生きるエネルギーチャージ

「寝る話」
これから秋が深まってきますね。今日は秋の夜長の寝る話をしたいと思います。秋の夜長の楽しみはお酒もありますね。お酒飲む人は何で飲むのだろう、こんな仕事をしているとお酒を飲む理由は、心の中の何かを取り除くこと、寂しさや悲しみ、過去のこと。あるいは何かを付け加えること、元気や勇気、普段無口の人が、人が変わったように話し始めるなんてこともあります。ふとそんなことを思うことがあるね。どちらにしてもお酒の効用と思いたい。でもそこに依存してしまうと大変なことになってしまう。ほど良く取り除き、ほど良く付け加える程度位が良いかもしれない。

今日の本題の寝る話ですが、寝ることの意味は、体の疲労の回復、傷ついた細胞の修復、免疫力の回復、ストレスの解消、記憶の定着・整理など、実にさまざまな役割を担っている。良い睡眠が取れないと、こうした役割が十分に果たされず、日中の眠気や集中力の低下はもちろん、免疫力の低下、睡眠不足の人ほどコロナの死亡リスクが高いということも指摘されている、血圧の上昇、体重の増加、メンタル不調など、さまざまな弊害を引き起こすことが近年の研究で明らかになってきている。さらに、睡眠不足の蓄積は、将来の認知症発症リスクの上昇とも関係することが指摘されています。日本人は世界有数の“短眠民族”と言われている。OECD(経済協力開発機構)が2018年に行った調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、決して短くはないと思うのですが、加盟33カ国の中で最も短いらしい。「令和元年国民健康・栄養調査」によると、成人の男女ともに約4割(男性の37.5%、女性の40.6%)が6時間未満しか眠っていない。企業での研修で聞いたところ20代男女10数名に聞いた時全員が6時間未満。

 米国の国立睡眠財団は、多くのエビデンスをもとに、18~64歳の成人に「7~9時間」、65歳以上の高齢者には「7~8時間」の睡眠時間を推奨しているらしい。

「良い睡眠」には3つの条件がある。それは、「量、質、タイミング」だ。十分な睡眠時間(量)、安定した眠り(質)、そして適切な時間・規則正しさ(タイミング)。この3つがそろうことで初めて「良い睡眠」となり、私たちの健康を守ってくれる。

私の仕事で思うことは、この中で規則正しさを上げておきたい。人の脳はある一定のリズムで動いているのが好き。不規則だと混乱してしまうことでバランスが崩れて諸々の病気を引き起こしてしまうことになる。寝る時間、起きる時間は決めておいてよいと思う。そのためには寝る前の時間の過ごし方等少しの工夫は必要ですね。お酒と寝ること考えると寝る前のお酒は少しだけが良い。飲みすぎると寝つきはいいけれど睡眠が深まらなくなってしまう。
 睡眠不足が関係する怖い病気は、高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中、うつ病等のメンタル不調、感染症などの重症化、認知症、メタボ。気をつけましょう。

寝ることは心身のエネルギーチャージ(充電)、それが出来て消費活動がより生産的になれる。

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