きものであじさいドライブ
紫陽花の季節。
梅雨入り前というのに、関東は30度を超える暑さです。
これはお気に入りの、紫陽花柄の浴衣を着るときが来た!と思い、いそいそと着替えて、朝の涼しいうちに出かけてきました。
着物で運転するの、初めてで少しドキドキしたのですが、草履を脱ぎ、裾をからげ、帯はぺたんこの「カルタ結び」にし、袖をたすきがけしたら、洋服と同じ感覚で運転できました。
最初の目的地は、埼玉県加須市の玉敷神社&玉敷公園。
春は藤、夏は紫陽花、秋には銀杏の紅葉と、四季折々の自然を楽しめる場所です。
さらに足を伸ばし、騎西城近くの遊歩道へ。
田園風景の中、真っ白なアナベルがまぶしいくらいに咲き誇る、美しい一本道です。
ちょうど、近くの幼稚園の子どもたちが遊びに来ていました。
「わあ、きものの人がいる」
「あじさいのきものだ!」
「きれいだね」
「かわいい」
などとたくさんほめてもらって、うれしかったです。
かわいい人たち、ありがとう。
着物って暑そうに見えますが、筒状の構造で、風が通るので案外涼しいです。
外気温が30度を超えるとき、私は「ハッカ油」を着物の裾や衿からシュッシュとスプレーしておきます。
和装にかぎらず、ひんやりして、ぐっと過ごしやすくなるのでおすすめです。
着物で運転できるようになって、行動範囲がますます広がりそう。
今年の夏も、たくさん着物で出かけよう。
読んでいただきありがとうございます! ほっとひと息つけるお茶のような文章を目指しています。 よかったら、またお越しくださいね。