上手くいかない時、行き詰った時に思い出して欲しいこと

口癖が原因だった

人生は上手くいかないことばかり。そんな風に自分の人生を捉えては嘆いていました。行き詰ってしまった状況というのは、心を疲弊させてしまうから苦しいものです。そんな状況は、はやく抜け出したいものです。そんな、人生が低迷期ばかりだと、いくら素晴らしい目標を持っていたって、どんなに強い意志を持っていたって、挫折してしまうような気がしてなりません。

僕がそうだったからです。

僕は、自分を信じたかったんです。だから、色んなことにチャレンジしては、自分の可能性を試したかったのです。これまで、やりたかったこと。興味があったけれど、心に留めていたこと。こうしたことにチャレンジしていこうと決めたことがありました。それは、僕にとってはとても大きな変化で、ポジティブな自分に変われたきがしたんです。これまで、自分なんてと思うあまりに、色んなことを諦めてしまってきたからでした。

自分の中で、しっかりと勇気を出すことが出来ていて、自分なりに力強く進んでいた時でした。仕事が思うようにいかなくなってしまったのでした。毎日のように、トラブルや問題が発生していたんです。僕は、そこで意気消沈してしまったのか、あるいは、昔の意気地なしな自分に戻ってしまったのか分かりませんが、ついつい一人で悩んでいるときに口に出してしまったのです。

「やっぱり無理かもしれない。だって、僕には難しいから。」

それを言った瞬間から、不安だった気持ちが爆発してしまったようでした。張りつめていた心の糸が切れてしまったようでした。仕事のこともそうだったけれど、色んなことをチャレンジしていたことも、どう考えても無理としか思えなくなってしまったのでした。

状況を変えられないまま、焦りだけが大きくなってしまい、遂には、せっかくはじめたものたちを断念するのでした。そして、そのことが尾を引いてしまった為に、仕事も上手くいかないと感じて、多くのことから手を引いてしまったのでした。

この時のことが後悔となってしまいました。

だから、よく振り返っては、省みていたのでした。僕の気持ちを折ってしまったのは、あの時の自分の発してしまった言葉だったのではないかということに気が付けたのでした。

それだけではなかったのです。ことあるごとに挫折をしていたときに、僕は口癖のように「難しい」「無理」「出来ない」と、言う言葉を繰り返していたんです。

後に、色々調べてみたんです。言葉にすることで、思考や行動をコントロールするということでした。驚きでしたが、自分に投げかける言葉がどれだけ大事なものなのか、自分に意識として植え付けてしまうものだったのです。

ですので、「難しい」「無理」「出来ない」と、口にしたことで、意識がそこにしかいかなくなってしまったのです。難しいとしか思えないから考えることも止めてしまうのです。無理だから、行動を辞めてしまうのです。出来ないから、諦めようと心に働きかけてしまうのでした。

結局のところ、上手くいかない時に状況を変えられないのは、僕自身の口癖だったという訳だったのです。

自分にどんな言葉を投げかけますか？

だから、自分にかける言葉をポジティブなものにすれば、上手くいくんじゃないかと考えました。そんな安易な発想から、自分に強く、「絶対に出来る」「大丈夫だから」「何とかなる」と言う言葉を口にするように意識しました。

ですが、根底の自分を変えられていなかった為に、その後、口にはしなかったものの、否定的なことばかりを思い浮かべてしまうのでした。ですので、思うように上手くはいきませんでした。

そういうことを繰り返していたときに、何が大切なのかが、見えてきたきがしたんです。

大事なことは、常に自分に疑問を投げかけることだということです。

「どうすることが最善なのか？」

「今の自分に出来ることは何なのか？」

「何がしたい？何をすれば楽しくなる？」

色んな問いかけをしていくことで、自分導けるものだと思いました。

このことを意識してからは、弱音が随分と減りました。いや、弱音を吐いても許せるようになったのです。そうだよね。不安だよねと寄り添った後で、「じゃあ、どうしたいの？」「どうなれば、その不安は減らせるの」と、問いかけることが出来るからです。

みなさんは、どんな言葉を自分に投げかけているでしょうか？そこを知ることで、自分を大きく変えられるかもしれません。

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今日も自分をご機嫌に。
メルシー