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【V】一年の計は「冷え対策」にあり
【まいけるinこたつ】
あ~、正月だな〜。
正月っつっても、挨拶回りとかで忙しさが増えるだけの、いつもの月初めやないかw
仕事もふつーにあるし、何が違うのかね?
とはいえ、正月ならではの「食べ物」ってのはあります。
そりゃまあ、ね。
正月といえば!
やっぱ「餅」やろ!?
日本人の正月に餅なしで、どう語れと!??
むしろ正月なんて、餅さえあればそれでいい。(暴論w)
他のご馳走は蛇足ですよ、いらんいらん。
巳年だけにw
本題の前にちょいと、餅のお話でも聞いてってくださいなw
昔はKOBA家では、家で餅をつくのは恒例行事のひとつでした。
さすがにウチには杵臼が無くて、餅つきの機械で餅ついてましたが、餅つき日は学校も仕事も休んで家族全員で餅つきに専念します。
鏡餅用のでっかい餅、正月いっぱい食べまくる用wの餅、あんこ餅、贈答用など、凄まじい量の餅を一日でついてしまいます。
だいたい、もろふた(ついた餅を入れる木箱)10枚分はありました。もう、餅屋ができるぞw
その中でもいちばんの楽しみと言えば、
「湯とり餅」!!
もう、これを食べられるから、当時の私は文句も言わず餅つきの手伝いをしていたのですw
湯とり餅はつきたて餅を湯にくぐらせ、すぐに皿にとり好みの薬味やきな粉などでそのまま食べる!
……という、シンプルかつ、いちばん美味い餅の食べ方です。
私はたっぷりの「すりジャーコン」(おろし大根のことw)に醤油のみでいただきます。
これ以外の正月の餅の食べ方は認めません(ワガママw)。
まあたいてい、すりジャーコンが恐ろしく辛い!んですが、それがいいw
祖父はそこからさらに青唐辛子をオニのようにぶっかけて食べていました。
じーちゃんの味覚はどーなってるの……w
「湯とり餅」は九州の郷土料理みたいに言われることもあるんですが、
「え?他の地域は湯とり餅を食べないのか!?
正月に何やってんだ!損しまくりやがな、それは!」
と、たいへん驚いたものです。
まあ、「つきたて」限定の食べ方なので、ある意味今では一般人が味わえない逸品と化していますね。
時間が経った餅でも食べれなくはないのですが、あのどこまでも伸びに伸びまくる餅の食感は出せませんw
だから私も、今年は食べ損なっています。
……ちと、悲しい。
仕方がないので、今年はお雑煮で餅食べました。
湯とり餅にはとうてい敵いませんが、雑煮もなかなか。
ウチの雑煮は出汁に具材は丸餅と白菜だけと、これまたシンプル。柚子胡椒を少し入れれば絶品と化しますw
具材はいろいろ入れない!
正月料理は、シンプルイズベストなのだ!(ワガママ炸裂w)
いやもう、これ以外に正月、何か要りますw?
(いつまで餅話してんの!?はよベジタス始めんしゃい!)
あ、怒られたw
いや〜、ついこたつが気持ちいいのと、雑煮が美味くて。
では、そろそろ本題、行きましょか〜♪
【ON AIR】
あけましておめでとうございます!
本年もベジタスはじめ、いろいろと書いていきとうございます。何卒、今年もめいっぱい、私のコンテンツで楽しんでってくださいね!
…さて、今さらな挨拶wも終わったところで早速参りますよ、ベジタス!
1月のテーマは「冷え」で行きます!
年始めですし、体調管理の基本中の基本のお話をしておきたいですし、感染症なども増えてタイムリーですし。
ですしですし、うるさいですねーw
でも、
「そーなのよー!いっくら温めても、この時期は冷えて冷えてしょーがないのよー!!」
と、ノリノリで「冷え自慢」する方も多かろうと。
ふむふむ。
少なくとも、自慢することではありませんよーw?
今年こそ本腰入れて、「冷え」を卒業してみませんか?
冷えは「体質だから」とか言って放っておくと、自律神経やホルモンバランスなども徐々にですが確実に崩れていきますし、将来大きな病気に必ずつながります。
脅しじゃありません。
だから、今のうちに改善しておけば、
必ず大きな病気の予防になるわけです。
一年の始まりに、まずは「冷え」から対策していきましょう!
いつものように、初回の今回は、
そもそも「冷え」って何なのさ!?
……からお話していきます。
どうぞ、餅でも食べながらごゆるりとw
「寒さ」と「冷え」は直接関係がない
まずは多くの人が勘違いしているであろうことから。
「寒いから冷えるんだ!」
……と思っていませんか?
もし私がこんなことを言う人に出くわしたなら、こう答えるでしょう。
「え?あなた人間じゃないんですか?」
…ん~~、イジワルやなあ。相変わらずw
でもこれは私のホンネです。
もしあなたが、イグアナやワニのような変温動物だったなら、確かに「寒いから冷える」は正しいです。
そりゃ、そーだ。
いちおう確認ですが、あなたはトカゲではないですよね?
(確認すなw!)
あなたはれっきとした哺乳類であり、恒温動物であるはずです。
温めるだけでは、冷えは治らない
私たち哺乳類は恒温動物です。
恒温動物とは、ある程度周囲の気温に左右されず、体温を一定に保つことができる動物のことです。
哺乳類はもちろん、鳥類など多くの動物がこれに当たります。
それに対して周囲の気温から直接、体温に影響を受けてしまう動物を変温動物といいます。
は虫類や両生類、虫全般がこの変温動物になります。
彼らは基本的に寒いと活動できなくなるため、冬は冬眠したり、寿命を迎えたり、そもそも寒い地方にはいなかったりするわけです。
つまり私たちは本来、寒いからといって体温が下がって冷える、なんてことはありえない動物なんです。
いくら寒かろうと身体がまったく冷えないという人は、実際にたくさんいらっしゃいます。
(こんな方は「かくれ冷え性」である場合も多いため、一概に健康とは言えません。このお話は後ほど取り上げます。)
確かに温めると血流が良くなり、冷えが改善したかのように感じることはできます。
寒い冬にお風呂に入れば、そりゃ気持ち良いですw
ただあくまでこれは、外から血液が温められ、心臓のポンプ機能が一時的に向上し、流れの悪かった血液が「押し流された」だけ。
血流が改善しているわけではありません。
冷えればまた元通りです。
温めるだけでは、冷えの対策とは言えませんね。
「冷え」の原因は、血液のもっと根本的なところにあります。
冷えの原因「瘀血」
「冷え」の原因は東洋医学にズバリ、その答えとなる専門用語があります。
それが「瘀血」です。
「おけつ」と読みます。
いわゆる「血液ドロドロ」の状態を指すと思ってもらって差し支えありません。
が、私はもう一歩踏み込んで、血液自体のはたらきが著しく低下している状態、血液細胞に元気がない状態のことを「瘀血」と考えています。
血液ドロドロは一般的なイメージよりもずっと、恐ろしい状態です。
血液は栄養と酸素を身体のすみずみまで送り届けていますが、これができなくなるのが血液ドロドロ、「瘀血」の状態です。
分かりやすく一般的な例を挙げますと、
たとえば「献血」。
献血をしようとして、献血を断られた経験のある方はいらっしゃいませんか?
実際は比重が低いとかいろいろと理由をつけられて断られるんですが、
身もフタもない言い方をお許しいただけるのなら、献血ができないということはつまり、
「あなたの身体には、ヒトの生命活動の役に立たない血液が流れていますよ。」
と言われていることと同じ意味になります。
ホントに、言い方よ……。
もちっと考えようか!(すみません……)
でも、間違いなくそーいうことなんです。
もちろん献血ができるからといって瘀血ではないとは言えませんが、瘀血の人はほぼ、献血はできません。
(献血だけが瘀血のバロメーターというわけではありませんが)
「血が汚れている」という以上の、血液そのものが働けなくなっていることの恐ろしさをいま一度ご認識いただきたく、献血を例にとりました。
「冷え」はそんな恐ろしい瘀血の初期症状と言えます。
血液がキケンな状態であること、身体各所の細胞が栄養と酸素不足で悲鳴を上げていることをいち早く教えてくれる症状が「冷え」なんです。
とても、ありがたいんです。
過食と不眠が、瘀血を促進する
瘀血はカンタンに言えば「血がひどく汚れている」状態ですから、その原因はやはり過食や睡眠不足です。
決して、寒いせいではありません。
(しつこいw)
だからほんとうの原因は、正月の餅の食べ過ぎですw
糖質には気をつけよう!
(まさかの伏線回収w……)
対策などは次回、詳しくお伝えしようと思います。
まあ、今までもさんざん言ってきたこととだいぶ重なるんですがw
まずは「たかが冷え」などと軽く考えないこと、
温めるだけでは意味がないこと、
やっぱり血液一元なこと。
この辺りをおさえていただければ、OKです。
今回も新年早々、お耳にイタいお話ばかりだったような……
申し訳ありませんw
でも、「冷え」さえ改善できれば、生命に関わる病気はほぼ全回避できます。
いやいやコレ、過言ではないです。
それくらい、キーになるのが「冷え」です。
しっかりクリアしていきましょう!
来週もお楽しみに!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!まいけるでした。
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