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ほんとうは後悔しなくていいんです

後悔とは

もしも、あの時に違う決断をしていたのならと思うと、無念な気持ちになってしまいます。こうした後悔という感情を持ってしまうのは、何も僕だけではないはずです。誰の心であっても、後悔を抱えているものです。

僕は思うのです。後悔とは決して悪いものではないのではないかということ。だって、後悔の中には学びや気づきがたくさんあるからです。後悔をばねにしている方はたくさんいらっしゃいます。ですが、その後悔に飲み込まれてしまうと、たちまち、希望と勇気を挫いてしまうものです。

後悔したくなくても後悔するつもりではなくても、今が辛いと感じてしまうと、たちまち後悔してしまうのです。

後悔する必要がないと思えた理由

後悔とは、してしまったことを後から悔やむとあります。

後悔しない生き方を望むも、後悔ばかりが募ってしまうのでした。

僕の中にも大きいものから小さなものまで、あらゆることに関して後悔を抱えてしまっていたんです。

「どうして、あんな会社を選んでしまったんだろう。」「どうして、大切だとわかっていたのにあんな扱いをしてしまったのだろう。」「どうしてあの時に、あんなことをしてしまったんだろう。」言い出してみれば、きりのないことです。

ひとつ分かったんです。後悔していることを頭に浮かべているときに、凄く気分が落ちてしまうこと。どこか悲しくもあり、虚しくも感じてしまうのです。それは、後悔するということは、過去の自分を強く否定していることでもあるから悲しくなってしまうのだということ。後悔しても取り返しのつかないことだということが、すでに分かっているから虚しくなってしまうのだといういことです。

だから、心が重く息苦しくもなってしまうのです。

でも、きちんと思い返してみたんです。その時の決断した自分のことを。そして、決断した後のことを。

なぜなら、その決断は当時の自分にとって、考えられる最良の決断だったはずだからです。

生き方に対する後悔は間違いなく、その時に、自分で導き出して選んだことなのです。

僕が大学に行かないという選択をしたときも、これまで転職して選んだどの会社も、必死になって考えていたことを思い出しすことが出来ました。あの時の自分も必死になって悩んでいたのです。その当時の自分の考えが足りなかったのは、それだけ今の自分が成長したからに間違いありません。

今の自分が必死になれているように、当時の自分だって、思いを持っていたし希望を持っていたんです。そう思うと、後悔によって否定してしまうのは、ためらうものでした。そして、どこか許せるような気持ちになれたきがしたのでした。

そして、自分を許すような気持ちで振り返ってみたんです。その決断は本当にしてはならない決断だったのか。もちろん、後悔となる部分もあるかもしれません。でも、その決断によって得られたことは、間違いなくたくさんあったのでした。

あの時の決断がなければ、今の自分にはないものもたくさんあることに気が付けたのでした。ひょっとすると得られた部分の方が多いかもしれません。

結局のところ、過去の決断が間違っていたのではありません。問題なのは、今の僕が見ている部分だけだったのです。

僕らは、物事をよく正解不正解でみる癖があります。でも、人生において言えばどんなことも、正解不正解なんてないのではないかと思うのです。

それでも、僕は時々、過去の自分が間違っているとしか思ってしまう時があります。でも、その時には、過去の自分を正解に出来るのは、今の自分しかいないのだと思い直しています。今の自分がやっぱり幸せなら、過去の後悔は消えてしまうものだからです。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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