
星空の向こうからのメッセージ
皆さんもこんな体験をしたことありますか?
私たちの魂は元々あの世から来ていると言われていますよね。
だから、寝ている間にあの世に行くのは、まるで一時的な里帰りみたいなもの。眠っている間、肉体は休めているけれど、魂はあの世でエネルギーチャージしているんじゃないかなと思います。
この考え方は、江原啓之さんの『あの世の歩き方』という本を読んで知りました。これを読んだとき、自分の睡眠中の体験が腑に落ちたような気がしたんです。実際、夢の中での出来事が現実になったこともあります。
20代の頃、家族が団地からマンションに引っ越すことを考えていた時、物件がなかなか見つからず。
突然、夢の中で母方の祖母と伯母が現れて、マンションのドアの近くに立って「良かったね」と微笑んで消えていったんです。
後日、物件が見つかって内覧に行くと、なんと夢で見たドアの色や向きが全く同じで、ビックリしました。

30代の頃は、江原啓之さんに鑑定してもらう夢を見ました。
「次は私の番だ!」と嬉しくなっていたのですが、その瞬間、目の前の人で鑑定が終了。残念と思っていたら、翌日に夢の続きを見ました。
私の鑑定結果は「人に優しくしなさい」というものでした。
でも、そのメッセージをすっかり忘れてしまった私は、その後の生活で家族や自分に優しくできず、苦しむことになってしまいます。
そして40代になり、弟、父、母を失いました。
いつか家族との別れが来るだろうと思っていてもまだ先のことだと、日常を当たり前に過ごしていました。
失った時に、30代の頃の夢や「親孝行したい時には親はなし」という言葉が頭をよぎり、いろんな後悔が押し寄せてきて、心が重く感じました。
そんな中、あるきっかけで自己受容コーチングを受け、自分が自己犠牲していること、家族との間にはいろんな出来事があったけど、私たちは幸せだったことに気づきました。
その思いを受け入れられるようになった頃、また不思議な夢を見たんです。
久しぶりに見た夢は、母が一人暮らしをしている家に遊びに行くというものでした。相変わらず小綺麗にしていて、ニコニコと楽しそうに過ごしていました。
そして、私が一番ビックリしたのは、車の免許を持っていない母が颯爽と車を運転していたこと。
生前の母は「今度生まれ変わったら結婚しない」と言っていたけれど、あの世で好きなように楽しんでいるんだと思ったら、なぜか私の方が安心しました。

その後、父の家にも遊びに行き、大きなテレビがあって、あの世でも野球観戦をしているようでした。阪神の応援をしていたのかも。
2人はそれぞれ別々に暮らしていて、お互い楽しそうでした。
何より両親は私を心配していたのかしら。
なんとなく、両親からのメッセージが聞こえてくる気がしました。
「自分の直感を信じて、あなたもこの世で楽しんで生きなさいよ」と。
大切な家族は、私の心の中で生き続けているのです。
