キーボード沼への第一歩【キーボードなんて何でもいいと思ってた】本語り#12
はじめに
ついに同人誌に手を出してしまいました。
ただでさえ読みたい本だらけで、マイ積読タワーが高く高くそびえ立っているというのに、ついに手を出してしまいました。
著書の朱野帰子さんといえば、吉高由里子さん主演の連続ドラマ『わたし、定時で帰ります。』の作者の方。大好きなドラマだったー!最近Tverで観れたのでもう一度観ましたが、2024年に観ても面白かったー!
そんな作者の方が「キーボード」についての本を出版しているー!しかも同人誌ー!!
私、今年から(ほぼ)フルリモート勤務になりまして。ちょうど、【デスク環境整えたい欲MAX〜第2シーズン〜】に突入していたところなのです。
「キーボードは別にそこまで気にしなくて良くない?デザイナーたるもの、Appleの外付け買っておけば良くない?しかもテンキー付だぞ!わははは!」
とずっと思っていたのですが、AppleのMagic Mouseからエルゴノミクスマウス(人間工学に基づいた、人の体にとっても優しいデザインの製品)に浮気した快適さから、「Appleである必要は……ない……?」とついに気付いてしまったのです。
この本のゴールは、「キーボードなんて何でもいい状態だったあなたを「あれ……どうしてキーボード試し打ちができる売り場にきてしまったんだろ?」という状態にしてしまうことだそうです。
読み終わった今、猛烈にキーボードを打ちに行きたいとひたすらに思っていいます。とりあえず、おすすめされていたビッグカメラ渋谷店はGoogleマップで「行ってみたい」に保存完了しました。
いつ行けるだろう?いつ行けるだろう?と胸を躍らせています。
本書の対象者
PCについてきたキーボードを使っている人
デザイナーたるもの、Apple社のキーボードが正義だと疑わない人
人がキーボード沼にはまっていく様子を眺めたい人
物書きを生業にしている方の仕事ぶりを知りたい人
ぜひ、キーボードの試し打ちに行きませんか?
体に優しいパソコンライフを始めましょう!
著者について
朱野帰子さん
東京都中野区生まれ。2001年、早稲田大学第一文学部卒業。
2009年、『マタタビ潔子の猫魂』(「ゴボウ潔子の猫魂」を改題)でメディアファクトリーが主催する第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞し、小説家デビューを果たす。2013年、『駅物語』が読売新聞、サンデー毎日、王様のブランチなど多くのメディアに取り上げられ、大きな反響を呼ぶ。2015年『海に降る』が連続ドラマ化、2019年『わたし、定時で帰ります。』が連続ドラマ化される。徹底的な取材と軽快な筆致による作風で人気を博している。
感想とまとめ
当たり前だけど文章が上手で面白い
「それは当たり前だろう」と言われそうで気が引けるのですが、でも言わずにはいられません。
朱野帰子さん、さすがです。お話の進め方がとてもお上手。
真面目に語るだけじゃなくて、コミカルさもあるので、つい一気読みしてしまいました!
パソコンについてきたキーボードを使うのはセルフネグレクト
この言葉がめちゃくちゃ強い。
この本で1分選ぶとしたら、これかもしれない。それくらい強い。
帯をつけるとしたら絶対これ。
この言葉に全てが集約されています。
本当にそう。デスク環境を整えることは、すなわち自分の体を労ること。
何もしないのは「セルフネグレクト」なのである……!!
大体REALFORCEかHHKBの二択になる
キーボードに関しては、最近やっと買い替えようかなと思ったくらいで、知識0の私。
会社の同僚が「キーボードつい買っちゃうんですよねー、あはは!」と言っていたが、(え?なんで?意味不明)と思っていたのですが、本書を読んで納得しました。
特に最近はnoteを書いていることもあって文字を打つ時間がめちゃくちゃ増えたので、キーボードが気になってしょうがないです。
そんな知識0の私でしたが、少しだけ知識が増えました。
いいキーボードを買おうとすると、大体REALFORCEかHHKBの二択になる
キーボードの方式
メカニカルキーボードは軸が決め手
自分のデスク環境歴を振り返る
第1シーズン:Web系の仕事についた頃
「デザイナーたるもの、やっぱりAppleから離れられんのよ」
モニター
まずはモニター。デュアルモニターない人生なんてあり得ない。
持ち運ぶこともあってMacBookを使っていますが、たまに外出先で仕事をすると、「モニター小さい!!絶対効率落ちてる!!むきいいい!!」と心の中で思いながら作業してます。
なんだかんだでAppleのデザイン大好き人間なので、なるべくガジェットは白で揃えたい……と思った時に、hpのデザインがAppleと合いそうだったのでこちらを購入しました。
ノートパソコンスタンド
MacBook&モニターのデュアルディスプレイなので、必須。
みんな大好きBoYata。安定感抜群で、これを買っておけば間違いなし。
たまにリビングでMacBookのみで作業する時もありますが、その時もあった方が背筋がピンと伸びます。
・ノートパソコンスタンド(折りたたみ)
ノートパソコンスタンドの快適さに気付いた私は、パソコンを直置き出来ない体になってしまいました。
だって、背筋が明らかに違うんだもん!姿勢が楽なんだもん!
持ち運び用に、折りたたみ式も追加購入しました。
キーボード
印刷会社時代に使っていたキーボードがこれだったし、Mac信者なので迷わずこちらを購入しました。
入力でテンキーもめちゃくちゃ使ってたので、テンキー付。
角度をつけないと流石に打ちづらいので、裏に100均で買った半円状のゴム製のものを取り付けて、角度をつけてます。
後述しますが、買い替えたいです。。。
仕事内容も変わって入力作業も増えたし、テンキーもそこまで必須じゃないので。。。
テンキーあると数字は打ちやすいけど、マウスとの距離が遠いのが厄介です。
マウス
こちらもキーボードと同じ理由。Mac信者ってほんと怖い。
MagicMouse一択!!!と思っていたあの頃が懐かしい。
小指にマウスの跡がついたって、それが普通だと思っていたあの頃よ。(遠い目)
あと、クリックの音がめちゃくちゃうるさい。
ただ、なでまわしてスワイプとかはめちゃくちゃ便利なんですよねー。
トラックパッドみたいにして使うの有りか?いや、なしか………。
第2シーズン:フルリモートを始めた今
「あれ、Appleにこだわる必要ないのでは?」
とうとう気付いてしまいました。「Appleで揃える必要なくない?デザインよりも、自分の体じゃない???」と。
マウス&リストレスト
Apple信者は、プチ腱鞘炎に悩まされます。
調べてみると、手首は縦向き(チョップの形)が自然なので、横向きでマウスを操作するのは手首に負担がかかるらしい。
なるほど!だからか!!!!
そうして人工工学に基づいたことらを購入しました。
細かい作業も必要なので、トラックボールじゃなくてこちらを買いましたが、トラックボールのものも欲しい。きっと後で買ってしまう。
手首のために、リストレストも左右両方買いました。
AirPods
もう戻れない。ノイキャンのない世界に戻れない。
音に敏感で人混みとかがめちゃくちゃ苦手で疲れちゃってましたが、ノイキャンONにした時の世界の優しさがすごい。
周りの音ってこんなにあったんだ〜っていう発見もありました。
Apple製品との接続もとても速いのでストレスがめちゃくちゃ減りました。
これから購入したい物
昇降デスク
チェア
キーボード
モニター大きくしたい
マウスもう1つ欲しい
やっぱりね!昇降デスクとチェアは欲しい!高いけど!
高いけど、これがあると世界が変わる気がする!
(ほぼ)フルリモートだし、良いじゃない!必要経費!!!
というわけで、2025年はこのあたりを強化していこうと思います。
キーボードの試し打ちもいくぞ〜。
あぁ、お金が欲しいよう(いきなり現実的)
2025年はデスク環境を整える年にしたいです。
キーボードの話以外の学び
キーボードの話以外でも、学びがある本でした。
書くと書かないの間をシームレスに(三宅香帆)
私も同じ話題書くのってどうなの?って思っていたので、目あら鱗でした。
「ブラッシュアップスタイル」言われてみると確かに!!
予測変換を使いこなそう
時短する気持ちを、最近隅に追いやっていたかもしれない……とドキッとしました。
何度も入力している言葉や文章は、辞書登録する癖をつけよう!
パソコンもスマホも!!!
「LINEスタンプ感覚で、予測変換で出た文章を返している」ってすごい!良い!取り入れたい!!!(そもそもLINEの返事が苦手だけれど)
読みたい本が増えた(いつのもこと)
完全にタイトルにやられました。
タイトルつけるの上手すぎる!これは読んでみたくなるー!!!
どうしてこうも、本を読むと芋づる式に読みたい本が増えていくのでしょうか。
図書館の予約かごに入れられる冊数は100冊までなのですが、常に100冊を超えています。ああ、嬉しい悲しいどうしよう。
お隣の市の図書館の豊富さがすごくて、県立図書館の次に読みたい本が揃ってるのでは?と思うくらい、検索するとヒットします。
優秀は司書の方がいるのでしょうか、それとも図書館への予算が多いのでしょうか。ありがたや〜ありがたや〜〜、