【読書感想】にゃんこパワー:科学が教えてくれる猫の癒しの秘密/カリーナ・ヌンシュテッド、ウルリカ・ノールベリ
「にゃんこパワー:科学が教えてくれる猫の癒しの秘密」こちらの本、読みました。
表紙がかわいいですね(ちなみに裏表紙もかわいかったです)。
猫好きなので、本書はちょっと気になるなと。
「科学が教えてくれる」のところも気になったポイントです。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
こんな感じの本です。
以下のポッドキャストで本書を知りました。
著者情報
本書は「カリーナ・ヌンシュテッド」と「ウルリカ・ノールベリ」お二人の共著です(敬称略)。
お二人の著者名でそれぞれネット検索したところ、いくつかヒットしました。
リンクしておきます。
カリーナ・ヌンシュテッド
ウルリカ・ノールベリ
いくつか引用と感想
猫を飼うと幸せになれる
私も実家で猫を飼っていたので納得の内容です。
「自信がつく」「神経質でなくなる」「よく眠れて集中力も高まる」「人生の苦難にも立ち向かえる」「ネガティブな感情が和らぐ」「不安が軽減される」
こうやって挙げるとメリットあり過ぎな気もしてきますが、飼っていた身としては納得してしまいます。
本書はエビデンスを交えながら書かれていますが、いつもより疑問に思わずに納得してしまいます。
猫を飼っていたので贔屓目に見ている気がします。
でも本書に関してはそれでも良いかなと思いながら読みました。
猫派と犬派、どちらが幸せ?
「猫派と犬派でそんなに性格違うかな?」と思いつつ、今回の引用に書かれているような性格だったので納得感がありました。
猫派の性格傾向の「内向的」「独りを楽しむタイプ」「ソファで読書をするのが好き」あたりはズバリ該当します。
一方で、犬派の性格傾向の「外交的」「社交的」「グループで過ごすのが好き」「使命感が強い」あたりはあまり該当しませんでした。
引用の後半の「飼い主がペットをどのように見ているか調査」も興味深いです。
私としては「かわいい」は大前提として、「従順でない」「気分屋」なところが好きなポイントです。
なついてくる時もあれば、全く寄り付かない時もあるのが、なんか良いんですよね。
今回の引用で言うと「独立心がある」がそれに該当しそうです。
エサが欲しい時だけ擦り寄ってくる現金な感じも、意外と好きなポイントです。
それにしても、「猫派と犬派、どちらが幸せ?」という見出しで始まって『人を猫派か犬派に分ける必要はないのかもしれません。誰だって「うちの子」に夢中なのですから。』で終わるのは、いかにも翻訳本っぽい感じがしました。
結論が出てないですが、別にそれで良いかなと。
幸福感を高める「ミャオ効果」
私もSNSのタイムラインは猫に溢れているので、今回の引用には納得です。
言い争っていたりゴシップな内容だったりの、そういった殺伐としたタイムラインはあまり見たくないので猫の投稿を意図的にたくさん”いいね”しています。
「自撮り写真よりも猫の写真の方が圧倒的に多い」という調査データも面白いですね。
少し話が脱線しますが、猫ばかりを投稿しているアカウントだったはずなのに、たまに飼い主の自撮りが差し込まれることがあります。
申し訳ないですが、飼い主の自撮りはスルーしてしまいます(申し訳ない)。
あと、猫にセリフのテロップを付けるのも気になります。
さも猫がそう言っているように誘導する感じが気になります(見ますけどね)。
テロップもなく、そのままの写真や動画をアップしているアカウントが一番ありがたいです。
猫のSNSアカウントはたくさんフォローしており、毎日ミャオ効果を体感しています。
コラム:猫のゴロゴロによる5つの効果
興味深いコラムでした。
「1.ストレス軽減」には納得したのですが、それ以外は若干疑ってしまいました。
ということで調べてみたところ、意外と本当っぽい内容がヒットしました。
ネットの情報なので信じるかどうかはお任せしますが、一応リンクしておきます。
猫好きによる過大評価のノリな気もしますが、意外と本当なのかもしれません。
まぁ、個人的には「ストレス軽減」されるだけで充分です。
おわりに
ということで「にゃんこパワー:科学が教えてくれる猫の癒しの秘密」に関してアレコレ書いてみました。
今回の記事で引用したのは、
猫を飼うと幸せになれる
猫派と犬派、どちらが幸せ?
幸福感を高める「ミャオ効果」
コラム:猫のゴロゴロによる5つの効果
の4つでした。
猫に関する小説やエッセイは何冊か読みましたが、本書のような実用書?は初めて読みました。
楽しく読めたので、他にも探して読んでみようと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
「猫」関連の読書感想をマガジンにまとめています。
こちらも良ければぜひ。