編集の仕事 2013 モネ、ゴッホ、ピカソも治療した絵のお医者さん
モネ、ゴッホ、ピカソも治療した絵のお医者さん
修復家・岩井希久子の仕事
修復家として独自の技術を生み出し第一線で活躍する岩井希久子さん
出会いはディズニーのアニメーションの原画を修復され、その取材をしたことから作品を我が子のように愛し心を込めて修復するその姿勢に感動
それからいつか本をつくりたいという思いが芽生え実現した一冊
毎月、岩井さんの仕事場を訪ね、一緒に編集を担当してくれた榎本市子さんとともに、その人生をうかがいました
この本は修復によって、その後の絵が良い状態にも魅力が見えなくなるほど残念な状態にもなることがわかります
作品を後世に残す仕事は日本では
まだまだ理解が薄い現状も知っていただけます
こうした仕事の様子だけでなく
岩井さんの人生に触れ、思わず涙する場面も
デザインは大溝裕さん
絵を包み込むやさしさを表現したいとジャケットが二つ折りになっています!!
アートブックはビジュアルが重視されますが、
人生の物語としても深く染み入るそんな本ができて
とても嬉しかったのを覚えています
美術出版社
イラストレーターのすずきももさんが運営する、とても素敵な本とカフェとギャラリーがある「ポンピイェハウス」で、森の出版社ミチクルの本と來嶋の編集の仕事を並べた展示を行わせていただくことになりました!
森の出版社ミチクル 本とカゴと土偶
11月1日ー25日(火水休)
森の出版社ミチクルの活動では、これまで制作した本とともに、最近熱心に取り組んでいるかご編み、野焼きで作品をつくっている縄文土偶も販売させていただこうと思っています!
來嶋路子 編集の仕事
アーティストと一緒にゴールの見えない道を歩いていたら30年が経っていました
11月14日ー25日(火水休)
20歳からアートの本の編集に携わるようになり、さまざまなアーティストの画集や著作集などを担当。これまでつくったアートブックを一堂に並べます。
トークイベント
アートブックの編集について話します
聞き手 佐藤優子(編集者・ライター)
11月17日(日) 14:00-15:30
先着20名 1500円(ワンドリンク付き)
カゴ編みワークショップ
11月24日(日) 13:00-15:00くらい
定員5名 2000円
要予約 michikururu@gmail.com
プロフィール_來嶋路子 くるしまみちこ
@ michikokurushima
東京出身。大学4年生の頃から、美術出版社でアルバイトを始め、その後『みづゑ』編集長、『美術手帖』副編集長など務める。東日本大震災を機に北海道岩見沢市へ移住。その後もアートやデザインの本の編集を続ける。2017年より人口300名ほどの美流渡地区で出版活動を始め、ローカルのつながりを生かした本づくりを行う。マガジンハウスWEB「colocal」で日々の暮らしを連載中。
ポンピイェハウス
@ponpiyehe
北海道札幌市中央区南6条西24丁目1−27
11:00−18:00(金・土22:00まで)