習慣化とペナルティ
「習慣化できたらご褒美」と「習慣化できなかったらお仕置き」
どっちが効果的かはその人の性格次第、と言ってしまえばそれまでですが、個人的には断然ご褒美派です!
単純に自分は褒められて伸びるタイプという自覚があるし、実際に習慣化をサポートさせていただく際にも、ダメ出しや否定的なアドバイスは基本的にしません(怒ってとの強いご要望があれば対応しますが・・)
といっても
習慣化できないなら〇〇というペナルティを設定して、損をしたくない気持ち(損失回避バイアス)をうまく利用した習慣化を目指す方法に否定的というわけではありません。
実際に、習慣化できないと罰金ね〜というアプリがあったり、先行投資(受講料○十万円)という名のプレッシャーを自分に科すことで、習慣化を達成したという話が世間にはいくらでもあるので、これも習慣化に有効な手段のひとつだと理解しています。
ということで、今回は習慣化とペナルティについてお伝えしていきたいと思います。
ペナルティ導入のメリット・デメリット
メリットは、なんといっても即効性が高いこと、さらにペナルティをグッと重くすれば強制力もググッと大幅に上がります。
例えば、寝坊1回につき罰金10万円というルールだと、目覚ましが鳴るより先に起きられそうですよね!
一方、デメリットは、ペナルティによってストレスが増えたり、自己否定感につながることがあります。
さらに、これが長期的に続くと、習慣化そのものに対するネガティブな感情が強くなって、本末転倒となるリスクもあります。
他には、ペナルティに頼りすぎると
内発的なモチベーションが低下する
ペナルティ回避のためだけに行動してしまう
ペナルティが終了をした途端に継続する理由を失う
など、マイナス面が強くなる場合もありますので、注意が必要です。
ペナルティを有効活用するために
デメリットのところでお伝えした通り、長期的にペナルティの力を借りると逆効果になる可能性が高いので、短期限定でペナルティを取り入れると最初に決めておくことです。
あと、個人的には、ペナルティを設定して習慣化を目指すなら、管理・監視役をセットにするのが効果的かなと考えています。
なぜなら、家族・友だちなどの近しい人、もしくは専門家などの他者に管理・監視を依頼することで、より緊張感と強制力を高めることが可能だからです。
ただ、せっかく自分に対してペナルティを導入するなら、身内に頼んで微妙にゆるくしてしまうのはもったいないので、第三者を巻き込む方がおすすめですね!
まとめ
自分へのペナルティは、即効性のある手段として一定の効果が期待できますが、長期的にはネガティブな影響が強まるリスクがあります。
そのため、ペナルティと報酬・ご褒美をバランスよく組み合わせる方法が効果的です。
楽しいことや褒められることによって成長する傾向がある人には、特に報酬を重視した方が持続可能な習慣化が期待できると思います。
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