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【読書感想】教養としての猫 思わず人に話したくなる猫知識151/富田 園子

「教養としての猫 思わず人に話したくなる猫知識151」こちらの本、読みました。

以前読んだ「にゃんこパワー:科学が教えてくれる猫の癒しの秘密」が面白かったので、またしても猫関連の本を読んでみました。


本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

猫の起源、猫の身体、猫の知能、猫と人の関係……
知れば思わず人に話したくなる151の猫トリビアを
図解や資料写真なども交え
オールカラー224ページの大ボリュームで紹介します。
人気猫イラストレーターたちによる
装画と挿絵も見どころのひとつ。
愛猫家はもちろん、創作や会話のネタとして
クリエイターやビジネスマンにもおすすめです。

こんな感じの本です。

初めて知る内容もけっこうありましたし、猫のイラストかわいかったです。
楽しく読めました。

著者情報

本書の著者である「富田 園子」でネット検索したところ、いくつかヒットしました。
リンクしておきます。

公式ホームページがあり、猫の画像がチラホラありました。
本書の著者なだけあって、流石の内容でした。

いくつか引用と感想

今回は「第6章 猫に好かれる人間になる」から、いくつか引用します。

猫に好かれるには、猫に主導権をもたせるといい

2020年にロンドンの保護施設での実験に使われた「CATプロトコル」というガイドラインがあります。人がこのガイドラインを守って猫と接すると、そうでないときと比べ猫が格段に友好的になったといいます。ですから猫と接するときは、このガイドラインを指標にしましょう。
ポイントは「猫に主導権をもたせること」。人間からガツガツ行くと猫は気持ちが引いてしまいますし、怖がったり、ときには攻撃されることも。実験でも、人から猫にアプローチしたときより、猫から人にアプローチしたときにかまってあげたほうが長く交流できることがわかっています。好きな気持ちは胸に秘め、向こうが心を開くまで待つ。なんだか恋愛と似ていますね。人も猫も、つきあい方の極意は同じなのかもしれません。

この心構えは大事ですね。

道端で野良猫に遭遇した時、こちらからゆっくりと近づいていました。
それでは良くなかったようです。
結果もご想像の通りで、逃げられることがほとんどです。

でも道端でじっと待つわけにもいかないので、野良猫と仲良くなるのは難しそうですね。
勝手に餌付けするのもなんだか無責任ですし。

実家では猫を飼っていましたが、子どもの頃の記憶なので記憶が曖昧です。
たぶん最初から懐いていた気がします。

このCATプロトコルは、初対面の猫と仲良くなるためのガイドラインですかね。きっと。
こちらからガツガツ行く気持ちを抑えて、猫からのアプローチをじっと待たないとですね。

本書ではCATプロトコルの詳しい説明も載っているのですが、そこを引用すると長くなってしまうので割愛します。
代わりにネット検索でヒットしたサイトをリンクしておきます(こちらも詳しく書かれていて参考になりました)。

猫との接触は指1本から始める

P.208の「CATプロトコル」によると、猫が自分から体をこすりつけてきたら「さわってOK」のサイン。猫がさわられて気持ちのよい場所からスキンシップを始めましょう。その場合も、指1本から始めるのがおすすめ。いきなり手の平全体でさわるよりハードルが低くなります。
いつのときも「人間は猫より何倍も大きく、恐れられておかしくない存在」であることを忘れずに。とくにはじめのうちは猫を怖がらせないよう、時間をかけて警戒を解くことを重視しましょう。

今回の引用、勉強になります。

猫との接触はまず手始めに、頭を撫でようとしてしまいます。
それも手のひらで。
それが猫からしたら、「捕まえられる」気がして怖いようです。

でも、猫の立場で考えたらそうですよね。
大きな手がグワッと近づいてくるのは、たしかに怖いかもしれません。
指1本から始めて、猫が怖がらないように少しずつ警戒を解かないとですね。

ちなみに本書ではイラスト付きの解説です。
そこを引用するのは難しいため、気になる方は本書を読んで頂ければと。

猫が人に与えるよい影響ははかりしれないものがある

猫とのふれあいが癒やしを与えてくれることは昔から知られていたことですが、最近ではその科学的なエビデンスも続々と出てきました。
猫とふれあうことで幸せホルモン・オキシトシンが分泌され、気持ちが安定する。慢性ストレスが減ることで血圧が安定するなど体にもよい影響が出る。ほかに自己肯定感が高まる、集中力が高まる、脳が活性化されるなどなど、猫を飼わない理由はないのではと思うほど、猫は人にすばらしい影響をもたらすことがわかってきています。

実家で猫を飼っていたので、猫から色々な良い影響を受け取っていました。
科学的なエビデンスはなくとも、それは肌で感じていました。

今回の引用を読むと「なんで今は猫を飼ってないんだっけ?」となったりもしますが、今はSNSの猫アカウントに癒されています。
ちなみに本書の別のところでは、猫の画像や動画を見るだけでも好影響が得られると書かれています。
もちろん、本物の猫とふれあうのが一番ではありますが。

以前記事にした「にゃんこパワー:科学が教えてくれる猫の癒しの秘密」も科学的なエビデンスに基づいた本です。
こちらも良ければぜひ。

おわりに

ということで「教養としての猫 思わず人に話したくなる猫知識151」に関してアレコレ書いてみました。

今回の記事で引用したのは、

  • 猫に好かれるには、猫に主導権をもたせるといい

  • 猫との接触は指1本から始める

  • 猫が人に与えるよい影響ははかりしれないものがある

の3つでした。

猫関連の本、今後も読んでいこうと思っています。
探してみたところ色々と見つかりましたし、このジャンルも面白そうです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

「猫」関連の読書感想をマガジンにまとめています。
こちらも良ければぜひ。


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