ロメインレタス炒めを作ってみた
しつこいくらい何度も言うが、私は料理が苦手だ。出来ないことはないがよく失敗するし、作るのが楽しいと思ったこともない。お風呂に入ったり歯を磨いたりするように生活に必要だから作っているだけのこと。だから普段は同じようなものを繰り返し作って食べている。
最近夕食にサラダを食べることが多いので、いつものようにサラダにする葉っぱを買いにスーパーへ行ってきた。
するといつも買っている葉っぱが売り切れており、仕方なく別の葉物を買おうと物色していたら個別に包装されているロメインレタスが目に入った。
ロメインレタス、噂に聞いたことはあったが自分で購入したことのない野菜。他に良さそうな葉物が見当たらなかったのでお初で購入してみた。
私の勝手なイメージでは、シーザーサラダでよく使われる葉っぱ。果たして普段私が作っている何の変哲もないヴィネグレットに合うのだろうか?
買って帰ってみたものの、急に不安がよぎった。買ってはみたが使い勝手が分からないぃ。
ううううぅぅ。どうしよう。。。
な~んて落ち込んでいたのは一つも二つも昔の話。
そんな時、現代社会で役立つのがネット検索ぅ~。
よぎった不安は早々に解決すべし!!べしべし!!
ロ・メ・イ・ン・レ・タ・ス・・レ・シ・ピ・ピッピッピッ。
やはりシーザーサラダが一番に出てくる。でも今ウチにはマヨネーズがない。卵と油で自家製マヨを作るのも面倒だ。
ツツツツ、ツーっとスクロールダウンしていくと、『炒め』の文字が飛び出してきた。
『炒め』られるのか?
そう言えば日本の定番レタスであるアイスバーグもスープや炒め物にして食べられる。フランスではアイスバーグレタスを買う機会があまりないのですっかり忘れていた。
よし!今夜は通常のサラダを取りやめて、検索レシピで目に入ったロメインレタスの卵炒めを作ってみよう!ジャーン!
袋から葉っぱを取り出して洗ってみると、想像通りしっかりと硬い。キャベツとまではいかないけれど、芯の部分は小松菜やチンゲン菜くらいの感触がある。
ザクザクと適当な長さに切って、エビと卵と一緒にオリーブオイルで炒めてみた。ジャー。
炒めても茎の部分がしっかりとしている。やはり小松菜やチンゲン菜と同系列の野菜らしい。
食感がシャリシャリとしてみずみずしく、予想以上の美味しさに作った本人が一番驚いた。ロメインレタスを炒めるとこんなに美味しいなんて、何で今まで知らなかったんだろう。
青菜炒めを作る時はいつもわざわざ中華系の野菜をアジアスーパーまで買いに行っていた。今までのあの苦労は何だったんだ!
ロメインレタスさえあれば、さっと青菜炒めが出来るではないか!
今年一番の大発見!
って多分世間の人はみんな知ってたことなのだろうけどさ。
ネットで『炒め』の文字を見なけりゃ絶対に作ってなかったロメインレタス炒め。もしまだ知らないと言う方がいらっしゃったら是非試してみて下さい!
あ、オイスターソース炒めにしてもおいしいかも。