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読書感想文 minneの売れるきほん帖

みなさんこんにちは!ひよっこハンドメイド作家のmikeです。
ハンドメイド作家としての販売活動やマーケティングなど、日々ちょこちょこと勉強しています。
今日はその一環で読んだ本について紹介したいと思います。
タイトルは「売れるきほん帖」。
ハンドメイド作家仲間さんや、私と同じ初心者作家さんにもとっても参考になる本だと思いました。

この本の紹介

この本、なんとミンネ公式でございます。
著者の和田まおさんはYouTubeもやっていて、「おはよう!ミンネラボ」というタイトルでいつも読者のハンドメイドの悩みに答えている方です。
このYouTubeチャンネルでは「なんで売れないんだろう」「特集に掲載されるにはどうしたらいい?」などなど、誰もが一度は思ったことがあるであろう疑問がいろいろと取り扱われています。

本はそのYouTubeで話された内容を見やすくまとめて+α付け加えた感じでした。
内容は価格設定のことと写真のことが大きく扱われており、あとはブランドの方向性やお客さんのことなど。
正直いつもYouTubeを見ていた私には目新しいことはあまりありませんでしたが、それでも再確認という意味で意義のある読書体験でした。

本を買わなくてもYouTubeだけでもかなり参考になるので、ハンドメイド作家さんにおすすめです。

「その値段で10個売れたら嬉しい?」

本の中で気になったのが、価格設定の見出しです。
ハンドメイド、いくらに設定するも作家の自由。
100円にするも100万円にするも自由……自由だからこそ悩んでしまう……。
おそらく多くの方は価格についてお風呂やベッドでうんうん唸った経験があることと思います。

世間の多くの作家さんは、あらゆる事情で安く見積もってしまいがちな人が多いようです。
私もそれは常々思っており、あんまり安売りしすぎるのはよくないなぁと思っておりました。
安売りして身を削っていても続きませんし。
お客さんからしたらある日突然作家が倒れても「無理してたなんて知らなかった!」って話ですしね。
なので私は自分は安売りしねーぞと心に誓っておりました。

正直、自分の作品安くないと思います。
けっこう思い切った値付けしてると思います。
しかし、この本で今一度また価格設定を考え直すこととなりました。
そのきっかけとなったのが「その値段で10個売れたら嬉しい?」という一文です。

嬉しくないかもしれん……

言われてみれば嬉しくないかもしれん。
いやだって1個や2個ならともかく、10個となると作るのに必要な元気もかなりのものですよ。
腰や肩の痛みだってそれなりのものになるでしょう。
1980円の商品が10個売れたら、1万9800円。
2万円弱か~……。

私の作るアイテムはアルコールインクアート→レジン→ビーズ刺繍とけっこう手の込んでいるものが多く(独自性を失うのを恐れているため)なかなか厳しい。
改めて、自分の商品の価格を考え直そうと思いました。

適正価格って難し~!!

ハンドメイド作家の悩みでランキングを作ったら間違いなく三指に入るだろう強敵、価格設定。
その手強さを知って重武装したつもりが、やはり私もその絶大な力の前にひれ伏すのでした……。
難しいね~本当。
こうしてまた私はお風呂やベッドで値段について悩む夜を過ごすのでした。

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