見出し画像

【闘病アドバイス】 体調ノートをつけるべし!

その日の体調や気分を記録する為のノート。
病気で気力が無い時でも、コレだけはやっておいた方が良いと言えます。

その日の体調、気分、思った事など。
天気や気圧に体調を左右される場合は、お天気も書いておきましょう。
女性の場合、生理の日も書き込んでおくと、お医者さん側が助かります。
一行だけでも良いので、とにかく記録しておかないと色々と困ります。

人間の記憶はイイカゲンです。
特に精神疾患を患っている場合、とてもデタラメになる事も…。

お医者さんに行くにしても、行かないにしても、
自分の体調や気分についての詳細を誰かに説明出来ないと、
一番困るのはお医者さんだけでなく、自分自身です。

誤診された上に、まったく関係の無い薬を処方され、
とんでもない副作用で苦しむだけの日々…そんなのは誰だって嫌でしょう。

精神疾患持ちの患者は、大体は頭の中が混乱しております。
その為、お医者さんや、他の者に伝えたい事を上手く伝えられなかったり、
重症の場合は話す事さえも出来ない時だってあります。

だけど体調ノートがあれば、それを渡すだけで、伝わるモノもあります。
全てではないかもしれません。 でも、どれぐらい重症なのかは伝わります。

コチラは、わたしの過去の体調ノート(左)と、今現在の体調ノート(右)。

画像1

統合失調感情障害になったばかりの頃は、罫線内に書けない状態でした。
あちこちにラクガキのように書かれてある為、何が何だか良く解りません。
思考が早過ぎて、手がまったく追い付いて行かない状態でした。

とても汚い字です。 読めない文章すらもあったかもしれません。
しかしお医者さんには、『こんなにも苦しんでいるんだ…』というのは
伝わりました。

お薬を処方してもらい、ある程度は症状が落ち着いた今、
体調ノートもまあまあ綺麗な見た目になり、読めるようにはなりました。
マステを貼ったり、ハイライターで色付けも出来るようにもなりました。

当時は日常生活が出来なくなってしまうほど重症でしたが、
今は、『見る人がちゃんと読めるようにしよう』という当然の気配りが
出来るぐらいまでには回復したようです……とても有難い事です。

体調ノートは、回復具合などが目で見えるバロメーター代わりになります。
面倒でも、コレだけは、出来るだけ毎日続けるようにオススメしたいです。

どうしても自分で書けない場合は、身近な誰かに書いてもらいましょう。
わたしの場合、自分自身で書いている体調・気分ノートと、
親に書いてもらっている『メリカナデシコ観察ノート』があります。

他の者から見て、その患者がどういう状態なのか…。
他の者の意見も、お医者さん側にとっては、とても役に立つ物なのです。

体調ノートは、正しい診断を受ける為には必須なのです。
貴方様もコレを機に、体調ノートを書き始めてみてはいかがでしょうか?

いいなと思ったら応援しよう!

メリカナデシコ
もし宜しければ応援と金銭的サポートをお願い致します。 闘病エッセイ漫画を描く為の材料費にしたり、 生きて行く為に大切に使う事を誓います。