【読書感想】科学的に正しい人生を変える筋トレ/谷口 智一
「科学的に正しい人生を変える筋トレ」こちらの本、読みました。
筋トレ関連の本は「ロジカル筋トレ」に続いて2冊目となります。
同じテーマの本を何冊か読むことで、理解が深まるかなと思った次第です。
本書の表紙に「仕事」「メンタル」「モテ」「健康」と書いてあります。
この宣伝文句に若干の胡散臭さを感じてしまったのですが、ちゃんとした本でした。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
こんな感じの本です。
なんでもかんでも筋トレと関連させて「筋トレは万能!」みたいな雰囲気はちょっと苦手なのですが、納得できる内容が多かったです。
これまで曖昧だった筋トレ知識が、この本を読んだことによって補完されました。
今回の記事ではその辺りに触れていこうと思います。
著者情報
本書の著者である「谷口 智一」でネット検索したところ、いくつかヒットしました。
リンクしておきます。
いくつか引用と感想
行動力も大事。でも同じぐらい、正しい知識も大事。
「行動力も大事。でも同じぐらい、正しい知識も大事。」
この言葉がステキだったので引用してみました。
で、本書のウリは「科学的根拠に基づいて」書かれているところです。
だからこそ、「正しい知識も大事」と書いているのかなと思います。
これは以前記事にした「ロジカル筋トレ」にも通ずる部分があるかなと思います。
引用部分に「ロジカルに筋トレを紹介しています。」とも書いてますし。
「筋トレするにしても、軽い負荷のまま回数を重ねることにはあまり意味はない。なぜここを鍛えるのか、なぜこのフォームなのか、にフォーカスする。」
すごくざっくりですが、「ロジカル筋トレ」に書かれているニュアンスは上記のような感じです。
本書も「ガムシャラに筋トレしてもあまり意味はない。正しい知識に基づいて行動する」ことが大事なメッセージなのかなと思いました。
鍛えた筋肉が回復するには
「鍛えた筋肉が完全に回復するには48~72時間程度必要」
これは筋トレするうえで覚えておいた方が良い知識ですね。
なんとなくの曖昧な知識で「筋肉を回復させるのに時間が必要」というのは分かっていたのですが「48~72時間程度必要」というのは覚えておこうと思います。
本書では「メニュー内容によってベストな頻度は変わりますが」と補足していますが、それほどハードではないメニューであれば週2回が良さそうとのことです。
筋トレが楽しくなってくると、ついハイになって筋トレの頻度を増やしてしまいます。
※経験あり。
ですが筋肉にも休息が必要ということで、追い込みすぎないようにしないとですね。
筋トレの頻度や回数の目安
「限界を突破するまで」はたしかにやってしまいがちな気がします。
フォームを崩してまで「限界を突破する」のは良くないですね。
「1回あたり20分で終わらせる」というのも良いですね。
私も筋トレを始めて半年以上経過していて、筋トレが習慣化しています。
ですが筋トレの時間が好きかというと、そうでもなく。
トレーニング自体はシンドイので「1回あたり20分で終わらせる」という、短い時間を推奨してるのはありがたいです。
正しいフォーム
正しい負荷
ダラダラやらない
この辺りを意識して筋トレするのが良さそうですね。
「ロジカル筋トレ」にも書いてありましたが、回数を重ねることにはあまり意味はなさそうです。
一日の代謝が上がる
筋トレによって代謝が上がるのは、なんとなくの知識で知っていました。
本書で説明があったことでしっかり知識が補完されました。
有酸素運動の方がダイエットに向いている認識でいたのですが、筋トレの方がダイエットに向いているんですね。
あと、有酸素運動が脂肪燃焼に効果的という話はよく聞きます。
どうやら筋トレも脂肪燃焼に効果があるんですね。
「筋トレをしたあとにも脂肪燃焼モードが続きます。」というのは良い情報でした。
勉強になりました。
※これ以降はトレーニングをいくつか引用していきます。
ヒップスラスト
トレーニング手順
トレーニング解説
参考リンク
本書では図解で分かりやすく説明されています。
ですが、その図解をそのまま引用するのはダメな気がするので文章のみを引用していきます。
代わりに参考になりそうなリンクを貼ります。
上記が本書の図解と似たイメージのヒップスラストです。
感想
今、自分が下半身を鍛える時に主に行っているトレーニングはスクワットです。
スクワットだと太ももとかは筋肉痛になるのですが、お尻が筋肉痛になることはあまりないです(自分のやり方の問題かもしれませんが)。
太ももばかりが鍛えられてもバランス的に良くないかなと思うので、お尻も鍛えておきたいですね。
あと、引用した部分でもありますが、お尻は身体の中でもトップクラスに大きい筋肉とのこと。
なので、優先的に鍛えたい部位です。
ヒップスラストもトレーニングメニューに加えようと思います。
自分はジムに通っておらず、自宅筋トレのみです。
イスさえあればOKなヒップスラストは手軽で助かります。
プッシュアップ
トレーニング手順
トレーニング解説
参考リンク
先程と同様、参考になりそうなリンクを貼ります。
上記が本書の図解と似たイメージのプッシュアップです。
感想
プッシュアップは「ロジカル筋トレ」でも引用しているので重複しているのですが、「筋肉番付」を絡めたトレーニング解説が良かったので再び引用してみました。
プッシュアップってたしかに「筋肉番付」のイメージが強いかなと思います。
あれに触発されて筋トレしたくなりますよね。
ただ「筋肉番付」は回数を競っているので、負荷がなるべく掛からないようにしているはず。
実際の筋トレでは逆に負荷をなるべく掛ける必要があります。
「ロジカル筋トレ」でも引用した『「30回以上できるトレーニング」は時間の無駄』も踏まえて、回数を重ねる楽なフォームで筋トレしてしまうのは、あまり意味がなさそうですね。
【読書感想】ロジカル筋トレ - 「30回以上できるトレーニング」は時間の無駄
「筋肉番付」は筋トレのモチベーションを上げるところまでに留め、実際の筋トレでは負荷をしっかり掛けるように意識しないとですね。
プランク
トレーニング手順
トレーニング解説
参考リンク
先程と同様、参考になりそうなリンクを貼ります。
上記が本書の図解と似たイメージのプランクです。
感想
自分は現在、腹筋はクランチで鍛えています。
実は筋トレを始めた当初にプランクにもチャレンジしたのですが、筋肉痛になりませんでした。 効いている実感がなかったです。
ただ今回、改めて本書でトレーニング方法を確認したところ、筋トレを始めた当初のプランクのやり方に改善点がチラホラ見つかりました。
改めて試す時は「腹筋の力を使って体を支える」「手足はバランスを取るイメージ」を意識してやってみようと思います。
それで効果がありそうなら、トレーニングメニューに加えようと思います。
腰を痛めるリスクが低いのも良いですし、体幹も鍛えることが出来るのも利点ですね。
サイドプランク
トレーニング手順
トレーニング解説
参考リンク
先程と同様、参考になりそうなリンクを貼ります。
上記が本書の図解と似たイメージのサイドプランクです。
感想
プランクに続いて、サイドプランクも引用してみました。
先ほども書きましたが、今のところ腹筋はクランチで鍛えています。
ただ、横腹にあたる腹斜筋を鍛えるのがクランチだとなかなか難しいんですよね。
なのでサイドプランクは試してみたいなと思います。
これも先ほど書きましたが、プランクでうまくいかなかった経緯があります。
正しいフォームをしっかり意識しながら試してみます。
あと、呼吸もしっかり意識しようと思います。
筋トレ中はシンドイので、どうしても呼吸を止めてしまうんですよね。
ちゃんと呼吸にも意識しながら筋トレしないとですね。
とはいえ、意識しないといけない項目が増えてきたので徐々に慣らしながらで。
おわりに
ということで「科学的に正しい人生を変える筋トレ」に関してアレコレ書いてみました。
今回の記事で引用したのは、
行動力も大事。でも同じぐらい、正しい知識も大事。
鍛えた筋肉が回復するには
筋トレの頻度や回数の目安
一日の代謝が上がる
ヒップスラスト
プッシュアップ
プランク
サイドプランク
の8つでした。
前半4つは理論編、後半4つは実践編、といった感じかなと。
少し話が脱線しますが、数年前にもダイエットで15キロくらい痩せたことがありました。
その時は食事制限と有酸素運動をメインに行っていました。
特にダイエットの知識はなく、ガムシャラにやっていた感じです。
15キロ痩せて、しばらくはそのままの体重を維持できていました。
ですがテレワークが始まってから徐々に体重が増えていき、見事にリバウンドしてしまいました。
で、また今ダイエットをしているわけです。
今度こそ、筋トレやダイエットの正しい知識を得て、しっかり目標体重まで痩せて、その体重を維持して、リバウンドしないように気を付けたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
「筋トレ」関連の読書感想をマガジンにまとめています。
こちらも良ければぜひ。