極める人は共通点に気づく
前回、極める人とそうでない人の違いを書いた。
この記事は実はもう少し長かったのだけれど、別のことにフォーカスした部分を削除してアップした。
なので今日はその削除したポイントについて。
まず、↑の記事で書いた極める人の特徴は
「常に意識を向けて観察し、小さな違いに気づいたらスルーしない」
です。
小さな違いについて質問をするなり、改善法を探すなりできるから成長していきます。
そしてもう一つは、異なる分野の真理の共通性に気づくことができる力です。
インターリレイト(interrelate)する力。
一つの分野で追及していって気づいたことを別の分野でも発見できると、その真理を深く理解し、納得することができるのです。
そういう関連しあうものがいくつもあると、どこかの分野で気づいたことがあると、別の分野で理解できなかったことも「ああ、そういうことか!」と視界が開けます。
たとえば身体と精神と魂。この三位一体の構造は言葉はちがってもスポーツ、学問、人生、あらゆる場面の真理です。どれか一つだけでは成長はかたよってしまう。つねに身体と精神と魂は相互に影響しあいつながって高めあっていきます。
これをなにかの文章だけで「知っている」ことがたとえば身体を動かすスポーツから納得するかもしれない。
共通真理を見つけると、興奮気味に話してくれる。そういう真理の美しさが好きなのかもしれないし、専門分野の追求も実はその真理を知るために深めていっている人なのかもしれない。
「それは○○の分野だけのことでしょ」と切り分けてしまうと、インターリレイトはできない。
その分野の視点では突破口がみえないことも別の分野の視点でみると開くことがあるから、極める速度や高さが強まる。
というか、結局違いに気づけるからこそ、別分野との共通点にも気づけるのかもしれない。ひょっとすると同じ力?
教えるのが上手な極めている人は、たとえ話が上手だし。
というわけで極められる人の特徴は
・小さな違いに気づきスルーしない
・インターリレイトする力がある