【思考】ジャーナリングも手帳も続かなかった私が本音で書き続けられるようになったワケ
以前こんなつぶやきをしました。
昔から日記はおろか、手帳には予定のみを書いていました。
そんな私が日記をつけ始めました。
理由はジャーナリングをすれば変われると知ったからです。
今回は、私がどのようにして日記を続けられるようになったのか、どんな変化があったのかをまとめました。
ジャーナリングの何が苦手?
読書感想文が苦手
小学生の頃から読書感想文が苦手でした。
正直、何書いていいかわからず、本の要約や抜粋を重ね、枚数だけは一丁前になり満足していたことを覚えています。
感想なので「面白かった」「感動した」「悲しかった」という言葉は使っていたと思います。
とりあえず書けばOKだと思っていたので、文字数を埋めることを目的にしていた気がします。
母に読まれたトラウマ
交換日記や先生との連絡ノートなど母に見られていたことが小学生ながらショックで、本音は残らないようにしようと心に決めました。
良くも悪くも学校から帰宅すると、毎日自分の部屋が整理整頓されていました。ノート類も所定の場所に戻されていて、有難い反面「もう読まれてるんだろうな〜」という諦めの気持ちとため息が出ていたことを思い出します。
携帯やPCを持てるようになってからはmixiなどに文章を書くことが楽しくなり、よく更新していました。
ジャーナリングしようと思ったきっかけ
「さみしい夜にはペンを持て」のweb記事を読んだ
「嫌われる勇気」の著者である古賀史健さんの記事が目に留まりました。
ちょうど本が発売されるタイミングのものだったと思います。
この記事を読んで、「書いてみたい」と純粋に思い、早速本を買いに行きました。
▼ 記事はこちら
本を読んで衝撃を受けた
早速本を買って一気に読み切りました。
2周目は線を引いたり、メモをとりながら。
自分の一瞬湧いてくる気持ちを切り取って、深堀する。
事実を羅列するのではなく、その気持ちになった背景を探ることが日記なのかと衝撃を受けました。
日記に何買いていいかわからない…という方は是非読んでいただきたいです。
小学校高学年や中学生の頃に出会いたかったので、学生の方も読むと気づきがあると思います。(とても読みやすいです♩)
自分の気持ちに蓋をし続けてきた自覚があった
元々自分の気持ちが自分でわかることがなかったです。
正確に言えば、意思だと思っていたことが、実は誰かに認められたい・褒められたいという所から起因していることが多かったという方が正しいと思います。
他人軸で正解をどこからから求めてしまう部分がありました。
そうしているうちに、自分の本心もわからなくなってしまいました。
私さえ我慢して上手くいくならそれでいい、それこそ美学…そんな風に自己犠牲が正義だと思っていた所がありました。
どんなジャーナリングをしたか
準備するものはノート1冊とペンのみ
特別なものは必要ありません。
私は文房具が好きなので、お気に入りのノートとペンを買い揃えました。
正直、100均のノートでも十分だと思います。
やるか、やらないかだけなので。
私なりのポイント
ジャーナリングをしていると、読み返すことで気づきがあることが結構あります。
ただ、心の中でモヤっとしたことを深掘ると、なかなか見たくないものに出くわすこともあります…私的パンドラの箱です。
実は振り返っていると、気づきにこそ発見があるので、大事にしないとなと感じています。(始めは読み返すのが辛く、暗い気持ちになるから書かない方がいいのかなと思っていました。)
私なりの使い分けは
・ノート:ジャーナリング、メモ、雑記
・手帳:予定、献立、happyな事や大事なことメモ
にしています。
ジャーナリングをする上で大切にしていることは【15分のみ】と決めたことです。
どうしても15分じゃ収まらない!書ききれない!という時は延長もします。
辛いことや、なんでこんなこと考えちゃうんだろ…という時は、丁寧に向き合おうと決めています。
毎日過ごす中で「あ!」と心の中で感情が動くタイミングがあります。これは日記を続ける中で気がつけるようになったことでもあります。この些細な心の動きをキャッチして、見逃さないようにしてあげる作業が日記なんだと本を読んで気がつきました。
私が大事にしている感情は【恐怖心】【嫉妬心】です。
もともと怒りやすいタイプではないのですが、恐怖や嫉妬はよく出てくる感情でした。
大体、他人軸で何かと比較していたり、何かの目を気にしていることが多い傾向にあります。
私の場合、ノートに綺麗に書かないといけない完璧主義が出て最初はかなり苦戦しました。(誰にも見せるわけでもないのに…)
ジャーナリング興味あるな〜と思っていれば、まず薄いノートを買って一冊書き切るのも達成感があっていいかと思います♩
私が感じた効果
何を買うか、何を食べるか、何を話すか…
「これ言ったらどう思うかなぁ」
「これ着てたらどう思われるかなぁ」
など気にしていたことがわかりました。
そこから少しずつ「本当はどうしたい?」と自分に問いかけられるようになりました。
すると本音がピョコピョコ顔を出してくれます。
その本音を実現してあげることで、心から満たされる感覚を掴めるようになった気がします。
私が結婚指輪を買いに行った時の話です。
最初は予算内で華美じゃなくてシンプルなものでいいと思っていました。
その背景には
・お金勿体ない
・派手で何か言われるのが怖い→会社の人、友人などに色々言われたくない
・アクセサリーに興味ない→キラキラしたものを身につけると(母が)嫌悪感を抱くと思う
などがあったからだと振り返っていました。
しかし、見に行って夫に買ってもらったリングは予算オーバーかつキラキラしたものでした。完全に想定外。
お店で「これかわいい…」と声が出て、夫も喜んで買ってくれたことを覚えています。
パッと読んだだけだと惚気かよ〜と思われたかもしれません。
ただ私にとって、ちゃんと本心で買い物ができた感覚と言葉にならない満足感と幸福感がありました。この時の気持ちは忘れたくないと思うほどです。
このような感覚を育むと、幸せに気づくアンテナが張られて、嬉しいなぁと心が温かくなる瞬間を捉えやすくなります。
これが私にとってとても良い効果だと感じています。
これからもジャーナリングを続けていこうと思います♩