自分であることを見失わない
自分の中にある色んな側面
誰かと自分をいつも比べながら、生きてきたから分かることがあります。世の中には、本当に色んな人がいます。声が大きい人がいれば、こちらが聞き取れないほどの声で話をする人もいます。アニメが好きな人もいれば、アニメに一切興味を持たない人もいます。いつも笑顔でニコニコしている人もいれば、いつも何かに怒っている人もいます。心から素直だなと感じる人もいれば、自分と同じように、どうしてそこまでひねくれてしまったのかと思うひともいます。誰よりも自分のことが好きなんだなと、自己愛が滲み出ている人もいれば、すぐに自分のことを卑下したようなことを口にする人もいます。
そして、自分の中にもいろんな側面があることが分かります。
そんなことで感情的になるのかと思うときもあれば、何を言われても落ち着いている自分がいます。こんなにものんびり屋さんだと感じることもあれば、その日は何故かとても焦ってしまい、せっかちになっては大失敗してしまうこともあります。当たり前なのかもしれませんが、ポジティブな自分もいれば、ネガティブな自分もいるのです。
色んな自分があるのに、社会の中で生きていくと、周りの人と自分を比べてしまう。もしくは、特定できない誰かと自分を比べてしまっては、そうした人たちの大きな声に支配されてしまうのです。
その声の支配にされてしまうから、自分が自分で無くなってしまうのです。
自分が自分でなくなってしまうから、あらゆる自分が受け入れられないのです。
自分が受け入れられないから、自分を認められない。
自分を認めることが出来ないから、自己否定がはじまってしまうのです。
自己否定するから、自分を傷つけてしまうのです。
いつも傷つけ傷ついてしまうから、生き生きと生きることが出来ないのです。
自分であることを見失わないために
もしも、今、自分自身が人生を嘆いてしまっているのなら、不安で胸がいっぱいで気が重いと感じているのなら、自分が自分であることを見失っているのかもしれません。
その時に大切なことは、傷ついた自分を癒すこと。自分を受け入れて自分を認めてあげることだということです。
そうしてあげることで、自分を取り戻すことが出来るのです。
もう遅い?
そんなことは決してありません。
どんなに自分を見失い、傷つきボロボロな状態であっても、決して遅くはありません。自分を見失っていると気が付いたときから、少しづつでも変えていければいいのです。僕自身がそうでしたから。何よりも諦めてしまうことが、足止めになってしまいましたから。
人と比べれば、色んな人がいます。自分の中でも、その日その日で心の状態も変わっていくものです。それに、心だって成長し変化もします。時には、心身共に疲弊してしまうことだってあり得るのです。心は常に変化していくものだということです。
そんな時に、色んな顔を見せる自分を受け止めていけるように、自分を認めてあげること。
それは、どんなときだって、親身になって、自分の気持ちを聞いてあげることが、まず大事なのです。
自分の中の小さな声を見逃さないように、ちゃんと自分自身に目を向けるように心がけていく。これが、自分を大切にするということだと、僕は思うのです。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー
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