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「できない」と言える強み

この春から幼稚園に通い始めた息子。

3歳なので、着替えや荷物の準備にはまだまだお手伝いが必要で。

幼稚園ではどうしているのかな?先生に手伝ってもらっているかな?と気になっていました。

帰ってくる時は、いつも新しいオムツを履いているし、荷物もきちんと鞄に入っているし、先生たちがお手伝いしてくれているんだろうなというのは想像できましたが。

そんな中、入園式から数日後、担任の先生とお話する機会がありました。

「息子は幼稚園で楽しそうにしていますか?」

と様子を聞いてみると、

どういう風に遊んでいるのか等を教えてくれた後で

「できないことがあると『せんせい、できない〜!!』と言ってくれます。そういう風に言葉にして発信してくれるので、私も『ちょっと待ってね、いくね』とサポートにいけます。困っていても自分から言えない子もいるので、そういう風に言えるのはすごいことですよ。」

と言ってくれました。

この話を聞いて、息子は「できなくて困っているよ」ということを先生に言えるんだと初めて知り、とても嬉しくなりました。

まだまだできないこともあるし、オムツも履いているけれど、それができているならもう100点満点だよって思います。

自分でできないと分かる。先生に話しかけられる。手伝ってほしいという気持ちを言葉で伝えられる。

簡単なようでとっても難しいことです。

私は幼稚園の頃、できないことがあっても先生に言えなかったのです。

できないからどうしよう、先生に声をかける勇気がないし恥ずかしい、いつ声をかければいいんだろう、先生から気づいてくれないかな…

そんな風にいつも思っていました。

なので、困ってることを発信できる息子のことを尊敬します。

これは素敵な強みだなと。

そしてそんなエピソードを教えてくれた担任の先生にも感謝です。


息子に、すごいことなんだよと褒めて伝えましたが、いまいちピンときていないようで…

いつか大きくなった息子が読んでくれたらいいなと思い、育児日記に書くことにします。

大人になっても、できない・困っているを発信できるのは強みだと思う。

困っていてもいいんだよ、できないことがあってもいいんだよということが将来の息子に伝わりますように。

#子どもの成長記録

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