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その世界の先はきっと宇宙

私たちが普段生きている世界には、目に見えるものだけでなく、目に見えない部分が多く存在しています。

目に見えないものは不確実で、時に不安や戸惑いを生みますが、その中にこそ私たちの生きる意味や喜びが隠されているのではないだろうか。
そしてそれは、自分の奥深くに眠る可能性に気づくことであるのかもしれません。

この「目に見えないもの」に目を向けることが、これからの時代をより豊かに生きる鍵になるのではないかと思うのです。
そこから宇宙は見えてくる。

今回はそんなことを記事にして書いて見ました。
読んでいただけたら嬉しいです。




世の中には、目に見えるものと見えないものがある。見えるものは、たとえば家や木や、そこにいる人。じゃあ、見えないものって何かというと、風や匂い、音とか、あと「気持ち」なんかもそう。目には映らないけれど、確かにそこにあるもの。

たとえば、森の中を歩いていると、ざわざわと葉が揺れる音が聞こえたり、どこかで花が咲いている匂いがふわっと漂ってきたりする。そういうのを感じたとき、そこには自然がちゃんと「いる」のがわかる。けれども、その匂いや音が見えるわけではない。だからといって、「見えない=存在しない」わけではない。

こういう見えないものを感じ取る力、いわゆる感受性というものは、普段の生活を豊かにしてくれる大事なものだ。たとえば、道端に咲いているタンポポにふと気づく瞬間もそう。忙しくしているときには、ただの「道端」だけど、心が少しだけ余裕を持つと、そこにタンポポが咲いているのを見て「春だな」と思える。そういう小さな気づきが、ちょっとした幸せにつながるんだと思う。

見えないものに目を向けると、「直感」というものも働き出す。直感って、なんだかすごく特別な力に聞こえるけど、実は誰の中にもあるもの。たとえば、初めて行った場所なのになぜか懐かしい感じがしたり、「こっちに行ったほうが良さそうだな」と感じたりすることがある。これはきっと、自分の中に蓄積されている経験や感覚が、瞬時に「こうだよ」と教えてくれているんだと思う。頭で考えるよりも先に「感じる」力。それが直感だ。

今の世の中、情報があふれている。何を食べたら健康にいいとか、どの道を通ったら早いとか、何を買えばお得だとか、便利で役立つ情報がたくさんある。でもその分、感覚に頼ることを忘れてしまいがちだ。見えないものを感じ取る力は、こうした情報社会の中で少しずつ鈍くなっているような気がする。

けれども、直感や感受性を働かせることは、情報では得られない「本当に自分に合うもの」を見つけるために必要なことだ。たとえば、友達におすすめされたお店があるとして、事前に口コミを調べて「美味しそうだな」と思うのもいいけれど、「このお店、なんか良さそう」という勘に従って入ったお店が、意外と自分の好みにピッタリだったりすることもある。

感受性や直感は、普段から少し意識して使うことでどんどん育っていく。空を見上げて雲の形をぼんやり眺めたり、耳をすませて遠くの音に気づいたり、風が吹いてくる方向を感じてみたりする。そういう小さな体験の積み重ねが、目には見えないけれど確かに存在する「自分の感覚」を磨いていくのだと思う。

最近の天気は、ネットを見ればすぐにわかるけど、家を出る前に一度空気を吸って「今日は寒いな」と感じるのもいい。情報を取り入れることももちろん大事だけれど、それ以上に、自分の感覚を信じてみる時間を持つことが、もっと大切なんじゃないかと思う。

見えるものだけじゃなく、見えないものも感じられるようになると、世界が少しだけ広がる。あの道の先には何があるのかな、と歩いてみたり、雨の後の空気の匂いを楽しんだり、心の中に浮かんできた「なんとなく」の思いを大事にしたりする。そんなふうに、少しずつ、見えないものとの付き合い方を深めていけたら、毎日はもっと味わい深くなるんじゃないかと思う。

見えないものを感じる力を高めて、直感を信じてみる。そんな習慣を持つだけで、この世界はもっと豊かで面白いものになる気がする。

そんなふうにある意識は、きっと宇宙と繋がっているのだろうと思う。

宇宙と繋がる意識で生きてみる。

そんな「これから」。



ここまで読んで下さり、ありがとうございます。




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