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手っ取り早く視野というものを広げる方法
「視野を広げよう」
よく言われるが、漠然とした言葉である。
捉えようによって、何をすればいいのかいまいち分からない。
おそらく「人生を豊かに生きるために、今自分が知っていること以上のものに触れてみよう」という意味だと解釈している。
なので、自分なりのそれを即座に実行できる方法をシンプルにお伝えする。
それは、「海外に行って、現地の人と交流しまくる」ということだ。
更に言うなら、海外に行く
私がTEDxに登壇して得たもの
24歳のとき、東京の表参道で開催されたTEDxに、スピーカーとして登壇した。
オファーが来た当時はちょうどイタリア・ローマでのTV出演が控えており、海外渡航の準備と並行してTEDxの壇上で何を話すかを練っていたのを覚えている。
こちらが、実際のTEDxの映像だ。
主に日本人に向けたメッセージだったのでこのときは日本語で登壇したが、英語字幕付きで今も全世界に向けて公開されている。
そもそもなぜ
「いい人」から「面白い人」になる方法
「いい人」という言葉は、よく聞くものの非常に曖昧だ。
単に「優しい人」を指すこともあるし、皮肉って「都合のいい人」なんて言われることもある。
ただ、「いい人」という言葉が使われるときは、「可もなく不可もない」「害はない」という意味で使われることが多い気がする。
そういう流れで、「いい人」と呼ばれることに抵抗があったり、ぼんやりと悩んでいる人が多い。
自分はエンターテイナーとして仕事をし、生活
海外で知らない人に話しかける勇気
自分は知らない人に話しかけるのが好きだ。
国内で日本人同士ではほとんどやらないが、海外に行くと結構気軽に誰かに話しかける。
自分がパフォーマーとして仕事をしているということもあり、海外で大道芸やマジックショーを観たりすれば必ずそのパフォーマーさんに終わってから話しかけている。
「知らない人に話しかける」というアクションが生み出した奇跡といえば、人生で数えればきりがない。
旅先で偶然見かけた大
旅行先のお土産はどんどん買おう
自分はお土産物屋さんが大好きだ。
観光地のお土産物屋さんはもちろん、美術館併設のミュージアムショップなんて大好物だ。
単純に売っているものを眺めたり、そこでしか買えないアイテムを探すのはもちろんだが、一番楽しいのは『これ、あの人にあげようかな』と考えながら歩き回ることだ。
自分にとってお土産物屋さんは、『誰かを喜ばせるきっかけを売っている場所』なのだ。
自分はいつもショーの出演や旅行で訪れた
周りの幸せを自分ごととして喜ぼう
今私たちが生きている社会は、ほんのり冷たい。
自分のことで一杯一杯な人も増え、「自分は自分、他人は他人」と個人主義の成功競争ゲームになってしまっているように感じる。
資本主義においてはごく自然なことなのだが、自分が話しているのは経済面ではなく心の話だ。
周りの人の成功を素直に喜べなくなっている人は、とても多い。
「他人と比べることはやめよう!」「自分だけの魅力を見つけて自信を持とう!」と言葉で
毎日ひとつ、新しいものに触れてみよう
自分が続けている習慣のひとつに、「毎日必ず何か新しいものに触れる」というものがある。
初挑戦のアクティビティを体験してみたり、新しいカフェに入ってみたり、気になる映画を観てみたり、新商品を買ってみたり、なんでもいい。
自分はやる気がない日はかなりズボラなので、家から二日間くらい出ない日も普通にあったりする。
それでも、毎日新しいものには触れるようにしている。
なぜそんな習慣を続けているかと言
自分も他人も楽しくなるものを買ってみよう
お金を使って「モノ」や「コト」を買うとき、あなたは何を基準に買い物をするだろうか。
生活必需品はもちろんだが、好きな服や読みたい漫画、趣味の道具や海外旅行など、「自分が豊かに感じられるモノやコト」にお金を使うだろう。
自分を豊かにするために使うお金は大正解だ。
エンターテインメント思考でいるためには、まずは自分が豊かで楽しく過ごすことが大切だ。
その上で、エンターテインメント思考での買い物を
閉鎖病棟の小さなマジシャン
今日も自分はとある病気と闘いながら、マジシャンとしてステージに立っている。
「強迫性障害」
自分が幼い頃から抱えている病気の名前だ。
見た目には五体満足だが、朝目が覚めてから夜眠るまで、自分の意思とは関係なく反復する、意味不明な思考や行動の繰り返しに日々苦しめらている。
汚れが異常に怖く手を洗うのに数分かかり、持ち物や鍵の閉め忘れをギリギリまで確認し続け、本の同じ段落を無意識に何十回と読み頭
初対面の人を、驚かせてみよう
マジシャンという仕事は、世間的には珍しい。
もちろん自分にとったらマジシャンという存在は周りにゴロゴロいるわけだが、一般的には一風変わった生き方だ。
初対面の人に「生まれて初めてマジシャンの方にお会いしました」と言われることはとても多い。
しかしながら、やたら自分からマジシャンであることを自慢げにひけらかすのは好きではないので、プライベートで初めて会う人には基本仕事の話になるまではあえて伏せ
失敗や恥が怖くなくなる、不思議な言葉
人前に立つ仕事をしていると、よく聞かれる。
「大勢の前でマジックが失敗したらどうしよう、って思うことありますか?」
結論から言えば、実際に大勢の前で失敗したことがある。でも、それはもう怖く感じなくなった。
今回は「失敗や恥」に打ち勝つ、エンターテイナーとしての考え方を伝えたい。
具体的に何を失敗したかと言えば、ショーの演技中に道具が破損してその演技が続行不可能になったこともあるし、道具とは
「エンターテインメント」ってなんだろう?
「エンターテイナー思考」について書き綴るにあたって、
そもそも「エンターテインメント」とは何なのか?
という、ささやかな疑問について、自分なりに定義してみようと思う。
「エンターテインメント」という言葉の定義については、これまでも色々と思考を巡らせて様々な資料にも触れてきたので、自分なりに最もしっくりきた「エンターテインメント」の定義を紹介しようと思う。
「エンターテインメントとは、人を意図的