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【偉人の要約】ビル・ゲイツが21歳の自分に伝えたかった、5つの教訓
おはようございます!
本日は、ビジネスパーソン向けに「ビル・ゲイツが21歳の自分に伝えたかった、5つの教訓」という海外ビジネス情報を要約してお届けします。
マイクロソフトの共同設立者のビル・ゲイツ氏の教えから、あなたの仕事や人生に効く教訓をぜひ見つけてください!
👇こんな人へオススメです!👇
・成功者の過去から教訓を学びたい方
・人生を今よりも有意義にしたい方
・英語のビジネス記事に興味がある方
🔶はじめに
読んでくださっている、あなたに質問があります。
もし過去に戻って、もっと若い頃の自分に人生のアドバイスができるとしたら、何と伝えますか?
2023年5月13日、ノーザン・アリゾナ大学の卒業式スピーチで、ゲイツ氏がこの質問に答えました。実は、ゲイツ氏は卒業式へ招待されても、いつも断っているそうです。そのため、とてもレアな機会でした。
ゲイツ氏はハーバード大学で3学期学んだ後、マイクロソフトを共同設立するために大学を中退しました。そのため、ゲイツ氏は大学の学位を持っていません。
だからこそ、慈善家、元CEOであり、かつては世界で最も裕福な人物であった彼の教訓から、卒業生に次の5つアドバイスを送りました。
🔶1. 人生は一幕ものではないと理解する
マイクロソフトを立ち上げるためにハーバード大学を中退したゲイツ氏は、残りの人生をマイクロソフトで働くことになるだろうと考えていました。
しかし、こう語っています。
その考えが間違いで、本当によかった。
1つの会社、同じ職種で定年まで勤める時代は終わりを告げました。2021年の世論調査では、アメリカ人の52%が転職を考えており、44%が実際に転職を計画しています。
専門家によれば、20年後、あるいは10年後に自分が何を望んでいるのか、人生のどの時点においても知ることはほとんど不可能だといいます。
だからこそ、卒業生たちにこう語ったのです。
あなたは今、自分のキャリアについて正しい決断をしなければならないというプレッシャーに直面していることでしょう。その決断は永遠に続くように感じるかもしれない。しかし、そうではありません。明日やること、あるいは10年先までやることが、永遠にやることである必要はないのです。
このように自分のキャリアが一幕ものでないことを理解することは、私たちが柔軟な選択ができるよう助けてくれます。
🔶2. どんなに賢くても間違えることはある
そもそも何故ゲイツ氏は、超名門であるハーバード大学を中退したのか。それは「自分が知るべきことは、もう全て知った」と思ったからだそう。言うまでもなく、それは間違いでした。
彼はこう語っています。
知識への道は 、自分が知っていることに集中するのではなく、知らないことに立ち向かっていくことです。(中略)
遅かれ早かれ、私たちは皆、仕事の中で自分ひとりでは解決方法がわからない問題にぶつかるものです。人はあなたを助けたいと思っています。大事なのは、聞くことを恐れないこと。学校での学びは終わったかもしれません。しかし、あなたの残りの人生は学びの場であり続けるべきです。
「学べば学ぶほど、自分が知らなかった事に気づく、気づけば気づくほどまた学びたくなる」。アインシュタインがこう語るように、学べば学ぶほど「知らない事がたくさんある」と思い知ります。
「知ったかぶり」をせず、謙虚に生涯学習を続けていきましょう!
🔶3. 問題を解決する仕事を求めるべき
ゲイツ氏はここ最近の動向について、「変化をもたらすことで、生計を立てられる仕事や職業が増えている」と述べています。
そして、こうも語りました。
大きな問題を解決するために日々を過ごしていると、最高の仕事をする活力がみなぎってきます。より創造的にならざるを得なくなり、強い目的意識が人生に生まれるのです。
ハーバード大学医学部教授で作家のサンジブ・チョプラ氏は、人生の目的を持つことで、宝くじに当たるよりも幸せになれると述べています。
強い目的意識を持つことは、後に「価値のない仕事に何年も費やしてしまった」と後悔しないよう助けてくれます。
🔶4. 友情の力を甘く見てはいけない
ゲイツ氏は、友人のポール・アレンとマイクロソフトを設立した話を紹介しました。
彼ら(友人)はあなたのネットワークです。あなたの将来の共同設立者であり、同僚です。彼らは、あなたに対する支援、知識、アドバイスの最高の情報源なのです。今日、あなたがステージの袖で手にしたものより、あなたがステージの上で一緒に歩いた人たちにこそ、価値があるのです。
金銭的・社会的成功を追い求めると、ついつい人間関係を疎かにしがちです。ゲイツ氏は卒業生たちに、人脈こそが彼らの成功の鍵を握っていることを思い起こさせたのです。
🔶5. 自分を少し大目に見たって問題無い
ゲイツ氏は、自分の人生で一番早く学んでおきたかったことを次のように述べています。
私が皆さんと同じ年だった頃、私は休暇というものを信じていませんでした。週末も信じなかったですし、一緒に働く仲間もそうあるべきだとは思っていませんでした。(中略)
父親になって初めて、この態度がいかに見当違いであったかを思い知りました。
マイクロソフトの黎明期には、オフィスから駐車場を見張り、誰が早く帰り、誰が遅くまで残っているかを監視していたそうです。(エグい!)
この教訓を学ぶために、私のように長い時間をかけてはいけません。人間関係を育む時間を取ること。成功を祝うこと。損失から立ち直ること。休息が必要なときは休んでください。そして、周りの人たちもそれが必要なときには、大目に見てあげてください。
最近では、「子持ち様」が迷惑だなんて話があります。本当は、一人抜けただけで仕事が回らない組織が悪いのに、非難の矛先は個人に向いています。
誰だって急な体調不良や、冠婚葬祭で仕事を休むことはあります。もっとお互いに大目に見る社会になるといいですよね。
自分を大切にしましょう。また自分と同じように身の回りの人を大切にしましょう!
🔶まとめ
いかかでしたでしょうか?
これらの助言は多くのビジネスパーソンにとって、時が経ってから気付きやすい重要な教訓です。
✅人生は一幕ものではないと理解する
✅どんなに賢くても間違えることはある
✅問題を解決する仕事を求めるべき
✅友情の力を甘く見てはいけない
✅自分を少し大目に見たって問題無い
個人的に、最後の教訓はとても意外でした。むしろ、「もっとハードワークしようぜ!」的なものかと思っていました。
ほとんどの人にとって、自分自身を大切にし、仕事以外の生活を持つことは、キャリアの達成を狭めるものではなく、むしろ広げるものとなります。
これらの貴重な教訓を知り、早く実践すればするほど、より幸せに、より成功に近づくのではないでしょうか。
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