”こども”と匂い、そしてお灸。
5月5日はこどもの日。子どもが喜びそうな場所に連れて行こう！と決めた。子どもが喜びそうな所って、動物園、水族館や遊園地・・？遊園地は、先日連れて行ったばかり。動物園や水族館にも連れていきたいが・・私が、苦手なのだ。何が苦手かというと”ニオイ”。私は、昔から鼻が敏感。子どもの頃、動物園や水族館に連れて行ってもらったが、ニオイがしんどかったという思い出しかない。そんな、とても稀な子だった。
子どもには申し訳ないが、そういう理由から私の腰が重く連れて行けていない。
2023年のこどもの日
子どもに「どこに行きたいか」聞いた。そしたら、即答で「ゲームセンター」。いつもと一緒じゃないかと思ったけど、こどもの日。子どもの願いを叶える事にした。いつもよりちょっと遠出して面積が広く、種類が豊富に揃っているゲームセンターに連れて行った。
連れていくと、それはそれは喜んでくれた！大人の私も夢中になって一緒に遊んだ。好きなぬいぐるみをクレーンゲームで取ったり、ガチャガチャしたり。
お灸体験
その帰り道。”お灸体験”と書かれたお店を発見！知り合いが最近お灸を始めたと聞いて、お灸に興味を持っていた私は、早速入ってみた。
それは、せんねん灸のショールーム。入店し、店員さんに詳しいお話を聞き、実際に商品も試すことが出来た！お線香の匂いは好きだけど、お香やアロマ、香水は苦手な匂いがある私。お灸を嗅ぐと、お灸のベースになっている”もぐさ”は好きな匂い。その”もぐさ”をベースにくだもの、はな、緑茶や香木など、お灸の匂いの種類も様々あった。
お灸の効果
お灸の歴史は2,000年以上。ほどよい温熱でツボをあたため、自然治癒力を高めて症状を改善する。そして、温熱で血行もよくなる。
お灸の使い方
お灸には、匂い以外にも幾つか種類があり、私が試したのは、親指の爪くらいのサイズ。台座のシールを剥がし、もぐさ部分に火をつけて、シール部分をツボに貼るタイプ。約4～6分くらいでいいらしい。
早速、購入。火を使うので、子どもが近づかないように注意しつつ、自宅でもお灸！心なしか血行が良くなり、肩こりが減った気がする。何より、お灸が終わった後も、部屋にはお灸の匂いが漂っていて、幸福感が半端ない。
こどもの日。私からみると、私は大人で、子どもは子ども。でも、私の祖父母からすると、アラフォーの私もまだまだ”子ども”。私が、喜びそうなお灸のお店に偶然出会えたのも、いつも空から見守ってくれている祖父母から”子ども”の私への、こどもの日のプレゼントだったのかもしれない。
それにしても、動物園や水族館もこんな匂いだったら、子どもを連れていくのにな。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。