もしも、もうひとりの自分が猫だったら
「自分の心を思い通りにコントロールできたら、もっと楽なのに」と思ったことはありませんか?
頑張りどころなのにやる気が出ないとき、失敗して落ち込んでしまうときに「もうひとりの自分」を登場させて、客観的に・俯瞰的になって乗り切ろうとする人は多いと思います。
でも、その「もうひとりの自分」も感情的になってしまったり、自己批判や自己否定を始めて、かえってつらくなってしまうこともありますよね・・
そこで、その「もうひとりの自分・自分の心」を、いっそのこと「猫」に置き換えてみる。
猫なら、感情的になったり、否定してきたりしませんし、むしろ気まぐれでふっと近づいてきて、そっと寄り添ってくれるかもしれないので。
そもそも心は気まぐれ
「ここから本気を出す!」とか「集中力MAXで!」と必死になるほど空回りしたり、逆効果になることってありますよね。
でも、それは心が反抗しているわけじゃなく、自分のペースで動いているだけで、猫が自分のペースで自由に過ごしているように、心もまた自由で気まぐれです。
自分の思い通りに懐いてくれない猫にイライラしたり、幻滅しないのと同じように、この「気まぐれさ」を責めたり悩んだりしないで、そのまま受け入れる。
それだけで、心の中のモヤモヤが少し軽くなります。
居心地のいい場所づくり
猫が安心できる場所を必要とするように、自分の心にも居心地のいい環境が必要です。
例えば、猫が心地よく眠るためのクッションや隠れ場所のようなもの。
それと、「大丈夫」「そのままでいいよ」と自分に優しい言葉をかけてあげる、という居心地の良さも大切なので、猫に話しかけるように心の中の猫に向かって「今日はのんびりしていいから」と声をかけてみる。
「頑張らなきゃ」と追い詰めるのではなく「少し休んでもいい」と許してあげること。
それが心の安定につながります。
猫から見える世界
もしも「もうひとりの自分」がネガティブになったら、その声に耳を傾けるたびに、心が疲れていきますよね。
そんなときは、その声を猫の声、仕草や行動に置き換えてみます。
例えば、気持ちが疲れた日は、猫の鳴き声や丸くなって昼寝をしている猫、気づいたらスッといなくなっているあの感じをイメージする。
そうすると、気持ちが癒されて「今日はこれでいいんだ」と、ありのままの自分や今の状況をそのまま受け入れられるようになります。
また、猫のように、たまには外の景色をじっと眺めてみるのもいいかもしれません。
猫目線で眺めていると、当たり前の風景が新鮮に感じられることがあります。
そして、心を「猫」のように扱うことで、思うようにコントロールできない自分を責めるのではなくて「今日はこの猫、ちょっと気分屋だな」とやさしく受け止めることができます。
ときにはガス抜きも大事
「人の心はコントロールできないもの」と真面目に考えてしまうと、不安やストレスを感じる場面がどうしても増えます。
そこで、僕の場合、自分の心が猫のようだと思うことで、少し肩の力が抜けたり、ネガティブな状況を楽しむことで、うまくガス抜きになっています。
もちろん、猫じゃなくて、別の動物でも、有名人、アニメのキャラクター、偉人・・なんでも大丈夫です。
とにかく、自分の中で抱え込まないのが一番です!
「もうひとりの自分」を〇〇に変えてみることで、自分の心が想像上に扱いやすくなりますので、ぜひ、試してみてください。
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