【読書感想】すぐに実践したくなる すごく使える睡眠学テクニック/櫻井 武
「すぐに実践したくなる すごく使える睡眠学テクニック」こちらの本、読みました。
睡眠関連の本は今回で15冊目です。
これまでの睡眠関連の記事は以下マガジンにまとめています。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
こんな感じの本です。
本書は「224ページ」で「73トピック」でした。
各トピックが大体2~4ページにまとまっていて読みやすかったです。
著者情報
本書の著者である「櫻井 武」でネット検索したところ、いくつかヒットしました。
リンクしておきます。
いくつか引用と感想
運動が睡眠に良い影響を与える理由
運動によって体が疲れて、それが深い睡眠に繋がっていると思ってました。
ですがどうやら、運動によって脳も疲れていたようです。
これは意外な発見でした。
ウォーキングを例とした説明で、納得感もありました。
直感としてはデスクワークの方が脳が働いているイメージがあったのですが、たしかにウォーキングでも脳がたくさん使われていますね。
デスクワークと比べると無意識的な脳の使い方かもしれませんが、かなりの情報を処理しているんだなと。
よく眠れた日を振り返ってみると、「ライブに行った日」「帰省した日」「資格試験の日」などが浮かびます。
どれも運動量自体はそこまで多くないですが、いつもと違ったことをした日はよく眠れる傾向にあります。
そういった非日常を過ごした日はいつもより脳が働いて、いつもより脳が疲れてしまうのかなと。
それによって深い睡眠に繋がったのかなと思いました。
ライブなら純粋に楽しめたとか、帰省なら安心感とか、資格試験なら勉強からの解放感とか、別の要素もありそうですが。
「ライブ」「帰省」「資格試験」はどれもイレギュラーな日なので、これを毎日するわけにはいきません。
そうなってくるとウォーキングあたりが手頃で良さそうです。
毎回ウォーキングのルートを変えたりすると、いつも以上に脳が働いてくれそうです。
睡眠の質を高めるためには、一日中デスクワークで脳の特定の部分しか使われない状態は避けた方が良さそうですね。
一日中デスクワークをしないといけない時は、仕事が忙しい状況だと思います。
そんな多忙な状況でも睡眠時間を削ってまで残業するのは避けるべきで、なんとしても睡眠時間は確保する。
そして更にもう一歩、睡眠の質を高めるために運動する時間を確保する。
そこまで出来るとワークライフバランスが整うのかなと。
とはいえ、どうしても多忙が避けられない時期もあるでしょうし、理想としてはそんな感じになるかなと。
訓練してもショートスリーパーになれない!
以前も『「あなたもショートスリーパーになれる」はウソ』というのを引用しましたが、今回も似たような内容です。
【読書感想】賢者の睡眠 - 「あなたもショートスリーパーになれる」はウソ
ショートスリーパーは憧れる部分もありますが、諦めるしかなさそうです。
「訓練すれば何とか頑張れるのでは?」とも思ったりしますが、それもどうやら無理っぽいですね。
今後どう頑張ってもショートスリーパーにはなれないので、睡眠時間を削ることは出来なさそうです。
やれることとしては、睡眠の質を上げることでしょうか。
睡眠の質なら改善する余地があるはずですし、それによって日中のパフォーマンスが変わってきます。
頑張るとしたらコッチですね。
一方で、睡眠関連の本を探しているとショートスリーパーを推奨するような内容の本をたまに見かけます。
「短眠」と表現している場合もあったりします。
この類の本は少し疑っているので私は読みませんが、自己責任で読んでみても良いかもしれません。
忙しくて時間がない人からしたら魅力的に見えるでしょうし、ショートスリーパーにはなれないとしても睡眠の質を上げるコツが見つかったりもするかもしれません。
「早寝早起きが体に良い」は嘘
「早寝早起きが健康に良い」
これはたしかに、昔からよく見聞きしていた気がします。
早寝早起きの習慣は大抵の人には効果がありそうですが、それがどうしても合わない人も一定数いそうだなぁと個人的には思っています。
「早寝早起き」でネット検索してみると、やはり「早寝早起き」を推奨している記事が多い印象です。
ただ、早寝早起きを全肯定していない記事もたまに見かけます。
それぞれピックアップしてリンクしておきます。
早寝早起き 推奨派
早寝早起きが必ずしも…派
後半のリンクは「早寝早起きが必ずしも…派」という何とも中途半端な表現となりました。
記事の内容的に「早寝早起き 否定派」というわけではなく、「早寝早起きが必ずしも正解ではない」「早寝早起きが健康とは限らない」といったスタンスだったため中途半端な表現となりました。
おわりに
ということで「すぐに実践したくなる すごく使える睡眠学テクニック」に関してアレコレ書いてみました。
今回の記事で引用したのは、
運動が睡眠に良い影響を与える理由
訓練してもショートスリーパーになれない!
「早寝早起きが体に良い」は嘘
の3つでした。
睡眠関連の本は今回で15冊目となりました。
「15冊も読んでいて果たして新しい発見はあるのか…?」と思いながら読んだのですが、しっかり新しい発見がありました。
本書の発売日が「2024/8/30」で、比較的新しい本なのも影響しているかもしれません。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
「睡眠」関連の読書感想をマガジンにまとめています。
こちらも良ければぜひ。
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