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#1 VORTEX ~死生観について考える~ @Michelleの映画探訪記

1.はじめに

こんにちは😊
映画大好き新橋OLのMichelleです!
Michelleって誰やねん!って方は自己紹介をご覧ください🙌

久しぶりに映画館に行って観ました…!
最近映画館の値上げが凄いですよね💦
社会人になってしまったので、1回2000円…😿

映画を観る予定ではなかったのですが、朝から新宿の美容院でサロンモデルをし、思った以上に髪の毛がサラサラになって良い気分になったので、映画を観ることにしました😊

今回行ったのは、新宿のシネマカリテ

今の彼氏との初デートも、ここシネマカリテで、その時は『二トラム』というオーストラリアで実際に起きた銃撃射殺事件を基にした映画を観ました。
(明らかに初デートの映画ではない笑)

今回選んだのは、最近Twitterで話題になっている『VOLTEX』。
さて、どんな内容だったのでしょうか…

2.テーマソング 

シャンソン『バラのほほえみ』

冒頭は、
フランソワーズ・アルディの
『Mon amie la rose(バラのほほえみ)』

が流れます。

高くて綺麗な歌声ですね。
歌詞を見てみましょう。

この世は、はかないもの
私の友達のバラが
今朝、私にそう言った
私は夜明けとともに生まれたの
朝露の洗礼を受けて
私は咲いたわ
幸せで恋をしていた
太陽の光を受けて
夜になると閉じてしまった
目覚めたときには年老いていたの

でも私はとてもきれいだったわ
そう、一番きれいだった
あなたの庭の中で

この世は、はかないもの
私の友達のバラが
今朝、私にそう言った
見て、私を作った神様が
私のこうべを垂れさせる

自分が落ちるのがわかる
自分が落ちるのがわかる
心臓はむき出しよ
片足をお墓に入れた
もう死んだも同じ

きのうあなたは私を愛してくれた
でも私は塵(チリ)になってしまう

明日、永遠に"

           (以下略)

切ない…そして、フランスの歌ならではの、か細く消えるような歌声。大好きです。
ジェーン・バーキンフランス・ギャルなどの歌も大好きなんですよね。

そこまで詳しいわけではないのですが…昔のフランスの歌って、他の国の歌い方とは違いますよね。力強い魂のこもった歌とか、そういうのとはまた別で…。

にわかながら、わたしの好きな他のシャンソンも貼っておきます。


3.あらすじ

『人生は夢ね』

70~80歳くらいの老夫婦がお花の咲く綺麗なお庭で日向ぼっこをし『人生は夢ね』と語ります。この光景は、全体が薄いヴェールに掛かっているかのような、白い靄がかかっているかのような、まさしく天国死後 を想起させる描写です。
『夢の中の夢はもっと短いわ』
確かに、人生の中でも、夢だと感じられる楽しかった時、若かった青春時代は更に短いですね。

歯車が狂い始める

赤いおしゃれなコートがフランスらしい!

心臓病を患っているおじいさん。数年前に倒れ、大手術をしたそうです。
その時はおばあさんがすぐに救急車を呼び、助けたから事なきを得たんですが…。

おばあさんは段々認知症に…。
心配で来た息子に、旦那を指さして
『あの人、なんなの…ずっとついてくるの…怖いわ…』
  …と…
こりゃあ旦那さんもショックだわ💦
『ここはどこ?家に帰りたいわ』
『家はここだよ…』

どこで最後を迎える?

おじいさんは、ストレスからか胸が痛くなる日々。
息子は、若いころはやんちゃしたり、精神病棟に入れられて親に迷惑をかけていましたが、今となっては面倒を見る側。

おじいさんが倒れた時、認知症のおばあさんが助けるのは厳しいからと、
老人ホームを薦めます。
『この家が気に入っているんだ!』
『家の本全部持っていくことが出来ないだろう!!』

そう頑なに拒むおじいさん…

これは日本でも起こりうる問題ですね。
老人ホームは、確かに住み慣れている家ではないし、思い出の物も全部はない。外出時間も限られて自由も効かない。
かと言って老々介護は大変ですし、息子や娘に迷惑をかけたり、
そもそも迷惑をかけているという自覚が無いほど認知症が進んでしまうことも…。

4.自分が年老いたら…

時間は唯一平等に過ぎるもの

あまり想像はつきません。自分がおばあさんになった時のこと。
今はまだ24歳、60歳がおばあさんだとしたら、あと36年ですね。

今話題になっているつみたてNISA。
老後の資金を若い内からつみたてなければいけない時代。
でも想像したくない…。

ただ、
時間は有限
ですよね。
母もよく言っています。
『時間はどんな貧富の差があっても唯一平等なものだ』
と…。

私も、ついこの間まで幼稚園生だったような、小学生だったような気がします。瞬く間に大人になっていました。

社会人になってからは特に、毎日変わり映えの無い淡々とした日々で、もう2023年が終わってしまうなんて驚きです。

のびたの恐竜2006で私の中の時間は止まっているのに…()

7歳でした

だからこそ人生設計

死ぬ前に後悔しないように、全部やりきりたいです。
おじいさんおばあさんが出てくる映画は、私たち若者にとっては、
どこか他人事のように感じてしまう部分があります。
でも、あっという間におばあさんになってしまうから

その為に、世界一周(何回かに分けてでも)しようと…!!

今は仕事が辛いですが、頑張って貯金を貯めます。

老後に思い出す、良い思い出をたくさん作れたらなと思います☺

私の人生設計もどこかの記事で書こうと思います。

まだ見ぬ場所にワクワク!

5.評価 ★

テーマとしてはとても良いのですが、ちょっと淡々とし過ぎているかな~と感じます。
寝不足の方やお子様は眠くなってしまうかもしれないです。

口数の少ない”リアル”を描写しようとしていたのは伝わるのですが…。

テーマソングの『バラのほほえみ』はとっても良かったのです笑

前半はともかく、後半、
死生観虚無感の描写は胸に来るものがありました。

今映画館の映画は高いので、これはネトフリやU-NEXTに出てから見る、
でもいいんじゃないかな~というのが本音です。

因みに、おばあさん役フランソワーズ・ルブランさんは声が高くてとても綺麗。この方の他の映画も観たいなあ。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます🙇
Michelleは、自分のバセドウ病体験記や恋愛体験記、大好きな映画の感想考察、節約記録、また海外放浪の際の記録等を発信していく予定です☺️

もし興味がありましたら、スキとフォローをしてくださるととっても嬉しいです♪

次回の更新もお楽しみに!!

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