奴だと思う」とのこと。いい奴そうだから、真面目に人生相談に応じてあげなきゃと思ったらしいです。日々木さん、良かったですね。

 日々木さんからは、娘の絵本ももらいました。

可愛い

 可愛い絵本にほっこり癒されます。絵本をそっと娘に差し出す日々木さん、優しい表情をしていました。

 オフ会終了後、私たち家族は日々木さんと握手を交わします。

 4才の娘は少し照れてました。そんな娘の姿を見たのも、初めてかも。そんなこんなで、楽しい時間はあっという間に終わりました。

↑日々木さんのメンバーシップ限定記事ですが、「日々木さんからみたオフ会の様子」がこちらの記事で紹介されてました。「いけてるオーラが漂う夫婦」と紹介してもらえて嬉しいです!

「華味鳥、あんなに予約いっぱいなら本当に美味しいんじゃないの?いきたくなってきた!!」

 オフ会が終わるなり、華味鳥に行けなかったことを悔しがる夫氏。翌日の朝から、お店を調べて予約の電話をかけていました。

 もし日々木さんとオフ会していなければ、その日に「華味鳥」へ足を運ぶことはなかったでしょう。

 水炊きのコースは1人5000円ほどでした。

こんな感じ

 お鍋はお店の人が作ってくれるし、まるで料亭みたいでした。鶏肉もプリプリで、凄く美味しかったです。

お店の人が鍋を作ってくれます
お肉もプリプリでした!

 人との出会いは、どこで何があるかわかりません。noteを初めて思うのは、「ひとつひとつの出会いを楽しむこと」が大事だなぁと。

 もちろんインターネットの世界には、いい人も悪い人もいます。私自身インターネット歴が長いので、関わる人はある程度見極めているかも。お陰様で、私の周りは今とても治安がいいです。

 自分と、そして相手が嫌な思いをしないためにも。私の場合、最初のうちから「この人はいい人だ」と思い過ぎないようにしてます。そして、相手に対しても。必要以上に尽くし過ぎない。肝心な時だけ、そっと手を差し伸べていく。距離感、大事です。良好な関係を続けていくためにも。

 過去にはインターネットで出会った人と疎遠になったケースもしばしば。縁が切れてしまったのは仕方ないけれど、その時縁があったのであればお互いにとって必要だったのでしょう。

 たとえ縁が切れても、また必要になれば会うかもしれないし。縁は川の流れみたいなものです。だからこそ、素敵な縁と巡り逢ったならば。ひとつひとつ、大切にしていきたいところ。その縁があっという間に流れてしまう前に。



⭐︎この記事を書いた人

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【フリーライター】
フリーライター。マイナビウーマン、うれぴあ総研mimot、女子SPA!、arwebなどのメディアで執筆中 。

⭐︎SNS・noteで出会った人とのエピソードに関する記事はこちら

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