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03:今さらながら学ぶ

休職するにあたり、メンタルクリニックの担当医にカウンセリングをすすめられる。

鬱になる人は考え方、認知の歪みがあり、それが自分を苦しめているらしい。
全く自覚が無かった、といえばウソになるが“完璧主義”が思いの外自分を縛っていたようだった。
あとは、他者との比較。見当違い方面へも比較を広げていたせいでしんどくなっていた。

「この仕事を完璧に出来なければ私には価値がない」
「これくらい出来ない自分は死んでしまえ」
「これが出来ない自分は今すぐ消えてなくなりたい」

一通り、『認知行動療法』のカウンセリングを終えて、自分の歪みのひん曲がり具合に気づく。
足りなかった知識の事にも。

休職も数ヶ月経つと、文字を見ても字が滑って読めない状態(と言って伝わりますか?)からマシになったので、医者にも「散歩したり、図書館に行ってみたり行動を広げていきましょう」という言葉をヒントに、初めて自分の住んでいる街の図書館に行ってみた。(といっても住み始めてまだ数年)
思いの外メンタル系の本も多く、とりあえず数冊借りてみた。

YouTubeでも精神科医の先生が開設しているチャンネルや解説動画を見て、やっと自分の病を知るというか特徴を知るというか、とにかく改めて自分を知った感じがする。

すると逆に、今まで性格だと思っていたことがADHDやASDの特徴に当てはまるものだから、「私の性格って何だ?」とそれ以外の絞りカスから【自分らしさ】を探している最中である。

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