「超知能」がついに来る!ChatGPT 生みの親が予測した、6つの未来
「人間より賢い超知能が、数千日以内に誕生する可能性がある。」
そう語ったのは、生成AI「ChatGPT」を作ったサム・アルトマン氏だ。
2024年9月23日、同氏は、「The Intelligence Age(インテリジェンスの時代)」というエッセイの中で、人間よりはるかに賢いAI「超知能」について“未来予測”した。
今回は、アルトマン氏のエッセイから重要な部分をピックアップし、私たちがこれからどう行動すべきかを考察する。
🔶アルトマンが思い描く、6つの未来
アルトマン氏はエッセイの中で、AIがもたらす6つの未来を楽観的に語った。特に、「AIは規模が拡大するほど性能は高まり、世界中の人々の生活を改善する」と予測していたのが印象的だった。
アルトマン氏の考えを要約すると、次の通り。
①テクノロジーの可能性が広がる
気候の改善や宇宙コロニーの建設、物理学の発見といった驚くような成果が、やがて当たり前になる。さらにやるようになったな、AI!
②人がAIとチームを組む
我々は「AIと敵」ではなく、「AIとチーム」として様々なタスクを実現できるようになる。たとえば、AIが仮想のチューターとなる。そして、生徒にあらゆる科目をどんな言語でも、自分に必要なペースで教えてくれる。
③ディープラーニングが鍵となる
ディープラーニングは、大量のデータと計算能力を利用することで、難題を解決できるようになる。これらは、顔認証や自動運転など、人力では厳しい問題を解決するだろう。
④労働の変化
労働市場に変化をもたらし、AIトレーナーやAI倫理学者といった新しい仕事が生まれる。一方で、現在の仕事の進め方が大きく変化するだろう。(良くも悪くも)
⑤AI普及のためのインフラが必要になる
AIを利用するには多くのコンピュータチップとエネルギーが必要であり、それを安く大量のエネルギーを提供するインフラが求められるだろう。AIだけでなく、AIの基盤のインフラも市場の狙い所かもしれない。
⑥リスクと機会のマネジメント力が試される
人間がAIに仕事を奪われることはまだないものの、労働は大きく変わる。進化した技術を倫理的に使用し、その利点を最大化した上で、害を最小限に抑える準備が必要。
要するに、アルトマンは「AI時代を迎えるにあたり、その可能性を最大限に活用しよう。しかし、リスクに備え、より良い未来を築くために準備を整えよう。」と、私たちに呼びかけてるのだ。
🔶日本人のAIに対する意識
ここでいったん、日本人のAIに対する意識に話を移そう。
ネットワンシステムズ社は、20〜60代の男女930名にITに関する意識調査を実施し、AI技術の活用状態を調査した。
「Q. 仕事にAI技術を導入/活用していますか?」
この問いは、AI使う人と使わない人で、半分に分かれる結果となった。
「Q. AI技術はあなたの働き方に革新をもたらすと思いますか?」
こちらは、約60%が肯定的という結果となった。
この結果を発表した柏木氏はこう語っている。
この結果から、日本の働く世代でAIに肯定的な人は約半分しかいないと想像できる。アルトマン氏が描く未来と、日本の働く世代の意識には大きなギャップがあるのは明白だ。
逆に言えば、自分の仕事にAIを取り入れれば、他の半数よりも一歩進むことができる。つまり、AIで周りに差をつけたいなら、今がチャンスだ。
🔶AI時代に向け、僕たちは何をすべきか
では、アルトマン氏のメッセージから、我々は何を意識すべきだろうか。AIをゴリゴリに使っている僕なりのポイントを3つにまとめてみた。
①AIや、テクノロジーの進化を受け入れる
まず重要なのは、AIを恐れずに受け入れること。日常生活や仕事において、AI技術を活用する方法を模索しよう。
✅(例)noteの執筆にAIツールを活用する
noteの執筆にAIツールを活用すると、タイトル、構成案、文章のブラッシュアップがスムーズに進みます。
初心者にCopilotがオススメ!無料で文章作成や画像生成が可能。ただし使用者が多いので、オリジナリティが必要です。
上級者には、自動でパワポを作るFelo、テキストを図にするNapkin AIもオススメしたい。
②IT技術のスキルアップを図る
AIや、IT技術に関する基本的な知識は、必ず知っておいた方がいい。ITについての理解が深まると仕事の幅が広がり、生活が一変するからだ。これは経験から断言できる。
もし、ITはニガテ…という方は、手始めに以下から始めてみてはどうだろうか?
✅有名どころの講座を受講する
・JMOOC:日本最大のオンライン大学講座
・Googleの講座:15時間で学べるAI学習決定版
✅ITパスポートの試験勉強をする
ITパスポート試験はれっきとした国家資格だが、最も簡単な初心者向けの試験です。試験を受けて国家資格を取るのもよし。取らなくても、ITの基礎は網羅できるコスパの高さも見逃せない。
③AIを使用する際のルールを学ぶ
AIには商標利用不可のものや、著作権に注意が必要なケースもある。あと、noteの記事をAIに書かせても、読者様は賢いのですぐ見抜く。あくまでブラッシュアップ程度にしよう。
このように、何がOKで、何がNGなのかを事前に知っておくことで、後々のトラブルを避けることができる。
🔶AIはドラえもんか、ターミネーターか
AIは人類のすべての問題を解決する、完璧なアンサーではない。重要なのは、私たちがAIとどう向き合い、どう活用するかだ。
AIを、ターミネーターのように「人智を超える悪」と恐れるか、ドラえもんのように「人類と共存する相棒」として受け入れるかは、あなた次第だ。
しかし僕は、「AIに気をつけろ」ではなく、「AIに親しみ、それとともに複雑化した社会課題を解決していく」という姿勢を持つ人が生き残る時代に変わると確信している。
この記事が、あなたのAIライフについて考えるきっかけとなれば幸いです。AIとともに、より良い未来を築いていきましょう!
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