【脳の記憶】ワーキングメモリーとの上手な付き合い方を探る
こんにちは。micです。
私は長い間、物覚えが悪いことに悩まされてきました。
日常生活の中で、買い物リストを思い出せなかったり、会話の途中で何を言おうとしていたのか忘れてしまったりすることが頻繁にあります。仕事でもマルチタスクが苦手です、、
そんな時、周囲の人たちがスムーズに情報を処理しているのを見て、自分だけが取り残されているような気持ちになることもありました。
このような体験を通じて、色々と本を読み漁り、私は他の人に比べて、「ワーキングメモリーが少ない人間」という一つの仮説を立てました。(ちゃんとした診断を受けていないため仮説としています)
それと同時に記憶の重要性を認識し、どのように自分の特性を受け入れ、活かしていくかを考えるようになりました。
ただ、物覚えが悪いことをネガティブに捉えるのではなく、そこに隠れた可能性や強みを見出そうとする姿勢も大事だと思っています。
この記事では、ワーキングメモリーの定義やその役割、日常生活に与える影響について詳しく探るとともに、ワーキングメモリーが少ない人の隠れた才能や強みについて見ていきます。
個人的な興味のもとで調査しているため、内容については不足している箇所もあるかと思いますが、何卒ご容赦ください。
※この記事は自身の経験をもとに Perplexity で調査・執筆しています。
ワーキングメモリーとは?
ワーキングメモリー(作業記憶、作動記憶とも呼ばれる)とは、一時的に情報を保持し、処理する能力のことを指します。
主に脳の前頭前野がこの機能を担っており、私たちの判断や行動において非常に重要な役割を果たしています。具体的には、以下のような役割を持っています。
情報の一時的な保持
必要な情報の整理
不要な情報の削除
短期記憶や長期記憶からの情報の引き出し
特徴
ワーキングメモリーの大きな特徴は、容量が限られていることです。
一般的には、記憶できる情報量は「7±2」個や「4±1」個とされています。
これは、私たちが一度に処理できる情報の数に制限があることを意味します。また、ワーキングメモリーは非常に短期的な記憶システムです。
例えば、電話番号を見てダイヤルするまでの数秒間は記憶できますが、電話を終えるとすぐに忘れてしまうような記憶です。
日常生活での活用
ワーキングメモリーは、私たちの生活のあらゆる場面で活用されています。例えば、
作業の優先順位を決める
突発的な出来事に対応する
会話や読み書き、計算などの基本的な活動
これらの活動は、ワーキングメモリーがしっかり機能しているからこそスムーズに行えるのです。
ワーキングメモリーが少ない人の隠れた才能
ワーキングメモリーが少ない人でも、独自の強みや特技を持っていることがあります。以下にいくつかの例を挙げてみましょう。
創造性と独創性
既存の枠にとらわれない自由な発想ができる傾向があります。デザイナーや作家など、クリエイティブな職業で強みを発揮できる可能性があります。深い洞察力
一度に処理できる情報量が限られているため、個々の情報をより深く考察する傾向があります。物事の本質を捉えるのに長けている場合があります。直感力
瞬時の判断や直感に頼る傾向があり、緊急時の対応などで力を発揮することがあります。大局的な視点
細かい情報にとらわれすぎず、全体像を把握しやすい傾向があります。戦略的思考が求められる場面で活かせる可能性があります。身体的な技能
スポーツや楽器演奏など、身体を使うスキルに優れていることがあります。これらの活動は筋肉記憶や反射神経に依存するため、ワーキングメモリーの影響を受けにくいです。共感力
他人の感情や状況を直感的に理解し、共感する能力が高いことがあります。対人サービスやカウンセリングなどの分野で強みとなります。集中力
一つのタスクに深く集中できる能力があります。特に興味のある分野では長時間の集中が可能です。独自の問題解決能力
情報を一般的な方法で処理するのが難しいため、独自の解決策を見つけ出すことがよくあります。
これらの才能や強みを認識し、適切な環境や職業で活かすことで、ワーキングメモリーが少ないことをむしろ強みに変えることができます。自分の特性を理解し、それを活かせる場所を見つけることが重要です。
役立つ仕事
ワーキングメモリーが少ない人でも、その特性を活かせる仕事はたくさんあります。以下にいくつかの例を挙げてみます。
クリエイティブ系の仕事: アーティスト、デザイナー、作家など、独創的な発想が求められる仕事では、ワーキングメモリーの少なさが新しいアイデアを生み出すことにつながる可能性があります。
体を動かす仕事: スポーツインストラクター、ダンサー、マッサージ師など、身体を使う仕事は、ワーキングメモリーへの依存が比較的少ないです。
手作業が中心の仕事: 職人、料理人、ガーデナーなど、手先の器用さや感覚を重視する仕事は、ワーキングメモリーの容量に左右されにくいです。
一つのタスクに集中できる仕事: データ入力、品質管理、製造ラインの作業など、一つの作業に集中できる仕事は適している可能性があります。
対人サービス業: 接客、カウンセラー、介護職など、人との関わりが中心の仕事では、共感力や直感力が重要となり、ワーキングメモリーの少なさが必ずしもデメリットにはなりません。
これらの職種では、ワーキングメモリーの容量が少ないことをむしろ強みとして活かせる可能性があります。
トレーニング
著者自身も実感していることですが、ワーキングメモリー自体を大幅に向上させることは難しいとされています。
しかし、苦手な部分を補うための支援方法やストラテジーを学ぶことで、日常生活や学習での困難を軽減できる可能性があります。
例えば、
メモを取る習慣をつける
タスクを一つずつ処理する
情報を視覚化する
定期的に休憩を取る
これらの方法を活用することで、ワーキングメモリーの限界を補い、より効率的に情報を処理できるようになるでしょう。今の時代はITツールが豊富にありますので本当に助かります。
まとめ
いかがでしょうか。
ワーキングメモリーは私たちの生活に深く関わっている重要な機能です。自分自身のワーキングメモリーを理解し、その特性を活かしながら日常生活に役立てることで、より充実した毎日を送ることができるでしょう。
ワーキングメモリーが少ない場合でも、独自の強みや特技を見出し、それを活かせる環境や仕事を見つけることが大切です。
あなたも、自分に合った方法でワーキングメモリーを活用してみてはいかがでしょうか?
自分はこんな工夫をしているよ!という話がありましたら、ぜひコメント欄にお願いします。
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