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頑張り過ぎてはいませんか?

気付くことがなによりも大切なこと

不思議なことですが、自分の状況がどんなことが知るだけで気持ちを解放することが出来るものです。僕は、自分が頑張り過ぎていたことに気が付くことが出来たことで、随分と楽な気持になれたのでした。ただ、気付いただけなのに、肩の荷がおりたような感覚になれたのでした。

自分の気持ちが解放されたことは、思いもよらないところまで効果が表れたのです。僕の周わりにいる大切な人たちまで変わっていったような気がしたのでした。

ですので、今の自分の気持ちや状況を、しっかりと観察して、知ることはとても大切なことだと思うのです。

良い人間になりたくて

良い人間が、良い人生を歩むことが出来る。良い人間だからこそ、輝く人生を生きることが出来る。つまり、人生を良いものにしたいのなら、良い人間であることが必須のように思えてしまうものです。僕もそう思っていました。

だから、無理してでも良い人間でいようとしてしまったのです。あるいは、本気で良い人間になりたくて、どんな時でも良い人間であるように演じていたんだと思います。

だから、ついつい人の人生まで背負ってしまうのでした。

親のこと。兄弟のこと。パートナーや子供のこと。見返りを求めずに助けるのは当たり前のことだと思っていました。家族なら何処までも付き合うのが当たり前だし、必死になって助けるのが当たり前だと思っていました。どれだけ、嫌なことを言われたりされたりしても、家族なんだから仲良くしないといけない。どれだけ確執が生まれたとしても繋がっているのは当然のことだと思っていたんです。

ですが、母との関係は、どんどんと良くない方向へと向かってしまったのでした。母から、どれだけ否定され虐げられたものか分かりません。自分の尊厳をどれだけ失ったのか分からないくらいです。それでも、耐えるしかないと思っていたんです。具体的に挙げればきりがありませんが、生きているのがしんどいと感じていたのは間違いありません。今だからこそ、冷静になれたから理解出来ます。僕自身が母の人生を背負い込んでいたんだということをです。

人間関係は豊かであることが人生を豊かにすることが出来るのは間違いのないことです。それは子供の頃から、教えられてきたものでもありますから。僕は、小学生になったばかりの頃、歌でもあるように、本気で友達を100人作らないといけないと思っていたくらいでした。

大人になっても、どこかで友達は多い方がいい。知り合いは多い方がいい。そんな風に思っていたのは間違いありません。自分のことなんか顧みずに手を差し出すことこそが友情の証のように思っていました。だから、僕はどんなときも友達思いの人間であるような選択を選んできたわけです。自分がどれだけ苦しくなっていてもどんなに追い詰められていたとしても、良い友達であり良い先輩でいようとしていたんです。それは、自分でもやせ我慢をしているのは分かっていました。そして、本当の自分をさらけ出せないことに、孤独を感じていたのでした。本当に苦しかったです。

知り合いを増やしていくために、行きたくもない飲み会に参加したり、合わない人間とも付き合いをしていたんです。一日が終わると疲れが一気に押し寄せていました。自分の時間なんてありませんでした。自分のことを振り返るとかそんな時間はこれぽっちもありませでした。気がつけば、なりたい将来のためにしていた貯金も底をつきそうになっていたのでした。それは、虚しさしかありませんでした。自分と向き合うことをしないで、人の人生にお節介をするのは、まさに自分の人生よりも他人の人生を優先していた訳です。

会社で出世していくには、良い後輩になって先輩方やお客様といった沢山の人に気に入られる必要があるということを知りました。それがいつしか、どれだけ嫌がらせをされても、我慢して笑顔でいるしかないと思ってしまっていたんです。ただ、仕事というものは、そうした関係性は尽きないものでした。関係性が変わるだけで、どの立場であっても良い人間でなければ受け入れられないのです。ボロがでないようにといつも自分に言い聞かせていました。それでは、どれだけ頑張っていても豊かにはなれなかったし、幸せを感じることは出来なかったのです。それも、後付けではありますが、他人の人生を生きていたことになります。

僕は思うのです。人の価値観や生き方に賛同し参考にするのは良いのかもしれませんが、それを自分の人生にサンプリングしてしまうのは、自分の生き方から大きくそれてしまうのです。まさに人の人生を背負ってしまうものだということでもあります。

そうして、きっといろいろな場面で誰かの人生を背負い過ぎていたんです。それに気付けたのは、自分が立ち直れないくらいボロボロになって壊れてしまったからなんです。手遅れだったんです。色んなことを失ってしまいましたから。

ですが、ようやく自分には自分の人生があるだと気づけたのです。それぞれの人にはそれぞれの人生がある。だから、自分の望みを叶えるために一生懸命になれば良いのだといこと。そう思えたら、困っている人がいても、使命感に駆られて助けるのではなく、自分が助けたいから手を差し出すことができたんです。

自分が背負っているものは、決して背負わなければいけないものはないはずなんです。自分の人生以外は。そう思うと、見守る選択肢だってあるのだということに気づき、気持ちが楽になるのでした。

あなたも人生が何処か苦しくて生きづらくてしんどいものだと感じているのなら、自分の背負っているものを知る必要があるのかもしれません。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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