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ぐるぐる思考をしてしまうワケは、かくれ繊細さん?
「繊細さん」「HSP」「HSS型HSP」
こういった言葉を見る機会が徐々に増えているように感じます。
「自分は関係ない」と思っていても、実は「繊細さん(HSS型HSP)」かもしれません。
わたしもストレス耐性が低い・傷つきやすいと思っていたものの、それは根性がないから・勇気がないからだと思っていました。
しかし、「ぐるぐる思考」という言葉が目に留まり、「これってもしかして、わたしのこと?」と思って手にしたのが、今回ご紹介する本です。
それが、「かくれ繊細さんの 「ぐるぐる思考」からの抜け出し方」です。
・好奇心が強いのに、怖がり
・大胆なのに、傷つきやすい
・正義感・思いやり・親切心が強い
・取り組み始めると、集中してのめり込む
・理不尽な出来事を見ると、落ち着かなくなる
・疲れやすく、周りにペースを合わせられない
上記の特徴の多くに当てはまっていたら、実は「かくれ繊細さん(HSS型HSP)」かもしれません!
また、わたしのようにぐるぐるする思考回路(反芻思考)に悩まされている方もぜひ最後まで読んでみてください!
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書籍情報
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かくれ繊細さんの 「ぐるぐる思考」からの抜け出し方
著者 時田 ひさ子
HSS型HSP専門心理カウンセラー。合同会社HSP/HSS LABO代表。
著書に『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』(フォレスト出版)、『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』(あさ出版)がある。
出版社 : 廣済堂出版 (2024/5/8)
発売日 : 2024/5/8
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 224ページ
ベストセラー『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』の著者、最新刊。「かくれ繊細さん」とは、HSPのなかでも共感能力が高く、それゆえ繊細で傷つきやすい人(HSS型HSP)のこと。そんな人一倍、感受性の強いかくれ繊細さんが陥りやすい「ぐるぐる思考」の対処法を、自身もHSPのHSS型HSP専門心理カウンセラーがアドバイス。「生きづらい」から「生きやすい」へ。ぐるぐる思考がなると、心がみるみるラクになります。
「過去型」と「未来型」のぐるぐる思考
ぐるぐる思考には、2つの種類があります。
過去のことを思い出して苦しくなる「過去型」と、結論に達しないのに延々と考え続けてしまう「未来型」です。
わたしは「過去型」によく悩まされていました。
「隣にいた人の音漏れで落ち着かなかった。なんで違う号車に乗らなかったんだろう。」
「あんな言い方しなくてもよかったのに。言い返せばよかった。」
「あっちにしておけばよかった。」
起きてしまった過去だから変えられないのに、「ひとり反省会」をいつまでも続けてしまいます。
思い出すたびに、冷や汗をかいたり、身体や顔がこわばる感覚になって、心までふさぎ込んでしまいます。
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かくれ繊細さんは、なぜぐるぐる思考になってしまうのか?
その理由は以下の4つです。
①いつもアンテナを立てているから
②人の期待に応えようとするから
③顔色から察知しすぎるから
④感受性がはみ出しているから
わたしの場合、「①いつもアンテナを立てているから」が一番の原因だと思っています。
例えば、カフェや自習室など、その場にいる「全員」にアンテナを張っています。
そのため、人混みでは心身ともに疲労感がずっとあります。
②と③についても、まとめ役やリーダーになることが多く、全員の考えや意見を大事にしようとするあまり、よく気疲れしていました。
それでも頑張る理由は、責任感が強いや真面目のような性格のせいだと思っていました。
しかし、本書に出会い、人の期待に応えようと頑張り、情報を読み取りすぎてしまう「かくれ繊細さん」も理由の一つだと分かりました。
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ぐるぐる思考は「才能」
その才能は、以下の6つです。
①周りの状況や気持ちを感じ取る
②本質を見抜く
③目標に向かって進む力
④今あるものをよりよくする力
⑤社会適応力
⑥悔しさをばねにする力
「誰にでもできるし、才能なんかじゃないよ。」と感じていたものはありませんでしたか?
わたしは、①を逆に欠点だと思っていました。
感じ取る能力が高いせいで、こんなに気疲れしているんだ、もっと鈍感になりたいと思っていました。
ですが、それを「才能」だと言われると、周りを常に見ることができ、共感力が高いとも捉えることができました。
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ぐるぐる思考を抜け出す方法
未来型ぐるぐる思考の場合
起こるであろう障壁を喚起しては、自分で壊すを延々繰り返し、考えが一周してしまう。
わたしはこの未来型に悩まされ、いつまで経っても副業に挑戦できませんでした。
面接や副業をする場面を想像しては、怖さや不安から一歩踏み出すことをやめてしまう。そうして1年以上も足踏みしていました。
「会社を辞める」「転職する」といった場面でも同じことが起こります。
こんな未来型ぐるぐる思考を止めるにはどうしたらいいのか?
唯一の方法は、「行動を起こすこと」です。
「それが怖くてできないから悩んでいるのに!」と思わず言ってしまいましたが、根本的な解決にはこの方法しかありません。
自分が何にぐるぐるしてしまうのかを把握し、徐々に環境を変えることで解決することが、根本的な解決に繋がります!
また、考える余地がないくらい細かく分けて「スモールステップ」を考えることが、行動に移すコツです!
かくれ繊細さんは、行動に移す抵抗感さえ少なければ、大きな成果を上げることができます◎
わたし自身、副業への挑戦を躊躇っていましたが、「仕事に1回応募してみる」を目標にしてみました。
その結果、初めての応募で、初仕事を獲得することができました!
今では、やりたかったSNS周りのお仕事を楽しくさせていただいています。
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過去型ぐるぐる思考の場合
考えても何も変わらないと分かっているのに、ぐるぐると考えることを止められない。
わたしはこの過去型に悩まされ、自分を責めては落ち込んでいました。
こんな過去型ぐるぐる思考を止めるにはどうしたらいいのか?
解決策は、「本当はどうしたかったのか、その本心をとらえる」ことです。
過去型ぐるぐる思考を止めるワークは、長尺だったため、気になった方は本書を手に取ってみてください。
わたしはぐるぐる思考に悩まされていたとき、自分に原因を求めることで、他者に対する感情を封印していました。
ぐるぐる思考を手放すにつれ、新しい挑戦に取り組みやすくなり、自身の好奇心も満たせるようになりました!
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さいごに
「HSP」寄りの「HSS型HSP」
ここまで「かくれ繊細さん(HSS型HSP)」の話をしてきましたが、わたしは「HSP」の特徴も多く持っています。
本書では以下がHSPの特徴として紹介されていました。
・集団の空気を読んで、それに合わせるような行動をする
・音・におい・光などの刺激が気になることが多い
・ひとりになれる空間が非常に落ち着く
・相手のペースに合わせて疲れることが多い
・人ごみにいると心身ともに消耗する など
専門家に聞かない限り、どっちが正しいのかは分かりませんが、また少し自分のことを知れたようでとても嬉しかったです!
HSPだったり、HSS型HSPだったり、メンヘラだったり、マルチ・ポテンシャライトだったり…
そんな複雑なわたしですが、これからも気長に付き合っていきたいと思います!
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今回メインテーマだった「ぐるぐる思考」は、ずっと自分だけだと思い込んでいました。
昔から多角的に考えたり、考えを広げていくことが多かったこともあり、人より想像力が豊かなんだといい聞かせていました。
しかし、気づかないうちにその想像力に悩まされ、長い間自己否定を繰り返し自己肯定感が0でした。
今では、自己肯定感が高く、自信をもって自分が大好きだと言えます!
そんなわたしが、個人的に最も大事だと感じているのは、「自分を知ること」です。
これが仕事や恋愛、勉強など全ての第一歩だと思っています。
今回で言えば、自分が「かくれ繊細さん」だと気付かなければ、一生ぐるぐる思考に悩まされていたかもしれません。
このnoteをきっかけに、自分も知らなかった自分に気づいてもらえたら嬉しいです!
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ぜひ本書を手に取ってみてください!
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かくれ繊細さんの 「ぐるぐる思考」からの抜け出し方
著者 時田 ひさ子
HSS型HSP専門心理カウンセラー。合同会社HSP/HSS LABO代表。
著書に『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』(フォレスト出版)、『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』(あさ出版)がある。
出版社 : 廣済堂出版 (2024/5/8)
発売日 : 2024/5/8
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 224ページ
ベストセラー『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』の著者、最新刊。「かくれ繊細さん」とは、HSPのなかでも共感能力が高く、それゆえ繊細で傷つきやすい人(HSS型HSP)のこと。そんな人一倍、感受性の強いかくれ繊細さんが陥りやすい「ぐるぐる思考」の対処法を、自身もHSPのHSS型HSP専門心理カウンセラーがアドバイス。「生きづらい」から「生きやすい」へ。ぐるぐる思考がなると、心がみるみるラクになります。
それでは、今回はここらへんで :)
興味を持っていただけたら、自己紹介の記事もぜひ!
今回も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!