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保育園の時の伏線を50代手前で回収する

こんにちは。劣等感博士 mikaです。
この素晴らしい絵は、誕生日に甥っ子が私に描いてくれたものです✨
ちいかわの靴下もくれました(*'ω'*)
ちなみに、甥っ子には”叔母さん”ではなく「ねねさま」と呼ばせています。
ええ、こっちのが気分がいいので。

この絵をもらった時、どひゅーんと保育園の頃にタイムスリップしました。
5歳の時でした。保育園の先生が、「みんなの顔」として、ボール紙で作った、園児たちの顔の絵を壁に飾ったのです。
みんな笑ってたり微笑んでたり。でもね、私のだけ、怒ってたんです。
口がへの字の曲がっていて怒ってる。恥ずかしいし、悲しいし。
とってもとっても傷つきました。
だから今でも覚えてる。
何で私だけ怒ってるんだろう。なんで先生はわざわざ怒ってる絵を貼るんだろう。なんで??って疑問しかわかなかったです。

小さい時、私はいじめっこでした。
そして今思うと、世界に対し、怒っていた。なんかわかんないけど、小さいながらに怒りの中にいました。これが世界観にもつながってくるのでしょうが、怒りが心の中にあったのはわかります。
だから外側に攻撃していたし、言うこともきかない。小さい時からお母さんとケンカしてたし。
なんでうちはお金持ちじゃないの?なんでカワイイ服買ってくれないの?
なんでうちはこんなに狭いの? 
なんで私だけこんな目に……?っていうのが、言語化できずとも感じてはいました。そして怒りが常にくっついていました。

小さい私は、先生が描いた「怒った顔の絵」を見て悲しくなった。
多分先生に聞いたと思う。そしたら「だっていつも怒ってんじゃん」みたいな返事が返ってきた気がする。まぁ、今だったら親からクレームとか行ってるんじゃないかと思うけど、ド昭和です。親より先生のが上でしたし。
先生って存在が絶対でしたし。
でね、この先生がいかにひどいか、を言いたいのではなくて、甥っ子の絵の中の「私」が笑ってるってことなんです💛

この絵をもらった時、みんなに「似てる~」って言われました。
私も似てると思います。
保育園の時はこの世界に対して怒っていた小さい私でした。
でも今は、心の勉強をして、やっと笑うことができた。
そりゃあ起こることもあります。でも「世界は敵ばかり」といつもファイティングモードでいた時と今は明らかに違う。
やっと私は外側から見ても笑顔でいる自分になれたんだ、と甥っ子の絵で気づくことができました✨

絵を家に持って帰って、苦しかった保育園の小さな自分を思い出し、涙が出ました。あー、よく頑張ったわ、私。って。
これも自分責任型で見ていくと、「先生に怒った絵を描かせた」となります。なんのために描かせたのか。傷ついて大人になっても覚えてるくらいです。「ひどい先生ね!」ってことじゃないんです。考えましたよ……。

これは、長い年月をかけて、自分の中の「怒り」を癒していくトレーニングだったんじゃないかと私は思っています。
人は、欠けているところから始まります。
怒っている小さな私を先生は絵として心に残してくれた。
大人になって、心の勉強をする私に、変化がわかるように。

この絵のお気に入りポイントはもう一つあって、
3匹のうちの猫さんたちが描かれているところです💛
あと、オデコがまじで似てる(笑)
幸せだ~(*'▽')


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