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【読書感想】猫に愛される人になる/服部 幸

「猫に愛される人になる」こちらの本、読みました。

猫関連の本は今回で3冊目です。
これまでの猫関連の記事は以下マガジンにまとめています。


本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

本書は、猫の性格や行動にかくされた秘密、その魅力をわかりやすく解き明かし、猫との暮らしがもっと楽しくなる知識を伝えることで、猫も人も幸せになるヒントが得られる一冊。
表情や行動に秘められた気持ちを理解できる人こそ、猫に愛される人なのです。
飼うのは無理だけど、ネコカフェで猫にモテたい、家族や友人の猫に懐かれたいという方にもオススメ!

こんな感じの本です。
実家で猫を飼っていた身としては、共感する内容がたくさんありました。

序盤は猫と仲良くなれるコツなどを紹介していますが、途中から猫の飼い方に関する内容もたくさん出てきます。
なので猫の飼い方を知る本としてもオススメです。

著者情報

本書の著者である「服部 幸」でネット検索したところ、いくつかヒットしました。
リンクしておきます。

いくつか引用と感想

猫が好きなのは「嫌いなことをしない」人

「猫に愛される人」になるためには、前出のような猫が嫌がることをしないこと。そして、次の5つが大切です。

①自由気ままにさせる
②穏やかに見守る
③一緒に遊ぶ時間をつくる
④ときどき声をかける
⑤満足できる食事を与える

これらを意識した上で猫と接してみてください。

今回引用した5つのポイントは、以前引用した「猫に好かれるには、猫に主導権をもたせるといい」に通じる部分があるなと思いました。
特に①、②あたりが”主導権”の話に近い部分かなと。

【読書感想】教養としての猫 思わず人に話したくなる猫知識151 - 猫に好かれるには、猫に主導権をもたせるといい

「①自由気ままにさせる」は猫に好かれるポイントとして挙げられていますが、これは個人的に猫が好きなポイントでもあります。
実家で猫を飼っていた時に、「自由気ままに過ごしてるなぁ」と感じる行動が多かったように思います。

全然なつかない日もあれば、一日中なついてくる日があったり。
大体寝る場所が決まっているのに、急に自分の布団の中に入ってきたり。

そういった気まぐれなところが、猫が好きなポイントだったりします。

なお、本書では5つそれぞれについて詳細が書かれています。
ただ、そこを引用すると長くなってしまうため割愛します。
詳しく知りたい人は本書を読んで頂ければと。

猫は人をどう見ているのか

猫は私たち人間をどんなふうに見ているのでしょうか。
たとえば、犬はもともと群れで生活し、リーダーのもとで主従関係を厳格に守って暮らしてきたため、飼い主さんのことを群れのリーダーとみなし、リーダーの指示を待って、忠実にそれに従います。
一方、猫はもともとが単独行動型の動物です。人に飼われている猫もその習性は変わらず、多くの場合、食事やトイレの掃除など必要なこと以外は人間に頼りません。だからといって、飼い主さんのことをまったく無視しているわけではありません。ふだんは放っておかれるくらいの、付かず離れずの距離感が心地よいと感じながらも、甘えたいときは思いっきり甘えてくるのも猫なのです。
ただ、犬と決定的に違うのは、猫は飼い主さんを「主人」とは思っていません。そもそも「主従関係」という概念がないようなのです。
飼い主さんに対しては、親猫のような気分で接しているといったほうがよさそうです。そのため、「おなかがすいた」と鳴けば食事が出てくるし、「ドアを開けて」とガリガリやれば、開けてくれるものと思っています。どちらが「主」かといえば、明らかに猫ですよね。

1つ前の引用でも触れましたが、私が猫を好きなポイントが書かれていたので引用してみました。
「付かず離れずの距離感」「甘えたいときは思いっきり甘えてくる」この辺りはまさに。

そして猫には「主従関係」という概念がないとのこと。
これも納得で、猫と過ごしている時に主従関係を感じたことはあまりないです。

「おなかがすいた」時は鳴かれるし、「ドアを開けて」欲しい時はガリガリやっていました。
猫のそういった行動から意図を読み取り、その意図通りにこちらが動かされる。
こういった関係性に心地よさを感じていました。

与えると危険な食べ物

人間にとって、おいしく栄養価が高い食べ物でも、猫にとっては有害なものがたくさんあります。それらを食べてしまうことで下痢や嘔吐をしたり、中毒症状を起こしたり、生命の危険に晒される場合もあります。前にも、人の食べ物を猫にあげてはいけないということをお話ししましたが、その最大の理由はここにあります。
では、猫に与えてはいけない食べ物には、どんなものがあるのでしょうか。以下に挙げておきます。

[野菜・果物]
・玉ネギ、長ネギ、ニラ、ニンニク
・アボカド
・ブドウやレーズン
・イチジク

[魚介類]
・生のエビ、イカ、タコ、カニ
・貝類など
※サバ、アジ、イワシ、サンマなどの青魚や、マグロやカツオも与えすぎには要注意。これらは食べすぎると黄色脂肪症になる恐れがあります。

[肉類]
・大量のレバーなど
※猫は元来、肉食動物ですから牛肉も鶏肉も豚肉も問題はありません。ただし、生で与えると下痢を起こす可能性もあるので、必ず茹でてからあげてください。特に生の豚肉は、トキソプラズマという寄生虫が潜伏している恐れがあり、原虫感染症を起こす危険もあります。

[その他]
・チョコレート、ココア
・キシリトール
・アルコール、カフェイン飲料など

もし、猫が食べてはいけないものを食べてしまったら、飼い主さんの判断で対処しようとせず、速やかに動物病院で診察を受けてください。

思ったより危険な食べ物が多いですね。
「ネギ」は有名かと思いますが、それ以外にもたくさんあります。
少し意外でした。

魚介類にもNGがあるのは気を付けないとですね。
猫によると思いますが、魚介類にはかなり興味を示しそうな気がします。

引用しませんでしたが、本書には「人の食べているものをあげて大丈夫?」というトピックがあります。
このトピックに書かれていることをすごくザックリ要約すると、「猫には人の食事を食べさせない」です。

今回の引用で挙げているように、与えると危険な食べ物がたくさんあります。
そして猫にとって、人間の食べ物は塩分が高い場合が多いとのこと。

幸いにも、実家で飼っていた猫は人の食べ物にあまり興味を示しませんでした。
なので間違って危険な食べ物を与えてしまうことはなかったです。

ネット検索すると、他にもいくつか危険な食べ物が書かれていました。
今回の引用で挙げた食べ物との重複もありますが、一応リンクしておきます。

おわりに

ということで「猫に愛される人になる」に関してアレコレ書いてみました。

今回の記事で引用したのは、

  • 猫が好きなのは「嫌いなことをしない」人

  • 猫は人をどう見ているのか

  • 与えると危険な食べ物

の3つでした。

猫関連の本は他ジャンルの本と比べると、スラスラと読めてしまいます。
今は猫を飼っているわけではないので、知った知識を活用する機会があまりないですが。

そうであっても、やはり猫のことに関しては興味があるんだろうなと。
色々と知れて良かったです。勉強になりました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

「猫」関連の読書感想をマガジンにまとめています。
こちらも良ければぜひ。


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