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物書きレッスン帖(5)物書きがオススメする創作法の本10冊(前半無料)


文章術の本や、創作法の本は、本当にたくさんありますよね。
どの本がいいのか迷ってしまう人も大勢いると思います。

私もそうした系統の本が結構好きです。
作家デビューの前に創作法の本を読んでみようみまねで新人賞に応募したりもしていました。

今回は、たくさんある創作法の本の中から、私おすすめの10冊をご紹介します!

ストーリーを作る本が多めですが、結局のところ文章というのはどれにも起承転結があるわけですから、エッセイやコラムにも役に立つと思います。

まずは、最近チェックした5冊から。

10冊目・「好き」を育てるマンガ術(鈴木重毅さん著)


少女マンガの編集者さんがいかにして漫画家がストーリーを見つけ、育てていくかを丁寧に解説している本。

少女マンガという限定されたジャンルでいかにオリジナリティを出していくか、そしてどんなストーリーを書くべきなのかがとてもわかりやすく書かれています。

漫画原作をする私にもとても参考になりました。
ストーリー作りをするかたには多くのヒントがあると思います。


9冊目・「マンガ原作のつくり方: 企画書からはじめる」(すがやみつるさん著)


「ゲームセンターあらし」で一世を風靡した漫画家・すがやみつるさんは、小説や漫画原作のお仕事もされています。

そのすがやさんの60万部売れた作品の企画書なども見ることができるとても貴重な本です。

そして!ネタを作るためのツールやアプリやchatGPTの活用法も丁寧に教えてくださっています。私は@niftyの会員なので、知らなかったー!これから使う!と悔しく思ったツールも載っていました。

縦読みマンガについての考察も大変鋭いので、ぜひチェックしてみてください!
KindleUnlimited でも読むことができます。


8冊目・「小説を読むための、そして小説を書くための小説集」(栞原丈和さん著)


もうこれはね・・・ジャケ買いならぬタイトル買いしてしまった本なのですが、中身もとてもいいです。過去の名作短編を紹介し、その講義、そして実習と続くのです。

私の大好きな太宰治さんの短編も収録されています。
あと、この本の中に書かれている、

書くことは読むことからはじまる

という言葉が本当に好きです。
いい小説を書くためには、いい小説をたくさん読むことは当然必要です。
多くの言葉を書いていくためにも、言葉や表現のインプットはとても大切だと思うんです。


7冊目・「映画脚本100のダメ出し」(ウィリアム・M・エイカーズさん著)


人のフリ見て我がフリ直せという感じの、NGな設定例やセリフなどの事例が100も詰まった本です。耳の痛いこともいくつもあります。

たとえば主人公の母親が入院中とすると、その病気の特定までしていたほうがいい、とかです。いちいち作品に書く必要はないですが、病気を特定しておけば、患部を押さえて痛そうにするなど、人物に動きが出るというわけです。

すごくテンポのいい本なので、なるほど!なるほど!と言いながらすぐ読めちゃいます。


6冊目・「小説の書き方の新ステージ・chatGPTを活用したおもしろいストーリーの作り方」(我那覇アキラさん著)


芥川賞作家さんもAIを使って小説を書く時代がやってきています。
この本は、chatGPTを用いて小説を実際に書いていく様子を綴った実践的な本です。

この本を読むと、chatGPTはただ命令するだけでは小説を書いてくれるわけではなく、適切な指示をすることによっていい感じのものができていくということがわかると思います。

私も時々ネタ出しなどにchatGPTを使うので(文章を書いてもらったことはまだないです)、とても参考になりました。

ある意味最先端の創作本です。
KindleUnlimited でも読むことができます。

ここからの5冊には、
私が「この本を読んだからこそ作家になれた」と思っている2冊も含めご紹介しています。
私と同じ本を読んで作家になったという話を何人かから聞いた本もあります。
ぜひ読んでほしい!いや、ぜひ読むべき!という、
激推しの5冊です。

また、多くの文章法、創作法の本のなかから、
どのような本を選んで読んだらいいかについても書かせていただきました。


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