心を開ける人はちょっとだけ。
大学在学中にLINEをはじめてから、約14年がたった。その間、いろいろな場面で出会った人たちと連絡先を交換してきた。連絡先の整理はこれまでにやってきていないから、結構な数が入っている。
だけれど、今でも連絡をとっているのは、ほんのひと握りだけ。正確に数えてはいないけれど、10本の指におさまるんじゃないかな。
世の中には、「友達が1,000人います」などという人がいるらしい。僕も昔、そんなことを公言している芸人をテレビでみた覚えがある。そういう人らは純粋に凄いなあと思う。
彼らとは反対に、僕は少数の人と深い関係を築くのが好きなタイプなんだ。頻繁に連絡を取り合っている人たちは、漏れなく親友といっても過言じゃない。
嬉しいとき・イライラするとき・悲しいとき・楽しいとき…。どんな形であれ、感情が昂ぶるときに連絡をとりたくなるんだ。この感情を共有したくなるんだよね。
だけれど、人にはそれぞれの人生がある。これから先、結婚・転職・移住などにより、だんだんと疎遠になっていく人も増えていくんだろうな。そうなることは、僕の両親を見ていると何となく理解できるよ。
あとどのくらい長く付き合っていけるかは分からないけれど、できるだけ、いつまでも人生を共有できたらいいな、なんてね。
今までありがとう、そして、これからもよろしくなのだ。