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チマチマ修正は微分に通ず
前回では、神経電網(ニューラル・ネットワーク)がどうやって答えを出すか示した。答えを間違えた場合は、正しくなるよう修正する。これを学習と言う。カタカナ英語ではディープラーニング、技術的にはバックワード・プロパゲーション(BP)、前回の答えを出すのはフォアワード・プロパゲーション(FP)と書く人が多い。片仮名意味不明。日本語にすると、繰り返し学習または深層学習、前進(処理)、後進(処理)または逆伝播
もっとみる文章生成AIとはスマイル・ワッペンなり
「AIの回答を鵜呑みにするな」でも触れたが、生成AIが作り出す言葉は、人が作り出すように出力している訳ではない。膨大な知識情報粒基(情報粒子収納基)と会話の例文集から、最適解(文章)を抽出しているに過ぎない。そこには心も愛もない。
AIとの会話を人と話している様に感じるのは、人の能力、即ち「人は人以外に人を感じる事ができる」のせいである。人はアニメや人形劇を見ると、人でない物に人を感じ感動して感
古くて新しい技術の備忘録
最初に
地球誕生からの45億年を暦にすると、恐竜の出現は12月13日頃になるらしい。人類の出現は大晦日、12月31日の10時40分辺りだ。そして何と、23時59分47秒に西暦が始まる。残りの13秒に、人類の中世及び近代文明から現代まで、全てが凝縮されている。電脳史などハチの羽ばたきの一回分も無いくらい僅かな時間だろう。とは言え、人には長い年月である。
電脳で命令技巧をする様になって、色々知識を得